【北海道コンサドーレ札幌】コンササポのざっくり試合まとめ・感想「35節・セレッソ大阪戦」

こんにちは、もちょです。

今回は、 北海道コンサドーレ札幌 「VS.セレッソ大阪(J1第35節)」の感想と分析です!

サッカー観戦初心者さんにもわかりやすいように試合内容をざっくりと、そしてコンササポなりの感想は熱く語っていこうと思います!

コンサドーレの応援に役立つ情報や、コンサドーレへの想いを共有できればと思います。

第34節の記事はこちら

それでは、コンサドーレの戦いを「分析・振り返り」していきましょう!

 

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試合前の期待と注目ポイント

J1リーグ第35節は、ホームのコンサドーレがセレッソ大阪を迎えた一戦。

コンサドーレは前節で完勝した流れに乗って、守備の安定感を強みに勝利を狙いたい試合でした。

青木と近藤のコンディションの良さが攻撃にどれだけ影響を与えるか、そして武蔵がどれだけ前線で起点になってくれるかというところが注目ポイントですね。

 

スターティングメンバー

盤石の最終ラインは今節も継続。

ベンチに浅野が帰ってきましたね!

怪我明けなので出場するとしたら少しの時間だと思いますが、期待したいです。

 

試合展開の概要

ここでは、試合の内容をざっくり解説していきます!

どんな攻撃、どんな守備、どの選手が活躍したかなど、分かりやすくまとめています。

 

コンサドーレの先制点と試合の序盤

試合開始直後から、コンサドーレ札幌は攻撃的な姿勢を見せ、素早い裏への攻撃を徹底していました。

前線で武蔵がボールをしっかりとキープし、ロングボールを捨て球にしない意識が際立っていましたね。

そこに、青木や近藤が走り込む展開が多く見られ、攻撃のテンポが良かったです。

早い時間帯に先制点を獲れたのも大きかった。

この得点については後で詳しく触れますが、チームとして縦に速い攻撃を意識できていたからこその得点でした。

 

前半の攻防と戦術のポイント

前半は、コンサドーレがうまく試合をコントロールしていました。

押し込む展開の中で、馬場をボランチに置くことのメリットが存分に出ました。

足元の上手さでパスを散らしながら、奪われた直後の前に出る守備でも活躍。

しかし、セレッソが4-2-3-1にシステムを変えて、トップ下が前に出る形の2トップでのプレスに切り替えてからは少し流れが変わりました。

コンサドーレは大崎が下りてDFライン4枚を作る形でビルドアップをしますが、そこに上手くハメてきたわけです。

完全に虚を突かれて、自陣で奪われるシーンが多発しましたが、これに対応して武蔵にロングボールを当てる形に変更。

これが効いて、一時的に相手のプレスをかいくぐることができました。

 

セレッソの「左肩上がり」と奥田の役割

後半、セレッソ大阪はカピシャーバを投入し、左サイドに配置。

交代によって左SBになった19番為田が高い位置まで攻め上がり、カピシャーバが内側に入る動きを見せました。

いわゆる「左肩上がり」の可変です。

この配置は、コンサドーレの守備陣を混乱させました。

左肩上がりなので、そちらのサイドが混乱したのかな?と思いきや、コンサドーレがやられたのは逆サイド。

ここで最も厄介だったのが16番の奥田です。

16番の奥田は、左肩上がりの可変になったことで、右のCBのような立ち位置に。

このポジションチェンジによって、コンサドーレの菅と青木がマークを見失う羽目になったんですね。

詳しく解説すると…

本来、奥田のマークは菅です。

しかし、奥田がDFラインに残るので、菅がそこまで出て行くのは現実的ではありません。

実質的にフリーが出来てしまいますよね。

なので、近くにいる青木が奥田をマークします。

そうすると青木がマークしていたボランチが空いてしまうわけです。

それを嫌って、青木は中央に絞りながら奥田にボールが出たら牽制するという修正をしました。

これは青木が見事。

ここで、普通の選手であればDFラインでボール回しに参加するだけなので、そこまで脅威にはならなかったんですが…

奥田は違いました。

青木が中央に絞れば大外でプレーしたり、自分に付いてくれば内側に上がってボランチと入れ替わって中盤をやったり、菅が思い切って出てくればシンプルにルーカスに縦パスを付けたりと自由自在。

3CBの一角に可変することで、自由にプレー出来るようになって真価が発揮されたようでした。

これにより、セレッソは効果的にボールをルーカスに渡し、ミンギュとの1対1の状況を多く作ることができました。

ここで起点が出来ていたんですね。

結果的に押し込まれる展開となってしましまいました。

 

カピシャーバの推進力と奥田のサポートが試合を動かす

セレッソにとって「左肩上がり」の可変にしたことのメリットはもう一つありました。

カピシャーバが内側に入ってプレーすることで、カウンターが非常に強力になることです。

カピシャーバの推進力のあるドリブルを、コンサドーレは全く止めることができませんでした。

失点の場面が、まさにという感じ。

はじき返したボールをそのまま拾われてカピシャーバの前進と粘りでゴール前の攻撃を作られてしまいました。

ちなみに、失点の場面でも奥田のオーバーラップが効いていて、やはりキーマンは奥田だったなと痛感させられました。

 

得点シーン

ここでは、得点シーンをハイライト映像付きのポストで振り返りながら、見ていきます。

 

コンサドーレ札幌

岡村のワンタッチパス、お見事でしたね。

武蔵のフリーランも素晴らしかったですし、菅も冷静に駒井に流しました。

駒井が得意のタイミングずらしでシュートを狙ったことで、青木が上がる時間を稼げましたね。

フィニッシュかつトップスピードでのプレーであの落ち着きは流石の青木。

たくさんの選手が関わった、良いゴールだったんじゃないでしょうか。

 

セレッソ大阪

カピシャーバの前進と粘りはこのシーン以外にも、たくさんコンサドーレを苦しめていました。

カピシャーバでゴール前まで押し込んで、そこからあの田中駿汰のパスですよ。

逆に展開すると思ったんですけどね。

あの間抜いてくるとは。

柴山も良いシュートを打ったんですが、その前の奥田のオーバーラップが絶妙でした。

完全にミンギュが釣られて、シュートコースが空いちゃいました。

ここでも奥田か…

 

試合の感想と次戦への期待

1-1の引き分け!

 

悔しい引き分けになりましたね。

基本的にはコンサドーレのペースで試合は進みましたが後半の終盤は完全にセレッソに流れを持っていかれてしまいました。

1点を早めに獲ったことは素晴らしいんですが、その後に攻めるのではなく守り切るようなスタンスで戦ってしまうのが問題ですかね。

前節は2点目を獲れたから良かったものの、今節のように侵入を許している中で守りに入るような交代や意識だといつか失点するのは目に見えています。

実際に失点もしました。

たしかに、残りの試合を全勝しないといけないというプレッシャーはあるかもしれませんが、なんとか勇気を振り絞って2点、3点獲りに行くのを観たいところ。

どうやら、今節は約26,000人ものサポーターがプレドに詰めかけたということで、勝って欲しかった。

 

あと3戦、悔いのないような試合を期待したいですね。

 

 

 

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まとめ

以上、コンササポのざっくり試合まとめ・感想「35節・セレッソ大阪戦」でした。

守り切るという戦い方ではダメなんだ、ということがよく分かった試合だったんじゃないでしょうか。

守備が安定していることは良いことですが、点を取るのがコンサドーレだったはず。

残り3戦、全勝はもちろん、たくさん点を獲るところが見たいですね。

それでは、また!

※34節の記事はこちら

 

(こちらのサイトでコンサドーレの全試合結果を確認いただけます)

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