こんにちは、もちょです。
今シーズンも、昨シーズン同様に北海道コンサドーレ札幌の試合をレビューしていきます!
今回レビューするのは…
J2リーグ第10節、北海道コンサドーレ札幌は藤枝MYFCと対戦し、2-1で勝利を収めました。
岩政監督の戦術的采配が見事に功を奏した一戦でしたね。
色々な選手がポジションを変えての先発で、ビックリです。
そんな、ポジション変更の理由や狙いも詳しく解説!
この記事では、試合の流れや戦術を初心者さんにもわかるように振り返ります。
※第9節の記事はこちら。
試合情報とスコアの振り返り
日時・会場
2025年4月20日(日)@大和ハウスプレミストドーム
試合結果&得点シーン
北海道コンサドーレ札幌2 – 1藤枝MYFC
※得点シーン
(藤枝1点目)
(コンサ1点目)
#田中克幸 選手の見事なフリーキック⚽
やはり彼の左足はスペシャルです💫🏆明治安田J2リーグ 第10節#北海道コンサドーレ札幌 2-1 #藤枝MYFC#consadole #コンサドーレ https://t.co/B6LjqMwCqd pic.twitter.com/uDzCf8116v
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(コンサ2点目)
ショートコーナーから #アマドゥバカヨコ 選手のヘディング弾🇸🇱#青木亮太 選手と #スパチョーク 選手の連携も見事👏
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スタメン
10戦目のスタメンはこちら!
🔺STARTING XI🔺#深井一希 選手がメンバー入り🔥
🏆明治安田J2リーグ 第10節
🆚#藤枝MYFC
🗓 4/20(日) 14:00KICKOFF
🏟#大和ハウスプレミストドーム#consadole #コンサドーレ#試合も働きごこちも全力応援トランスコスモス#DAZN の加入・視聴が強化につながる📺
→https://t.co/xd11XeceZy… pic.twitter.com/WXPFzuMVtx— 北海道コンサドーレ札幌公式 (@consaofficial) April 20, 2025
メンバーだけを見ると何の違和感もないスタメンなんですが…
試合開始後は、ちょっとビックリな配置でしたね。
試合の流れと前半戦の攻防
失点から挽回への展開
試合序盤、コーナーキックの混戦から失点を許したものの、守備の安定感から盛り返しました。
藤枝が繋いでくるチームだということを逆手に取り、前線からのプレスで果敢にショートカウンターを仕掛けていったんですね。
特に、サイドにボールを出された時のスライド対応が素晴らしく、ボールを持たれているというより、持たせているという印象が強かったです。
具体的には…
- 前線の3枚(バカヨコ、近藤、スパチョーク)で相手のCB3枚を捕まえる
- 頭を超えるorワンタッチでサイドの選手に逃げられる
- SB(高尾、ミンギュ)がしっかり出て行って潰す
- もし、サイドに人数をかけてきたら、ボランチがスライドで対応
このように、誰が誰を捕まえるかが明確になっており、相手にずらされた場合にもしっかり対応する形を作れていたので、足元でボールを繋がれる分には崩される気がしませんでした。
前半30分には田中克幸の鮮やかな直接フリーキックにより同点に追いつきましたね。失点後も慌てることなく自分たちのサッカーを貫いた姿勢が、同点ゴールに繋がりました。
勝機を見出した攻撃パターン
藤枝が前からプレスをかけてくる中、コンサドーレはボール保持から的確なロングボールで相手のプレスを回避する場面が目立ちました。
特に、近藤が外のスペースを活かして相手を翻弄するシーンが随所に見られました。
前節までずっと歯がゆいなぁと思っていた点が、しっかり修正されていたので嬉しかったです。
具体的に説明すると…
- 前節まで近藤が中央に流れてプレーすることが多かった
- 一番の武器であるドリブル突破が中々活かせない
- 今節は大外で待つシーンが増加
- これは、高嶺のCB起用も一役買っている
今節のビックリ配置のうちの一つである高嶺のCB。詳しい解説は後述するので、ここでは割愛します。
前半の終盤には徐々にリズムを掴み、藤枝の守備を崩す局面も増加。同点で折り返した前半戦でしたが、後半への手応えを感じさせる内容でした。
後半戦の展開と逆転勝利への道
主導権を握った攻撃の展開
後半に入ると、コンサドーレがさらに主導権を握る展開に。前線からの積極的なプレスで相手のビルドアップを崩し、奪ったボールから素早く攻撃に転じるシーンが増えました。
前半と変わらず、ショートカウンターからの攻撃が効果的で、藤枝の守備陣を揺さぶり続けます。そして遂に勝ち越しゴールを奪い、スタジアムは大いに沸きました。
この勝ち越しゴールも、相手陣で奪ってからのショートカウンターで得たコーナーキックからでした。試合を通して、スキのないプレスを前線からかけていた結果が出ましたね。
守りきった最終局面
リードを奪った後のコンサドーレは、攻撃の手を緩めることなく、さらに得点を狙う姿勢を見せました。
同時に、前線からのプレスを緩めることなく続けるという戦い方も光りました。選手交代によって前線の2枚を交代。走力のある荒野と白井をそのまま2トップとして投入。
前線の運動量を確保しつつ、最後まで高いレベルでのプレスを維持しようという狙いが見えましたね。
そのまま最後まで守り切ったコンサドーレ。
藤枝の攻撃に対して、最後まで走りぬいた選手たちは素晴らしかったですね。
特に、CBをこなした高嶺と、中盤で走り回った青木が頭一つ抜けていた印象です。
- 最終盤にドリブルで単独突破していった青木のプレー
- 最終盤でも集中して、的確なポジションを取り、相手のクロスを跳ね返した1点物の守備をした高嶺
いつもと違うポジションでプレーした2人が輝く結果となりました。
岩政監督が仕掛けた戦術的革新
ポジション変更の狙いと効果
今節最も注目すべき戦術変更は、通常のポジションと異なる配置で複数の選手を起用したことです。この采配には明確な意図がありました。
まず、高嶺のCB起用。
これの一番の狙いは、左利きの選手を左CBに配置することで対角へのロングボール精度を上げることです。
前述した、近藤が大外で仕掛けるシーンが多くなった理由がこれです。
具体的に説明します。
推測になりますが、近藤が「大外で待つべきか」と「中央に流れるべきか」にはチームの中で明確に決まりがあります。
まず、近藤が中央に流れるべき時。
これは、ボールを繋ぎながら前進する過程で、相手DFラインがしっかりスライド出来ていて、スペースでドリブルの仕掛けが出来ないと判断した時です。
この時は、高尾が大外を取り、コンビネーションで崩そうとします。
そして、本題の大外で待つべき時。
近藤が大外で待つのは、自分と逆サイドの後方でボールを繋いでいる時、つまり左サイド側にボールがあって、まだBOX内にボールが来ない状況の時です。
ここまで説明すれば、なんとなくわかった方も多いはず。
コンサドーレは、同サイドで足元で繋いで崩すも良し、逆サイドに強力なWGを置いて、スペースで仕掛けさせるも良し、という選択肢を複数用意した攻撃を軸に攻めていきたいチームだということです。
ちなみに、バカヨコに当てるという攻撃も、中央で崩すという選択肢もあります。
相手は全てに対応することが難しいので、自ずとどこかに穴が出来るというわけです。
この攻撃の中で、どうしても逆サイドへ精度の高いロングボールを蹴ることのできるCBを配置しなければならないという考えから、西野ではなく高嶺を左CBに置いたんですね。
実際、高嶺の左足による正確なロングパスが右サイドで待機する近藤へ幾度となく供給され、攻撃の起点となりました。
高嶺をCBにすることでこの攻撃が多くなるので、結果的に近藤が大外に張って仕掛けるシーンが多く見られたというわけです。
次に、青木のボランチ起用。
これは、DFラインからのビルドアップを強化する狙いです。
今節、左SBにはミンギュが、左SHにはスパチョークが起用されました。
ミンギュは走力を活かして高い位置に上がるタイプ、スパチョークは中央で仕事をするタイプです。この2人の組合せの場合、DFラインからのビルドアップ時に左SBが立つべき位置に人がいなくなってしまいます。
この状況に加えて、藤枝が前線から同数で捕まえに来ていたので、ビルドアップの出口が必要でした。
ここで、青木のボランチ起用が光ります。
藤枝がプレスをかけてきた際に、青木がDFラインに「下りる」ことで数的優位を作り出し、プレスを回避するためのスペースとパスコースを確保できました。
左SBの位置に下りたり、状況によっては下りなかったりと、藤枝のプレスを惑わせる動きをしてくれていましたね。
海外サッカーをよく見る方なら知っている「クロースロール」ってやつです。
この2つの変更が上手くハマった今節でした。
長々と説明してしまいましたが、今後も新しい戦術が見られた時は詳しく解説していこうと思います。
前線からのプレスと即時奪還の徹底
コンサドーレの守備は、前線からの積極的なプレスと「即時奪還」の意識の高さが際立っていました。
ボールを失った直後にすぐさま取り返しに行く姿勢が、藤枝のリズムを崩す大きな要因となりました。
特にボランチに配置された西野は、フィジカルの強さを活かして相手のワントップを封じ込め、ボール奪取に貢献。
おそらく、高嶺をCBに起用するためのコンバートだったと思うのですが、この変更も上手くいきました。
サポーターとしての感想

2-1で逆転勝利!ホーム連勝!
先制された時は、またセットプレーからだよー、とうなだれていましたが、田中克幸のFKで復活。
新しい戦術も見られて、ホクホクの今節でした。
勝利したのはもちろんですが、個人的には岩政監督が「ちゃんとしている監督」だと分かってきて、テンションが上がっております。
結果が出ていなかった序盤は、特に策も見えず、苦しいなぁという内容でした。
しかし、4バックに変えてから、修正はちゃんとするは、新しい戦術が出て来るはで、見ごたえのある試合をしてくれています。
今節の大量のポジションコンバートも、その狙いを探るという作業は大変だけど楽しかったです。
一丁前に狙いはこうだ!と書きましたが、あくまで推測なので外れてても許してください。
正解が出て来るわけじゃないんですけどね。
とにかく外から観ていて、ポジションの変更によるメリットを整理すると、左利きのCBがどうしても置きたかったし、DFラインからビルドアップする上で青木のセンスが必要だったと感じました。
着実に試合内容も良くなってきているので、次節以降も見ごたえのある試合を期待しましょう。
勝ちもね。
最後に、荒野と深井が出場したことは非常に良かったと思います。チームにとってもサポーターにとっても。
🕕FULL TIME🕕
逆転勝利❤️🔥ホーム2連勝🔥
本日も応援いただき、誠にありがとうございました!🏆明治安田J2リーグ 第10節#北海道コンサドーレ札幌 2-1 #藤枝MYFC#consadole #コンサドーレ#DAZN の加入・視聴が強化につながる📺
→https://t.co/xd11XecMP6 pic.twitter.com/aSDu355STn— 北海道コンサドーレ札幌公式 (@consaofficial) April 20, 2025
まとめ
以上、コンササポのざっくり試合まとめ・感想「第10節・藤枝MYFC戦」でした。
先制点は獲られたものの、逆転で勝利!ホームで連勝となりました。
大量のポジションコンバートという、大きな戦術的変更もあった中で、それが上手くいき、逆転勝利したことは今後のチームにとって大きな追い風となりそうです。
試合のポイントまとめ
- 高嶺のCB起用、西野のボランチ起用
- 青木のボランチ起用、スパチョークが左SH、田中克幸がトップ下に
- コーナーキックからあっけなく失点するも、スーパーフリーキックで同点
- 前線からのプレスが洗練されてきた
- 何度も相手陣でボールを奪うことに成功
- コーナーキックから完璧な逆転弾
- 選手交代もお見事
- 守りきるために戦い抜いたキャプテンとエース
最近は見ごたえのある試合ばかりで、楽しいですね。
ここからGWの連戦が始まります。
1つでも多く勝ち点を獲って欲しいですね!
※第9節の記事はこちら。
(こちらのサイトでコンサドーレの全試合結果を確認いただけます)





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