【北海道コンサドーレ札幌】コンササポのざっくり試合まとめ・感想「30節・東京V戦」

こんにちは、もちょです。

今回は、 北海道コンサドーレ札幌 「VS.東京ヴェルディ(J1第30節)」の感想と分析です!

サッカー観戦初心者さんにもわかりやすいように試合内容をざっくりと、そしてコンササポなりの感想は熱く語っていこうと思います!

コンサドーレの応援に役立つ情報や、コンサドーレへの想いを共有できればと思います。

第29節の記事はこちら

それでは、コンサドーレの戦いを「分析・振り返り」していきましょう!

 

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第30節( 北海道コンサドーレ札幌 VS.東京ヴェルディ)

スターティングメンバー

馬場が久しぶりにスタメンですね。

菅がベンチなので、左WBがミンギュなのか青木なのか。

上手くいっている形がキープされることを願いましょう。

 

ざっくり試合内容( 北海道コンサドーレ札幌 目線)

ここでは試合を戦略や戦術といった細かい部分で見ていきます。

コンサドーレを応援できれば楽しい!

サッカーの細かい戦術なんて気にしてたら酒を飲みながら観れないじゃない!

と言う方はここをすっ飛ばして“感想”を読んで頂ければと思います。

 

コンサドーレの戦い方

〇基本的には…

  • シンプルに前線へ
  • ボランチが一枚下がって4バックを形成
  • サイドチェンジでスペースへ
  • 前線からマンツーマンで守備をする
  • ショートカウンター狙い

 

〇試合中のコンサドーレ

ここでは、今節のポイントをコンサドーレ目線で3つほど解説していきます。

まず一つ目は「メンバー変更」についてです。

今節は菅が左WBではなく、青木の左WBで馬場が久々の先発。

そして、高尾が前半10分に負傷交代してしまいました。

これによって、前節まで上手くいっていた3-1-4-2から4-4-2に可変して駒井と青木が2枚でビルドアップに関わる形を採用しなくなってしまいましたね。

(上手くいっている形については前節の記事で解説しています。)

元の点を獲れていなかった頃に戻りました。

相手FWの後ろに人がいなくなるやつですね。

それを表したかのように点を獲れなかった今節。

何よりも問題なのは、上手くいっていたのに出場する選手によって変わるということは、チームとしての決め事ではなく、自然とそうなっていたということです。

つまり、たまたまあの形になっていたと。

大崎が累積で出場停止、高尾も怪我で欠場濃厚となると、次節も上手くいかない可能性が高いです。

高尾の怪我が続くと、どんどん良い形での試合が少なくなっていきますし。

勝ちを1つでも多く積み上げていきたいコンサにとって、かなりの逆風ですね。

 

次に2つ目は「高尾が代わったことの影響」についてです。

1つ目のポイントでも触れましたが、高尾の交代が攻守共にコンサにとってマイナス過ぎました。

交代で入った馬場を責めるというよりは、高尾が良すぎるというお話です。

馬場は、足元が上手く対人の守備も強いという利点があります。

しかし、立ち位置やパスの出しどころ、守備のポジショニングを間違えるなど、コンサのビルドアップやマンツー守備において重要な頭を使う部分はまだまだ発展途上です。

逆に高尾は、足元の柔らかさこそ馬場ほどではありませんが、攻守共にポジショニングが秀逸で、気の利き方、フィードの正確性など、コンサ全体の中でも頭一つ抜けています。

なので、今のコンサの右CBを任せるとなると高尾になるんですね。

分かりやすいのは1失点目の場面。

縦パスに対して対応が遅れた馬場が中途半端に出て行ってしまったスペースをつかれたところからの失点でした。

おそらく、高尾であれば離さずに潰しに行っていたか、裏をケアするのに下がってたでしょう。

さらに攻撃時にも表れていましたね。

皆さん。

今節は、なんとなく近藤が孤立することが多いなぁと感じたんじゃないでしょうか。

それでも何度かぶち抜いていた近藤はすごいんですが…

これも、高尾のようなオーバーラップ、インナーラップが無かったからですね。

随所で高尾だったらなぁ…と思うことが多い試合でしたが、馬場は決して悪い選手ではないので使うポジションを今一度整理してみて欲しいですね。

(今節のスタートみたいな中央のボランチだったら良さが出て、粗さが目立ちにくかったのに)

 

3つ目のポイントは「ほぼ意味のないパワープレー」ですね。

これがこの試合のすべてなんじゃないでしょうか。

70分辺りから岡村まで上げて、サンチェス、バカヨコと3枚並べてのパワープレーに出ましたね。

しかし、中々ボールをBOX内に上げないし、上げたとしても角度が付けられない状況で上げるのでヴェルディのGKに難なく触られていました。

やっとサイドから上げられる!と思っても、なぜか低いクロスを上げます。

さらに、頼りのサンチェスとバカヨコですが…

この2選手は競り合うのがそんなに好きじゃないんじゃないでしょうか。

外から見ての勝手な感想ですが、身長は高いけど足元とか裏抜けのスピードで勝負したいタイプに見えます。

なので、この2人に長いボールを送るよりも岡村が競ってこぼれを拾わせたかったんですが、2人とも相手DFライン上にいて、拾えるもんも拾えない状態に。

挙句の果てにはセカンドボールを拾う人数が足りず、カウンターで2失点目。

勝負アリ。

パワープレーをすること自体は賛成ですが、もう少しディテールを詰めてやって欲しかったですね。

これなら、いつも通り攻めていた方がまだ得点のチャンスがありましたね。

 

東京ヴェルディの戦い方

〇基本的には…

  • シンプルに前線へ
  • ハイラインでコンパクト
  • しっかりと同サイドに追い込む守備
  • 20番木村が良い選手すぎる

 

〇試合中の東京ヴェルディ

ここではヴェルディについて、2点ほど試合のポイントおさらいしていきます。

まず一つ目は「守備がとにかくいい」ことです。

コンサが点を獲れなかったのは、コンサが自滅したようなもんだと先ほど書きましたが、ヴェルディの守備の良さも要因の一つです。

ヴェルディの守備はいわゆる同サイド圧縮。

コンサドーレが繋ぐのに対して、まず20番のワントップがCB間を切りながらサイドまで追いやります。

そこから、同サイドのシャドーの選手が出て来てコンサのSB(ミンギュor馬場)にプレス。

コンサドーレのSBは出しどころが後方のCBのみになります。

しかし、CBも同サイドは20番が、逆サイドは逆のシャドーが抑えに来ていたので無理やり前に蹴るか、リスクを取って菅野さんまで戻すしかありません。

菅野さんへ戻すとそのまま20番がプレスをかけてきます。

コンサのアンカーにもしっかりボランチの7番がついてきていたので、ロングボールで逃げるか無理やりドリブルなりワンツーなりで突破するしかありません。

そうすると、どちらにせよヴェルディボールになってしまう確率が高くるわけですね。

こうして回収したボールを、すぐさま前線へ。

人数をかけて攻め切るという、まさに攻守一体の良いチームでした。

 

2つ目のポイントは「20番木村が良い選手」です。

なんか前回対戦時の記事にも書いた気がしますが、20番の木村が強力過ぎましたね。

ボールキープも出来るし、裏に抜けることも出来る。

特に守備が上手かった。

常に片方のCBを消しながら、もう片方のCBに圧をかけていましたし、しっかり後ろがついてきているか確認しながらプレスをかけていました。

自分一人の時は無理しないってことですね。

状況判断が的確なFWでした。

得点こそありませんでしたが、ヴェルディの攻守において中心だったことは間違いありませんね。

 

得点(コンサは失点)シーン

※1点目

裏を取られた時点で勝負ありでしたね。

なんとか菅野さんも含めてクリアしようとしたんですが…

こぼれはヴェルディ側に。

悔しい失点ですね。
※2点目

これはもうしょうがない失点です。

前がかりになっていたので、自陣がすっからかんなのはやむを得ず。

良いシュートでしたね。

 

感想

0-2で負け!

残留から遠のいてしまいました。

 

今節負けたのはもちろん痛いですが、この先も不安になるような試合でしたね。

高尾の負傷と大崎の累積。

そして何よりも、上手くいっていた形がたまたまだったということが判明してしまいました。

ヴェルディの守備が良かったということもありますが、見事に点を獲れ無かった。

これが痛手です。

 

 

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まとめ

以上、コンササポのざっくり試合まとめ・感想「30節・東京V戦」でした。

0-2で悔しい負けでしたね。

パワープレーも状況によってはアリですが、あの内容ならいつも通り攻めていた方が…

と、いろいろ言いたくなりますが、終わってしまったものはしょうがないので次勝つことだけを願って応援しましょう!

それでは、また!

※前節の記事はこちら

 

(こちらのサイトでコンサドーレの全試合結果を確認いただけます)

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