【北海道コンサドーレ札幌】磐田戦は序盤3失点が響く苦い敗戦|試合レビューとまとめ!【J2第14節】

こんにちは、もちょです。

今シーズンも、昨シーズン同様に北海道コンサドーレ札幌の試合をレビューしていきます!

今回レビューするのは…

北海道コンサドーレ札幌VS.「ジュビロ磐田(J2第14節)」

開始直後の衝撃。そのあとも厳しい展開が続き、「今日はもうダメか…」と思った方も多かったかもしれません。けれど、そこからコンサドーレは一歩も引かず、ピッチで確かな変化を見せてくれました。

J2第14節、ホームで迎えたジュビロ磐田戦。序盤から苦しい流れの中で、何が起こり、どう立て直しを図ったのか。そして最後に、どんな姿を見せてくれたのか――。

一つひとつを振り返ると、単なる敗戦では語れないポイントがたくさん見えてきます。

この記事では、試合の展開だけでなく、采配の意図や選手たちの変化にも触れながら、コンサドーレの“今”を深掘りしていきます。

※第13節の記事はこちら

 

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試合情報とスコアの振り返り

日時・会場

2025年5月6日(火)@大和ハウスプレミストドーム

試合結果

北海道コンサドーレ札幌 2 – 4 ジュビロ磐田

スタメン

14戦目のスタメンはこちら!

ついにスタメンが前節と全く同じに。

手応えがあった、前線からの守備と2トップのダブルターゲットでの攻撃が今節も見られそう。

 

お互いの基本フォーメーション

コンサドーレ

今節は特殊なので後半からのフォメも載せておきます。

※スタート

 

※後半から

 

ジュビロ磐田

 

試合の流れ|コンサドーレ札幌 vs 磐田の全体像

試合序盤に3失点、苦しい展開に

コンサドーレはキックオフ直後の1分、磐田のロングフィードに高尾が対応しきれず、ボールが背後に流れてそのまま先制点を許しました。

そこから立て直す間もなく、20分には相手のフリーキックをクリアしきれずオウンゴール。さらに25分には相手のシュートのこぼれ球を家泉がフリーで処理しきれず押し込まれ、前半25分で早くも0-3と厳しいスコアに。

チームとして、集中力不足や判断ミスが目立ち、非常に重い立ち上がりとなりました。

 

前半途中の交代でフォーメーション変更

このままでは試合が崩壊しかねない状況で、監督は前半のうちにバカヨコとゴンヒを下げ、田中克幸とサンチェスを投入。システムを変更して3バックへ。

DFラインは右から西野、家泉、高嶺の3人に。中盤には荒野と田中克幸が入り、左右には中村と高尾を置く形に。青木をトップ下に、2トップは近藤とサンチェスで臨みました。

この変更によってボール保持が安定し、特に田中克幸がロングフィードの起点となり、前線に効果的にボールを供給できるようになりました。

前半の残り15分ほどで決定機を3回作りましたが、得点には至りませんでした。

前半のこの時間帯に得点出来ていれば…違った結果になっていたかもしれません。

 

後半の反撃と2ゴール

後半頭から荒野に代えてスパチョークを投入。青木をボランチに下げ、さらに攻撃的な布陣へシフト。65分には青木に代えて白井を投入し、田中克幸とスパチョークのボランチという超攻撃的な布陣を採用しました。

しかし70分、自陣の守備でDF2人が入れ替わられると、カバーに入るのが田中克幸に。マークがズレた隙を突かれて4失点目を喫しました。

この超攻撃的シフトのデメリットが出てしまいましたね。

その後は近藤に代えて長谷川を投入し、家泉を前線に上げて空中戦を狙うクロス攻撃にシフト。この変更が功を奏し、77分にクロスから1点、さらに81分にも同様の形で追加点を奪取。

2点差まで詰め寄りましたが、それ以降は攻め手を欠き、2-4で敗戦となりました。

 

戦術分析:ミスと修正、両方が見えた試合

磐田の強度あるプレスに苦戦

前半、磐田は前線からの鋭いプレスでコンサドーレのDFラインにプレッシャーをかけ続けました。コンサドーレはビルドアップができず、仕方なく2トップにロングボールを当てる形に切り替えました。

しかし、頼みの前線2枚も中々競り勝てず、ほとんどセカンドボールも拾えない苦しい展開が続きました。それでも中盤を省略せざるを得ず、攻撃の組み立てが機能しませんでした。

 

フォーメーション変更でリズムを取り戻す

3失点後の選手交代で3バックにシフトし、DFラインでのボール回しが安定。田中克幸が中盤に入ったことで、質の高いロングボールを供給できるようになり、相手のDFライン裏を突く形が増加しました。

特に、近藤と中村がサイドの裏を取り、一気に相手ゴール前まで迫る攻撃がかなり効いていました。

そのおかげで磐田の最終ラインが後ろに下がり、コンサドーレは中盤でもボールを保持できるようになりました。

さらに、磐田が下がり前プレがかかりづらくなったことで、DFラインに余裕が生まれたことも大きかったですね。

3バックの右から西野がボランチへ上がる可変も状況によって行い、より中盤に人を増やし、ボールを前進させられるようになりました。

 

WB活用による前進と限界

後半から磐田は、プレスの形を変更。前線の3枚でコンサドーレの3CBを捕まえ、トップ下の選手はボランチを抑える役割に。(↓画像)

ここで、空いてくるのが両WB。

画像のように、磐田の中盤3枚に対して、コンサドーレはシャドーを含めて4枚に。

磐田はWBに対してSBを前に出して対応しようとしてきましたが、中盤の枚数差によってシャドーの存在が気になり、対応が遅れる場面が多々ありました。

(画像では青木が浮いていますが、ここにボランチが出て来きます。その裏をコンサのシャドーが取ります。そこにボールが入るとSBが対応せざるを得ません。つまりSBに出て行きづらくなります。)

これによりWBがフリーになる瞬間は生まれましたが、そこから先の精度とアイデアが足りず、チャンスを決め切るには至りませんでした。

一度だけ、高尾がボールを持った際に、近藤が右大外に流れてフリーに。そこからCBを引き出して1対1でぶち抜く、という良い攻撃のシーンがありましたが、その後は見られず。

個人的には、シャドーに白井を投入、右WBを近藤にしておけば、単独で突破する機会が多くなったんじゃないかなと。

しかしそれだと、守備面での問題やカウンター時に近藤の位置が低すぎてしまうなど、他の問題が出てきそう。

難しいですね。

 

家泉最前線、クロス主体の攻撃|磐田の対応

終盤には家泉を最前線に上げて、クロスから得点を狙う形に。実際に2得点につながったように、高さを活かす狙いは成功しました。

ただし、その後は磐田が4-2-4のような布陣で最前線から牽制をかけてきたため、コンサドーレは再びビルドアップの時点で苦しみました。

コンパクトなミドルブロックで構えながら、コンサドーレのDFラインがボールを持つと前線の4人でじわじわと圧をかけてきます。

ここでスペースが出来るのは画像で示した通り、2枚しかいない中盤のところ。特にサイドは人がいないため、ぽっかりと空いてきます。

コンサドーレは、ここに人とボールを送り込むんですが…

ミドルブロックで構える磐田の中盤脇にボールが渡っても、クロスを上げるには距離があるし、前進しようにもサポートがありません。

困っているうちに、磐田のサイドの選手が戻って来て対応されてしまいます。

結果的に、距離のある位置から無理にクロスを上げるしかなくなりました。

そもそも、良い位置からクロスを上げさせない、という磐田の見事な対応でした。

 

得点シーン

ジュビロ1点目

 

ジュビロ2点目

 

ジュビロ3点目

ジュビロ4点目

コンサ1点目

コンサ2点目

サポーターとしての感想

失点からの修正は見事だった

序盤の3失点は痛恨でしたが、その後のフォーメーション変更と選手交代による修正は素晴らしかったんじゃないでしょうか。

特に田中克幸のロングフィードや、終盤の家泉の前線起用は効果的でした。

前線に当てる攻撃一辺倒ではなく、ちゃんと繋ぐことで前進できる形に変えたのも良かったですね。

 

守備の整理とフィニッシュの精度が課題

失点の多くは守備陣の連携ミスと個人の判断ミスから生まれました。また、前半終盤の決定機を決めきれなかったことも響きました。

球際の強さ、集中力、そしてフィニッシュの精度は今後の課題です。

 

中2日の影響はあるが、それでも勝ち切る力を

中2日での試合という厳しい日程の中でのパフォーマンスでしたが、磐田も同様の条件でした。

今後は試合の入り方や守備の安定感を改善し、どんな状況でも勝ち点を取れるチームに成長していって欲しいですね。

 

 

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まとめ

以上、コンササポのざっくり試合まとめ・感想「第14節・ジュビロ磐田戦」でした。

この試合は、序盤の致命的なミスで早々に3点を失いながらも、そこからの修正と終盤の反撃には一定の収穫があった一方で、「守備の整理不足」と「決定機で決めきれない課題」が改めて露呈した90分でした。

 

試合のポイントまとめ

  • 開始1分での失点から25分で3失点と、試合の入り方に大きな問題
  • 守備陣の判断ミスと連携ミスが連続失点の主因
  • 中2日での連戦により球際・切り替えで磐田に後れを取った
  • 前半途中での3バック変更が効果的に機能し、ペースを奪い返す
  • 田中克幸の投入でロングフィードが通り、裏抜けが増加
  • WBの位置を活かした攻撃で後半にチャンスを複数創出
  • 終盤は家泉を前線に上げたクロス攻撃で2得点を返す
  • 最後は磐田に対応され、決定機を作れず2-4で敗戦
  • 「守備の整理」「試合の入り」「決定力不足」が今後の明確な課題

磐田のハイプレスに対して後手を踏んだ前半から、3バックへの変更で主導権を奪い返した戦術的対応力は相変わらず素晴らしかったです。

とはいえ、試合の入り方と守備の集中力が整わなければ、どれだけ良い修正をしても勝ち切るのは難しいのもまた事実。

次節に向けては、「試合の入り方」「守備の連携」「攻撃の質」の3点に明確な改善が求められます。

 

※第13節の記事はこちら。

 

(こちらのサイトでコンサドーレの全試合結果を確認いただけます)

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