【北海道コンサドーレ札幌】痛恨の退場と風に苦戦…水戸戦レビューと試合まとめ【J2第9節】

こんにちは、もちょです。

今シーズンも、昨シーズン同様に北海道コンサドーレ札幌の試合をレビューしていきます!

今回レビューするのは…

北海道コンサドーレ札幌VS.「水戸ホーリーホック(J2第9節)」

2025年4月12日、J2第9節で北海道コンサドーレ札幌はアウェイで水戸ホーリーホックと対戦しました。

結果は1-3で敗戦となりましたが、試合は思わぬ展開が続く波乱の内容でした。

この記事では、試合の流れや戦術を初心者さんにもわかるようにやさしく振り返ります。

※第8節の記事はこちら

 

スポンサーリンク

 

試合情報とスコアの振り返り

日時・会場

2025年4月12日(土)@ケーズデンキスタジアム

試合結果&得点シーン

北海道コンサドーレ札幌1 – 3水戸ホーリーホック

※得点シーン

(水戸1点目)

 

(コンサ1点目)

 

(水戸2点目)

 

(水戸3点目)

 

スタメン

9戦目のスタメンはこちら!

前節に引き続き、高嶺の左SBを継続。

CBの家泉がお休みというメンバーに。

個人的には田中克幸のスタメンが楽しみです。

 

前半の展開:退場で数的不利、風にも苦しむ

この試合は、両チームが似たフォーメーションを採用し、お互いに人を捕まえる守備が主軸となりました。

コンサドーレは前からプレッシャーをかけ、ボールを奪ってすぐに攻める「ショートカウンター」でチャンスを作る場面もありました。

しかし、水戸の背番号44番の選手が中盤のスペースにうまく下がってボールを引き出し、コンサドーレの守備のバランスを崩します。

ここに対して、コンサドーレのDFが出て行くのか、中盤が残るのか、判断が遅れたまま、徐々に対応が後手に。

そして26分、馬場選手が一発退場。ここから10人での戦いになってしまいました。

そこから、バカヨコを下げてミンギュを投入し、高嶺がボランチ、白井が前線に入る形で4-4-1へ。青木が最終ラインに加わり、守備時には実質5バックとなりました。

上手く守れていましたが、風の影響が大きく、ロングボールの処理ミスを突かれて失点。前半は1-2で折り返します。

 

後半の攻防:戦術変更と積極的なプレス

後半開始と同時に、コンサドーレはフォーメーションを3-4-2へ変更。中村と田中克幸に代わって木戸と長谷川がピッチへ。

注目すべきは、10人にもかかわらずコンサドーレが積極的に前線からプレスをかけに行ったこと。水戸はこの変化に戸惑い、立ち上がりはコンサドーレが試合の流れを掴みかけます。

しかし、時間が経つにつれて水戸が慣れて来て、徐々に対応されるように。

少しずつコンサドーレの守備にズレを生じさせます。そして、ワンタッチで剥がされたところで、そのズレから3点目を奪われ、試合は決定的に。

 

戦術的ポイントと試合分析まとめ

風が与えた影響

今節は風が試合に大きな影響を与えましたね。コンサドーレの1点目、水戸の2点目はどちらも風に助けられた形で生まれました。こうした環境要因も試合戦術には大きな意味を持ちます。

プロなんだし風ぐらい適応しろよ、という意見はもっともですが、コンサドーレのホームであるプレミストドームが風の影響を一切受けないという点を考えると、しょうがないかなという気持ちになっちゃいますよね。

アウェイ特有の戦いづらさが際立った試合でした。

10人での戦い方に見えたコンサドーレの底力

一人少ない状況でも最後まで諦めずに前からプレスをかけ続けた姿勢は素晴らしかったですね。特に後半の入りは戦術的にも機能していました。

どうやって守って、カウンターを仕掛けていくのかという期待をある意味裏切ってくれましたね。

まさか、前線からのプレスを継続どころかさらに激しくし、ボール保持もやめないとは。

あくまでも、自分たちの戦い方を貫いたコンサドーレでした。

改善すべき点と次節に向けた修正ポイント

馬場の退場や守備のズレ、風への対応など、修正すべき点は明確です。試合中に戦術を変える柔軟性はあっただけに、今後の伸びしろに期待です。

 

サポーターとしての感想

1-3という結果は残念でしたが、10人になってからもコンサドーレは戦う姿勢を崩しませんでした。

特に後半の戦術変更と果敢なプレスは、状況に応じて柔軟に対応できるチーム力を感じましたね。

チームとして、後半からしっかり修正できるという点はここまでの戦いからも分かっているところ。

ただ、やはり試合の流れを狂わせた馬場の退場や、風の影響、さらには曖昧だった審判の判定など、戦術を修正しても追いつくまでには至らなかった要因が多々あったのが今節。

悔しさが残る試合ではありましたが、岩政監督の修正力と信念が確かなものだと確認できた試合でもあります。

次節では、再び11人でのフルパフォーマンスを期待したいところです。

 

 

スポンサーリンク

 

まとめ

以上、コンササポのざっくり試合まとめ・感想「第9節・水戸ホーリーホック戦」でした。

序盤の退場と強風という予期せぬアクシデントに見舞われる中、それでも後半には果敢な修正を施し、10人でも積極的に戦う姿勢を見せました。

勝点を持ち帰るには至らなかったものの、次節への希望が感じられる内容だったと言えますね。

 

試合のポイントまとめ

  • 前半26分の馬場の退場が試合の分水嶺
    数的不利によって、戦術的な自由度が大きく制限された。
  • 風の影響が大きく、両チームの得点に影響
    特にロングボール処理のミスが失点に繋がった。
  • 青木をDFラインに下ろし、実質5バックで対応
    守備ブロックをコンパクトに保ち、最小失点に抑える努力は見られた。
  • 後半のシステム変更(3-4-2)と積極的プレスは見事
    木戸や長谷川を投入し、数的不利を感じさせない攻撃姿勢を構築。
  • 水戸が後半途中から札幌のプレスに慣れ、ズレを突いて追加点
    相手の対応力が勝敗を分けた。

次節は、ちゃんと11人対11人が観たいなぁ、と願う限り。

 

※第8節の記事はこちら。

 

(こちらのサイトでコンサドーレの全試合結果を確認いただけます)

コメント

タイトルとURLをコピーしました