【北海道コンサドーレ札幌】ついにJリーグ開幕!試合を観たコンササポとしての感想と分析【第1節VS.福岡】

こんにちは、もちょです。

今回は「北海道コンサドーレ札幌VS.アビスパ福岡(J1第1節)」の感想と分析です!

今シーズンから記事の内容を一新しようと思います。
どのように変わるかは“初めに”を読んでみて下さい。

ついに開幕したJリーグ。

今シーズンも試合の内容について記事にしていきたいと思います。

初心者さんにも分かりやすく、コンササポの皆さんには共感していただけるような読み物になると幸いです。

最後には私見として、個人的MOMやちょっとばかし改善して欲しい選手についての紹介もしていますので、ぜひ読んでいってください!

コンサドーレの試合をより深く楽しむためのお手伝いが出来たらと思います。

前回(2023第6節)の記事はこちら。

 

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初めに

昨シーズンまで試合分析をシリーズ化してやっていましたが、書きたいことが多すぎて毎記事7000~9000文字にもなってしまっていました。

・・・・・

読むのしんどくないですか?

もっとサクッと読めた方が良いですよね。

ということで、今シーズンからはコンササポとしての感想をベースに書いていこうと思います。

戦術とか試合の展開とか小難しいところは出来るだけわかりやすいように、簡潔にしていきたいなと。

試合の詳細は伝えつつ、コンササポの方々が感じるであろうことを中心に自分の感想を書いていこうと思います。

 

初心者さんに向けて

※サッカーにある程度精通してるよ!という方は飛ばしてください。

2022シーズン第10節の記事でサッカー視聴、観戦の初心者さん向けに、ここから出てくるサッカー用語をザックリと説明していますので、参考にしてください。

 

VS.アビスパ福岡

スターティングメンバー

小林祐希が前線の中央で先発ですね。

右にはCBに馬場、WBに新加入の近藤が入って新しい右サイドを形成。

前線にFWタイプがいないのが気になりますね。

ボランチは新旧キャプテン!

キャプテン交代についての記事も書いているので、読んでみて下さい。

 

分析

試合全体の流れ

前半は福岡ペース、後半はコンサドーレペースでしたね。

特に後半の選手交代後からは一気に主導権を握った感がありました。

試合開始からめちゃくちゃ強度高く守備に来た福岡に対して慣れるまで時間がかかりましたね。

スパチョークが一回轢かれましたしね。

やはり今季もしっかりパスを回して攻めたいコンサドーレ。

それに対して福岡は、奪ってショートカウンターを徹底してきました。

さらに、後ろで繋ぐこともある福岡ですが、詰まると簡単にロングボールを使ってきます。

ワントップであるウェリントンが収められる選手なのでそこをしっかり狙ってきていましたね。

ここの勝負で岡村が負けていなかったのが大きかったと思います。

縦パスもおさまらず攻撃が停滞している中、後方でのボール回しの際に獲られて大ピンチをいくつか作られてしまいました。

前半は0-0で折り返せて良かった、という内容でしたね。

後半が始まって50分に鈴木武蔵が投入されました。

縦パスが収まらない問題を多少解決してくれましたね。

さらに、浅野と青木が両WBに入りました。

これによって逆足配置になったので、いくつかサイドで仕掛けてカットインからシュート、もしくはクロスというシーンがありました。

鈴木武蔵も高さがあるので有効な攻撃でしたね。

相手の疲れもあって、前半ほど強烈なプレスを受けなくなったのでコンサドーレの攻撃が続きました。

しかし、福岡の守備が素晴らしく、最後までゴールマウスをこじ開けることは出来ませんでした。

結果0-0で終わりましたが、前半で点を獲られなくて良かったな、という印象が強い試合でしたね。

ざっくり試合の流れをお伝えしました。

次の項目では試合の中で個人的に気になった部分をまとめたいと思います。

もちょ的トピックとして3つほど詳しく分析・解説していきますので、サッカーを深く楽しみたい方はぜひ読んでみて下さい。

 

トピック

FWタイプ不在

まず一つ目のトピックはFWタイプの不在です。

今節のスタメンは前線の3枚が全てMF型の選手で構成されていました。

確かにコンサドーレでは色んな選手が色んなポジションをやるのは日常茶飯事です。

なので、この3枚がダメだったというわけではありません。

MF型3枚を並べることで生じるデメリットが大きく出てしまったのが今節だったのかなと。

具体的に解説します。

鈴木武蔵が入って来るまでは小林が中央、左スパチョーク、右駒井という並びでした。

相手の5バックに対して3枚の前線なのでほぼCBにマンマークされる形となります。

ポストプレーが得意なわけでもなく、裏抜けの動きをする選手も居ない中で、この3選手に縦パスを付けたらどうなるかというと…

簡単に相手CBに潰されてしまうわけです。

相手CBとしては自分のマークだけ見ていればいいわけですから、前に出て潰しやすいんですね。

さらに、数的同数かつ相手は3選手ともDFラインの前にいてくれるとなれば、福岡ほどの強度を持ったチームであればほとんど隙がありませんね。

前半、攻撃が後ろで回してるだけになりがちだった原因がこれです。

 

後半早めの選手交代

ずっと停滞気味だった攻撃を、少しだけ改善できたのが後半早めの選手交代です。

まず、鈴木武蔵。

その後に浅野と青木が入って来ました。

この2選手を両WBに据える、攻撃的な布陣に変更しましたね。

鈴木武蔵は一つ前のトピックでお伝えした、縦パスが収まらない問題を解決しようとしたんだと思います。

特に収まった!みたいなシーンはありませんでしたが、しっかりと相手DFラインと駆け引きをして、CB陣を困らせていましたね。

さらに鈴木武蔵にもう一つお仕事が。

それは、BOX内でプレーするというお仕事です。

なんか当たり前のこと言ってるーって思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は鈴木武蔵投入前はBOX内で構えている人数が少なかったんですよね。

これもまた、FWタイプがいなかったことのデメリットです。

両WBを攻撃的にして、鈴木武蔵がBOX内で待つようになったことで、クロスの脅威性が増しました。

大外でWBが持つ。

いつものようにCBが上がる。

そこに戻してワンタッチでファー側にクロス!

というシーンが覚えているだけで2回ありました。

チームとして狙っているっぽかったです。

点は獲れませんでしたが、コンサドーレの良い攻撃が何回か観れたので、また次節に期待しようと思います。

 

相手の守備が素晴らしい

最後のトピックは福岡の守備に関してです。

前半は福岡の良いようにやられていたので、ほとんどコンサドーレが守備をしていました。

後半は、選手交代で流れを変えた後から一気にコンサドーレが攻めるターンに。

ここから点獲るぞ!って思ったんですが、福岡の守備が素晴らしかったですね。

特に、18番の岩崎が要でした。

元コンサドーレの選手ですね。

福岡は基本的に5-4-1のブロックで守備をします。

そして、前線からプレスをかける時には2列目の左の岩崎が一列前に出てCBにプレスをかけます。

ウェリントンは逆側のCBを抑えます。

そうするとコンサドーレはCBを飛ばして左サイドに展開するか、岩崎の頭上を越えて本来岩崎が抑えるべき馬場に預けるかの二つが選択肢です。

左に振られたら岩崎以外の2列目の選手たちが待ち構えています。

じゃ、馬場だ!馬場が空いている!と馬場に出しますよね。

これが罠というわけです。

馬場に出された瞬間、岩崎は全力で馬場にプレスバックします。

他の選手たちは馬場以外を抑えます。

これによって、馬場が独力でどうにかするか、成功率の低いパスをどこかに出すかしか無くなるわけです。

見事に嵌められるってやつですね。

これを岩崎がずっと出来るもんだからビックリしちゃいましたね。

あのスピードでどんだけ走んねんって。

一応そのラインを越えれば、福岡の疲れもあってプレスバックが前半ほど早くなく、コンサドーレのチャンスシーンもありましたが。

スタート地点でめちゃくちゃ防がれてるわけですから、ゴール前まで到達するのは至難の業でした。

 

感想

ここでは、小難しいサッカー戦術なんかじゃなく、気軽に読めるようなコンササポの感想を書いていきます。

コンササポの皆さんと共感し合えれば嬉しいですね。

 

コンサ目線でどんな試合か

開幕節なのでまだまだ本来の調子じゃない選手がちらほら見受けられましたね。

みんなのコンディションが上がってきたり、新加入選手たちがフィットしてくれば面白うそうですね。

新加入選手と言えば、なかなか攻撃が上手くいかない中、近藤の仕掛けが2回くらい見られたのは良かったですね。

なんかU-22代表に選ばれてるらしいじゃないですか。

知りませんでした。

・・・・・

もう一人印象に残ったのは田中克幸。

パスのスピードめちゃくちゃ良くないですか?

積極的にボールを受けようとしてましたし、縦パス何本も狙ってましたし。

大卒ルーキーですが、全然ビビってない!って感じが良かったです。

選手の話だと、福岡には結構元コンサドーレがいるんですよね。

前とか奈良とか岩崎とか。

コンサドーレしか観ないもちょとしては、相手方に知っている選手が多いのはなんだか嬉しいです。

試合内容で言うと、ウェリントンがずっと怖かったですね。

あと今野。

岡村が徐々にウェリントンを抑えられるようになってきたなと思っていたら、今野が裏に抜けて、ひぇっってなりました。

個人的には、68分に今野が代わってくれて少し助かったな、と思ったんですがどうでしょうか。

ずっと攻撃の中心でワンタッチで捌くパスはもちろん、ちょっと溜めてこちらのタイミングをずらす、みたいなこともされていたのでコンサドーレとしては嫌な選手でした。

前半は全然攻められなくてどうなることやらと思っていましたが、後半に巻き返せて良かったです。

試合全体を通して強度の高い試合でしたね。

球際の迫力がすごいのなんの。

そこだけでも楽しめました。

点は入りませんでしたが、もちょ的には結構面白い試合だったんじゃないかなと。

次節はしっかり点を獲って勝って欲しいところですね。

 

私見

もちょ的、今試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)

ここで、もちょの独断と偏見で選んだ今試合のMOMを発表したいと思います!

今試合のMOMは…

田中 克幸選手です!

いきなり選出しました。

そこまでこの選手が特に良かった!というのが無かったので…

でも、田中克幸はフィットしたらかなり活躍してくれそうな印象でした。

これからどんどん出場機会を増やしていって欲しいです。

 

その他にも良い選手が

先ほども触れましたが今節では、この選手が良かった!っていうのが無いんですよね…

みんな良かったと思う、うん。

 

ちょっとばかし直してほしい選手

今節のちょっとばかし直してほしい選手は…

馬場選手ですね。

選手個人の問題ではないんですが、嵌められる位置でボールを受けようとしちゃったり、無理に縦パスをつけちゃったりと、あまり良さは出せませんでした。

個人の技術の部分で言うと、大外でWBが溜めて馬場選手に落とし、そのままワンタッチでファー側にクロスという、おそらくチームで決まっている攻撃があると思うんですが…

そのクロス精度を上げてほしい!

せっかくチームとして攻撃の型を決めてやっていても、最後の精度のところでフイにしてしまうともったいないなと思いました。

まあ、それが一番難しいんですけどね…

 

ここまで、コンサドーレをたっぷり贔屓して書いてきたので、少しだけ直してほしいプレーについて書きました。

褒めてるだけのレビューだと嘘くさくなるので、正直なレビューだよと言うことを証明するためです。

ファンの皆様怒んないでください、すみません。

 

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まとめ

以上、北海道コンサドーレ札幌 J1リーグ2024第1節 アビスパ福岡戦の分析と感想でした。

今シーズンから記事をスッキリさせたんですが、いかがだったでしょうか。

読みやすくなっていれば幸いです。

しかし、やはり細かいところまで書ききれないというのが正直なところ。

ビルドアップ時の立ち位置が馬場と中村で迷っている話とか、押し込んだ展開の時に後ろの枚数足りなくない?とか

色々と細かい戦術的な部分で気になりはしましたが、それはまた別の記事にまとめようと思います。

この記事で、より一層コンサドーレの応援、Jリーグの視聴を楽しんでいきましょう!

では、また!

 

(こちらのサイトでコンサドーレの全試合結果を確認いただけます)

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