【北海道コンサドーレ札幌】この試合から変えていきたい。【J1リーグ「第7節(VS.サガン鳥栖)」】【レビュー】

こんにちは、もちょです。

今回は、前回に引き続きサッカー視聴歴11年の僕が、北海道コンサドーレ札幌の試合をレビューしていきます。

前回(第6節)の記事はこちら。

前節のタフな試合に続いて、過密日程での試合なのでコンディションが心配ですね。

ルヴァンカップではターンオーバーしていましたが、J1の試合でするんでしょうか。

スタメンが気になりますね。

この試合は何が良かったのか、悪かったのか、誰が活躍したか、得点シーンについてや失点シーンについて、出来るだけわかりやすく書いていこうと思います。

この記事でコンサドーレサポーターはもちろん、Jリーグサポーターの方々もサッカーをより楽しむためのお手伝いが出来れば嬉しいです。

 

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北海道コンサドーレ札幌 J1リーグ第7節 サガン鳥栖戦レビュー

 

●今回の試合について

〇スターティングメンバー

特にターンオーバーは無し。

次の試合も中3日なので、次でするんでしょうか。

 

〇今試合のコンサドーレのサッカー

・攻撃時

ビルドアップの形自体は試合ごとに変えることは無いようですね。

開幕節の記事で詳しく説明していますので、そちらをご覧ください。

形は同じですが、ボールの運び方は毎試合違ってきます。

今試合は相手のマークがきつく、ボールを回すこと自体が困難な試合でした。

鳥栖の守備がかなりハマっていた印象です。

鳥栖はコンサドーレと同じようにマンツーマン守備でしたね。

さらに、鳥栖はいつものワントップ+2シャドーの形から、コンサドーレに合わせて2トップ+トップ下の形にフォーメーションを変えてきていました。

その2トップ+トップ下の選手でビルドアップの要である、宮澤、高嶺、深井選手を完璧に抑えられてしまいましたね。

特に序盤はその3人が機能しなかったので、ボールを繋ぐことが全くと言っていいほど出来ていませんでした。

サイドの田中、福森選手も鳥栖の選手がマンツーマンでしっかりケア出来ている状況でしたし、ボールが上手く回らない影響からかポジショニングが中途半端で、ボールが渡ってもすぐ寄せられてしまうという場面が目立ちましたね。

田中選手はいつも得意としているもう少し高い位置、福森選手も得意な下がり目の少し内側のポジションをあまり取れていませんでした。

シャドーの2人も、かなり下りてきてボールを受けようとしていましたが、相手もマンツーマンで潰しに来ていたので、上手く展開できるところまではいけませんでした。

興梠選手がポストプレーでなんとかボールを収められるようになってから、徐々にコンサドーレがボールを回せるようにはなりましたが、それでも中々チャンスのシーンまで行くことは出来ませんでした。

 

・守備時

そして、守備時のお話です。

今回の試合もいつも通りの人を決めての守備でした。

鳥栖の守備とコンサドーレの守備はかなり似ていましたが、鳥栖の守備が機能しているのとは裏腹に、コンサドーレの守備はキレイに躱されていました。

いつものように、ワントップの選手+シャドーの片方がCBに、もう片方のシャドーがボランチをマークする形を取っていましたが、鳥栖はビルドアップの際にGKがDFラインまで上がって来てボール回しを行っていました。

なので、必然的に数的有利を作られてしまいます。

マンツーマン守備なら尚更ですね。

興梠選手や金子選手が自分のマークへのパスコースを切りながら、相手GKまでプレスにいくシーンは何度かありました。

しかし、必ず相手の中盤の選手が1枚空いている状況になってしまいます。

コースは切っているので、そのままパスを出されることはありませんが、サイドに開いている選手に一度パスを出され、角度を変えられることによって、フリーの中盤の選手へのパスコースが空いて、難なく逃げられていました。

という戦術的に上手くいっていなかった部分もありましたが、今回の試合はコンディションが全体的に悪かったのかなと感じました。

いつもならもっと激しくいっているのになぁとか、あと一歩足が出ないなぁと感じるシーンが多々ありましたね。

鳥栖の守備とほぼ同じ形で守っていただけに、コンディションの違いが目に見える結果となってしまいましたね。

※ここから先はくどくなるので、~選手の“選手”を省略します。

 

〇試合内容

・序盤から鳥栖のゲーム

序盤から鳥栖に主導権を握られましたね。

前述しましたが、こちらのビルドアップの要である宮澤、高嶺、深井が完璧に抑えられたこと。

逆にGKがビルドアップに参加し、鳥栖が気持ち良くボールを回せていたこと。

これによって、全くボールが回せないコンサドーレと、上手く自分たちの戦術がハマった鳥栖で、勢いの違いは明白でした。

・先制された!

なんとか盛り返したいコンサドーレでしたが、鳥栖の勢いは止まらず先制点を許してしまいました。

8番の見事なヘディングシュートでしたね。

後ろから走り込んできて、田中の死角からスッと前に入って来る、素晴らしい動きでした。

嫌な形でボールを失ったので、対応がすべて後手に回ってしまいましたね。

福森が広大なスペースを1人で守らなければならない状況で、そのエリアに2人走り込んできたので実質数的不利の状況を作られてしまいました。

そこからサイドに展開され、フリーでクロスを上げられてしまいました。

クロスの精度ももちろんですが、マイナスの位置にいたにも関わらず、決めた8番を見逃さなかったのも素晴らしかったですね。

19番がニアに宮澤を引っ張った動きにもやられました。

・徐々に…

先制されてしまいましたが、徐々にコンサドーレもボールを回せるようになってきました。

失点直後に、押し込まれた状況から金子の素晴らしい持ち運びで、ロングシュートを狙うシーンがありました。

得点直後にカウンターで失点したくないと思ったのか、コンサドーレのDFラインに対する鳥栖のプレスが若干緩んできましたね。

ほんの若干ですが。

それから少しずつ、菅野さんも使いながらなんとかビルドアップが出来るようになってきました。

さらに、興梠のポストプレーでボールが収まるようになったので、縦パスを出せたり、ロングボールでの攻撃も威力を発揮してきました。

・もう一人いないかなぁ

興梠のポストプレーで少しずつですが、ボールを握れるようになってきたコンサドーレ。

しかし、興梠がかなり下りて行ってしまうので、フィニッシュの場面に人が足りない問題が起こってしまっていました。

もう一人興梠がいればなぁ…

なんて思った今日この頃でした。

・修正してくる

興梠が効いてきていましたが、相手もすぐに修正してきましたね。

菅野さんもビルドアップに参加して、3人で質のいいフィードを興梠に行えていましたが、深井をマークしている相手の14番が菅野さんまでボールを下げた際に、深井を切りながらプレスに出てくるようになりました。

これによって、興梠へのボールが単調なロングボールになってしまうことが多く、相手のCBに潰されやすくなってしまいました。

・前半終了!

キツイ試合ですねー

1失点で折り返せたのは、良かったですね。

お互いマンツーマンの守備でしたが、ビルドアップの際、DFラインにGKが加わったりポジションをローテーションして変えてくる相手の中盤に、かなりやられましたね。

・後半開始!

前半は圧倒されていたので、後半は何かを変えて主導権を握り返してほしい!と思って見ていましたが、序盤は押し込まれる展開が続きましたね。

なんとかギリギリで防いでいる中、カウンターからチャンスが!

サイドチェンジが上手く決まり、ルーカスがフリーで前を向くことが出来ました。

ルーカスのスルーパスから金子が飛び出し、折り返しを興梠のビッグチャンスでしたが、外してしまいました。

この攻撃からもわかる通り、後半から明らかに横への揺さぶりが速くなりましたね。

それに加えて、前の3人が裏に抜ける動きを頻繁に行うようになっていました。

・追加点!

カウンターで点取れるかな?なんて思っていたら、追加点を決められてしまいました。

ロングスローで見事にやられてしまいましたね。

19番のシュートは当たりそこないのような形でしたが、いいコースに飛ばされました。

ロングスローを投げられる選手が1人でもいると、スローインが大きなチャンスになるので、羨ましいなぁと思いました。

・さらに追加点!

64分、さらに追加点を決められてしまいました。

キレイに決められましたね…

相手の13番が大外に張り、DFラインを広げさせられたところに、一つ内側のポジションを取っていた5番への素晴らしいスルーパスを通され、ワンタッチでクロス。

19番が素晴らしい動きで高嶺の前を取り、素晴らしいシュートを決めました。

これは文句なしで崩された失点でしたね。

・4点目…

74分、4点目を決められてしまいました。

見事に13番がどフリーでしたね…

コンサドーレ側がヘトヘトで、もうこの時間には相手のCBの上りについていけなくなっていましたね。

相手のCBとWBがキレイに大外と内側を取っていたので、戻り切れていないコンサドーレのDFは左右に振られまくっていました。

それで、上がって来ていたCBの13番がどフリーになってしまっていたんですね。

そこに素晴らしいクロスが入ってきて、決められてしまいました。

しょうがない、かもしれないですね…

・すっげーFK

ついに5点目を決められてしまいました!

14番のすんごいフリーキック!

この試合を絞めるにはふさわしいゴールでしたね。

この失点も、ライン間で受けられたところを後ろから押してしまってのファウルでした。

終盤はもう、コンサドーレの選手たちは疲れに疲れていたんじゃないでしょうか。

・試合終了!

0-5の大敗!

前節のタフな試合、中3日、九州までの移動など、疲れがたまった状況での試合だったので、終盤に足が止まってしまってバタバタと失点をしてしまいました。

ずっと引き分けで、何かを変えたいタイミングだったので、この試合をきっかけに上昇していって欲しいですね!

 

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●私見

〇もちょ的、今試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)

ここで、もちょの独断と偏見で選んだ今試合のMOMを発表したいと思います!

今試合のMOMは…

金子 拓郎選手です!

前節と同じですねー

苦しい展開でこそ力を発揮してくれる金子選手は、今後も活躍してくれるはず!

前節に引き続き今節も苦しい試合でしたが、持ち前の突破力でチャンスを作っていました。

それに、ずっと走ってくれるし。

すごい!

 

〇その他にも良い選手が

今日の試合では、興梠選手が特に良かったと思います。

前半にボールを握れるようになってきたのは、興梠選手のポストプレーが大きかったと思います。

安定のボールコントロールと、助けに下りてくるタイミングの良さが際立っていましたね。

 

〇ちょっとばかし直してほしい選手

今回の試合は0-5の大敗だったので、たくさん悪かった選手がいる…

ってわけでもありません。

むしろ、皆よく走ったなーと思います。

コンディションに差があったのは言うまでもありませんし、戦術的にもハメられて、どうしようもないことが多かった試合だと感じました。

また次も中3日で試合がありますが、ちゃんと切り替えて頑張って欲しいですね。

ここまで、コンサドーレをたっぷり贔屓して書いてきたので、少しだけ直してほしいプレーについて書きました。

褒めてるだけのレビューだと嘘くさくなるので、正直なレビューだよと言うことを証明するためです。

ファンの皆様怒んないでください、すいません。

 

●まとめ

以上、北海道コンサドーレ札幌 J1リーグ第7節 サガン鳥栖戦レビューでした!

この記事のまとめとしては…

・終始鳥栖ペース

・前半は何とか1点で…

・後半からさらに押される

・追加点!ロングスロー羨ましい

・3点目!左右に振られてフラフラ

・4点目!またフラフラ

・5点目!すっげーFK

・ここから変わっていってほしい

ということでした。

0-5でのショックな敗戦でしたね。

ずっと引き分けが続いていたので、チームも何かを変えなければならないと感じていたはずです。

この試合をきっかけにして欲しいです。

次節は生まれ変わったコンサドーレを見たいですね!

この記事で、より一層コンサドーレの応援、Jリーグの視聴を楽しんでもらえたら幸いです。

では、また!

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