【北海道コンサドーレ札幌】コンササポのざっくり試合まとめ・感想「29節・川崎戦」

こんにちは、もちょです。

今回は、 北海道コンサドーレ札幌 「VS.川崎フロンターレ(J1第29節)」の感想と分析です!

サッカー観戦初心者さんにもわかりやすいように試合内容をざっくりと、そしてコンササポなりの感想は熱く語っていこうと思います!

コンサドーレの応援に役立つ情報や、コンサドーレへの想いを共有できればと思います。

第28節の記事はこちら

それでは、コンサドーレの戦いを「分析・振り返り」していきましょう!

 

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第29節( 北海道コンサドーレ札幌 VS.川崎フロンターレ)

スターティングメンバー

スタメンがだんだん固定されてきましたね。

戦い方が定まってきた証拠かな?

青木と近藤は調子良さそうなので今日も爆発して欲しいところ。

 

ざっくり試合内容( 北海道コンサドーレ札幌 目線)

ここでは試合を戦略や戦術といった細かい部分で見ていきます。

コンサドーレを応援できれば楽しい!

サッカーの細かい戦術なんて気にしてたら酒を飲みながら観れないじゃない!

と言う方はここをすっ飛ばして“感想”を読んで頂ければと思います。

 

コンサドーレの戦い方

〇基本的には…

  • シンプルに前線へ
  • ボランチが一枚下がって4バックを形成
  • サイドチェンジでスペースへ
  • 前線からマンツーマンで守備をする
  • ショートカウンター狙い

 

〇試合中のコンサドーレ

ここでは、今節のポイントをコンサドーレ目線で3つほど解説していきます。

まず一つ目は「川崎のプレスに対して後手後手」になってしまった点です。

最近のコンサドーレはシンプルに縦に速くという攻撃を主に使います。

しかし、川崎のプレスがあまりにも速くて、奪って少し躱そうかな?と考えているだけでボールを狩られる状況でした。

2トップ気味で組んでいた、スパチョークと武蔵を狙う長いボールを蹴りたいんですが…

それすらさせてくれない程速くて強いプレスでしたね。

どうしても無理やり躱そうとして奪われるか、クリアするのが精いっぱいというボールになってしまっていました。

これによって、前半は耐える展開に。

全くと言っていいほどコンサドーレがキレイに前進できるシーンがありませんでした。

 

2つ目のポイントは「早めの3枚代え」です。

58分に菅、スパチョーク、大崎を下げて、中村、荒野、宮澤を投入。

一気に流れを変えに行きました。

この交代の効果は1得点目を見ていただければ分かるでしょう。

中村の持ち運びから始まり、前線でプレーするようになった青木がゴールを決めました。

前半はキレイに前進できなかったコンサドーレ。

後半も特にパス回しからゴール前まで迫ったというシーンはほとんどなかったんじゃないでしょうか。

それでも、2得点を奪えました。

青木のポジションを上げたことと、中村の起用が当たった形ですね。

交代策がちゃんとハマって、3連勝です。

 

最後のポイントは「今日もキレキレの近藤」です。

前節、早めの時間帯に足をつっちゃったので、少し心配していましたが今節も元気でした。

WBが裏を狙う攻撃に関しては前節にもお伝えしました。

※前節の記事はこちら

今節もしっかり裏を狙っていましたね。

最近はコンサドーレの最大の武器になってきている近藤のサイド。

少し前の金子を彷彿とさせますね。

川崎のプレスが速すぎてあまり機会はありませんでしたが、DFラインからビルドアップする際にも近藤を活かす形になっています。

皆さんも知っての通り、コンサドーレは3-4-2-1(前節と今節は3-1-4-2)から可変で4バックを作ります。

基本、大崎が下りて4バックを作るんですが、この時のSBの立ち位置に注目です。

画角でイメージしていただくと分かりやすいのですが、コンサドーレがDFラインでボールを回している時、右の高尾は画面に入らないくらい高い位置、逆に左のミンギュはCBと同じラインに残っています。

これはどういうことかというと、右肩上がりの形でビルドアップしているということなんですね。

もちろん、状況に寄りますが。

なんと、コンサドーレ、2回可変してるってことです。

たまたまなのか決まっているのかは分かりませんが。

大崎が下がって4バックを作る可変が1回目。

高尾が上がって、また3バックを作る可変で2回目。

・・・・・

と思ったんですが、単にスタートのフォーメーションが4-4-2になっているのかもしれません。

図の“可変1”でそもそもスタートしてるってことですね。

このフォーメーションにしたことで相手FWの裏に立つ選手が、青木と駒井の2枚になってスムーズにボール回せるようになったよね、とか細かいのはまた別の機会に。

何はともあれ、近藤がかなり高い位置を取り続けられますし、守備の負担も軽減できますね。

今節も仕掛けられる場面がいくつかありましたが、川崎の13番左SBの三浦が中々手ごわかったです。

今後も近藤の攻撃には期待していきましょう!

 

得点シーン

※1点目

先ほどもお伝えしましたが、このゴールは交代策がハマった形のゴールでしたね。

中村と高尾の持ち運びも素晴らしかったですし、なんといってもあのボールをふかさずにワンタッチで流し込んだ青木!

技術力の塊でした。

流石です。

 

※2点目

キレーイに間を取ってヘディングを決めた良いゴール。

青木のクロスがピンポイントだったことと武蔵のポジション取りが絶妙でしたね。

直前に川崎の右SBが交代しているので、連携が整理されていないところをついた感もありました。

ナイスゴール!

 

川崎フロンターレの戦い方

〇基本的には…

  • 基本繋ぐ
  • シンプルな攻撃もしっかり使う
  • ハイラインでコンパクト
  • プレスの速さが異常
  • 押し込んだ際のボール回しはやっぱり川崎

 

〇試合中の川崎フロンターレ

川崎についても、3点ほど試合のポイントおさらいしていきます。

まず一つ目は「プレスがめちゃくちゃ速い」ことですね。

これにはもうビックリでした。

コンサドーレが何もできない程のプレスの速さ。

一応、Jリーグの中でもパスを繋げる方のチームのはずなんですけどね、コンサドーレは。

前線から一気にかけてくるわけじゃないのでひっくり返しにくいですし。

DFラインも相当高く設定してあって、コンパクトに守られているので、次から次へとボールホルダーにアタックを仕掛けて来ます。

特に中盤でのボール奪取の速さ、激しさ、強度は、流石でした。

 

2つ目のポイントは「家長と大島がとにかくうまい!」ことです。

家長と大島の厄介さが異常でした。

家長は足元の上手さはもちろんのこと、ポジションを替えまくってくるのがマンツーマン守備を敷くコンサドーレからしたら、厄介この上なかったですね。

ミンギュが逆サイドまでちゃんと付いて行っていたので事なきを得ました。

大島はボール回しの中心でしたね。

守備でもしっかりと埋めるところ埋めていましたが、やはり押し込んでのボール回しで空間を使うのが上手い!

常に裏のスペースを狙っていて、フライパスを使うのも問題無し。

裏に抜ける選手とタイミングが合えば絶対にパスを通してきます。

上を使ったボールは難易度が高いはずなんですがね…

押し込まれたときは、はっきりとこの2人が違いを作ってくるのが見て取れましたね。

 

最後のポイントは「2トップでシンプルに攻撃するようになった」ことです。

川崎は79分の交代後2トップにして、ロングボールを収めてセカンドボールを拾いに行くシンプルな攻撃に変えてきました。

右サイドに小林悠を置いてきたので、左サイド中心に崩されてクロスを上げられる方が怖かったんですが…

中央で縦のパスが多くて助かりました。

 

コンサドーレが追加点も頂いて、3連勝!

 

感想

2-0で3連勝だ!最下位脱出!

しかも!

前節と合わせてクリーンシートが2試合続いている!

点を獲れるようになってきたけど、中々勝ちに繋がらなかったので、良い兆候ですね。

個人的には守備力の向上について、4バックで守る際に、右から高尾、岡村、大崎、ミンギュの4人になったのが大きいんじゃないかと。

全員がマークの受け渡しをスムーズに行えますし、裏ケアも出来ます。

対人守備も問題ないですしね。

こう考えると4人中3人が新加入選手なんですねぇ。

全然悪い選手では無いんですが、中村、菅、馬場辺りは最終ラインの守備やビルドアップの立ち位置などで不器用さを感じることが多かったので、今のスタメンは点を一番獲られないメンバーです。

前半は川崎のプレスに対応できずにどうなるかと思いましたが、無事点を獲れてホッとしました。

何もないところから点を生み出せるようになったことがやっと勝ちに繋がりましたね。

荒野復帰も嬉しい!

「日本一あきらめの悪いクラブ」という旗?横断幕?がクローズアップされていて、テンション上がりました。

よし、あと9試合。全部勝とう。

 

 

 

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まとめ

以上、コンササポのざっくり試合まとめ・感想「29節・川崎戦」でした。

2-0で3連勝!最下位脱出!

このまま連勝で言って欲しいところ。

奇跡の残留を果たすためにみんなで応援しましょう!

それでは、また!

※前節の記事はこちら

 

(こちらのサイトでコンサドーレの全試合結果を確認いただけます)

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