【北海道コンサドーレ札幌】コンササポのざっくり試合まとめ・感想「28節・磐田戦」

こんにちは、もちょです。

今回は、 北海道コンサドーレ札幌 「VS.ジュビロ磐田(J1第28節)」の感想と分析です!

サッカー観戦初心者さんにもわかりやすいように試合内容をざっくりと、そしてコンササポなりの感想は熱く語っていこうと思います!

コンサドーレの応援に役立つ情報や、コンサドーレへの想いを共有できればと思います。

第27節の記事はこちら

それでは、コンサドーレの戦いを「分析・振り返り」していきましょう!

 

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第28節( 北海道コンサドーレ札幌 VS.ジュビロ磐田)

スターティングメンバー

菅復帰!

ミンギュはもうスタメンに定着したご様子。

ミンギュと高尾の左右は頼もしいですね。

 

ざっくり試合内容( 北海道コンサドーレ札幌 目線)

ここでは試合を戦略や戦術といった細かい部分で見ていきます。

コンサドーレを応援できれば楽しい!

サッカーの細かい戦術なんて気にしてたら酒を飲みながら観れないじゃない!

と言う方はここをすっ飛ばして“感想”を読んで頂ければと思います。

 

コンサドーレの戦い方

〇基本的には…

  • シンプルに前線へ
  • ボランチが一枚下がって4バックを形成
  • サイドチェンジでスペースへ
  • 前線からマンツーマンで守備をする
  • ショートカウンター狙い

 

〇試合中のコンサドーレ

ここでは、今節のコンサドーレで良かったポイントを2つ解説していきます。

まず、1つ目はWBが高い位置をキープすることです。

皆さんも観ていて気になったんじゃないでしょうか。

今日はやけに近藤と菅が高い位置にいるなぁ…と。

そんな近藤が裏に抜けて、先制点を決めてくれましたね。

最初から決まっていたかは分かりませんが、いつもの形に拘らずWBが相当高い位置をキープしていました。

そうすると、SBの役割の選手たちも上がるので後ろから無理に繋がず、前線に位置する味方を使う意識が高くなります。

特にサイドでは優位性を保てていました。

ロングボールで狙っても人数がいるのでマイボールにしやすかったんですね。

結果、自陣の低い位置で奪われるというリスクも回避出来ていました。

再三指摘していた相手FWの裏に選手が立たない問題が最近、おそらく大崎加入後に解消されたことも大きいですね。

それによって、相手は中央に絞らざるを得なくなりサイドで優位を取ることが出来ます。

よりサイド攻撃が武器になるということですね。

しかし、一つ懸念点が。

CBからサイドへの距離が遠く、難易度の高いボールを要求されてしまうんですね。

ロングボールでのサイドチェンジが成功すると、派手なのでなんだか必殺技みたいで良い!と感じがちです。

僕も感じます。

でも本来は、精度が良いロングボールを蹴るよりもショートパスを素早くつないでサイドチェンジした方が難易度は低いはずです。

今節はサイドチェンジや裏へのロングボールが成功していたので上手くいきました。

もちろん、裏を狙う選手にはタイミング良くロングボールで狙ってあげた方が良い場合も多いです。

サイドチェンジを一気にロングボールで!それがコンサドーレの必殺技だ!と考えるのは危ないのかな?と。

まあ、一発でサイドチェンジした方がもちろん速いので、それだけ相手のスライドが追い付かなくなるということでもあるんですけどね…

ハイリスクハイリターンだよって話です。

 

2つ目は、交代によってボールを持ちながら守備を安定させたことです。

61分に近藤が足をつって宮澤と交代しました。

これによって青木が右WBに移動し、ボランチに立てる選手を大崎+宮澤に。

青木が下りて来てボール回しに参加していた役割を宮澤が担う形になりました。

しかし、宮澤がCBに下りると相手FW裏に立つ選手がいなくなって左側のつながりが悪くなる現象も起きてしまっていました。

青木の時は前から下りて来るので、繋がっていない時は下りて来る、繋がっている時は下りて来ない、っていうのが出来てたんですけど。

さすがにCBからいなくなると、そもそもDFラインでもパスを繋げなくなりますし。

大崎は右側で相手FW裏を取っているので助けに行けません。

一番良いのはミンギュがボランチの立ち位置取ることなんですが、そんなことやったことが無いので…

どうするのかなぁ?と思っていたら71分に3人交代。

スパチョークと菅、大崎が交代で、交代で中村+バカヨコ+馬場が入りました。

そして、4-4-2にシステムを変更したんですね。

たまーにやるけど珍しい!

おそらく守備の安定を図った変更ですね。

磐田が長いボールでサイド裏を狙って来ていたので、そこのケアのためにサイドを2枚で守る形ですね。

右は青木と高尾、左は中村とミンギュ。

このサイドの人選は鉄壁かもしれません。

しっかり守る、という意思が統一出来たおかげかパスのつながりが悪くても一旦クリアするなど、リスクを回避する形で試合を進められるようになりましたね。

交代策がハマって最後守り抜けたし、追加点もとれたのでこの交代は大成功でした。

 

得点シーン

※1点目

このゴールは先ほどの項でも書いた通り、WBの裏抜けの意識が特に高い今節を表したような得点です。

事前にスカウティングしていたのかもしれませんが、磐田のSB、特に4番の左SBの選手が試合を通してほとんど裏ケアをしていませんでしたね。

攻撃に定評があるSBなんだとか。

そこを見事に突いた、近藤の素晴らしいゴールでした!

 

※2点目

CKの粘りからさすがの青木!

青木は一瞬のスキを見逃さないですよね。

1点獲りたい磐田が、カウンターに出ようとして前がかりになってしまいファーが空きました。

そこに走り込んだ青木、さすがです。

 

ジュビロ磐田の戦い方

〇基本的には…

  • シンプルに前線2トップへ
  • ミドルブロック
  • 2トップのコンビネーションが絶妙
  • 後半からサイド狙いに!

 

〇試合中のサガン鳥栖

ここでは、コンサドーレの脅威となった磐田の攻撃を、これまた2つほどご紹介していきます。

まず1つ目はシンプルな2トップでの攻撃です。

磐田は、奪ったボールをすぐさま前線に蹴ってきます。

そこでボールを受ける2トップが強力で、特にジャーメイン良がすんごい上手かったです。

背負えるし、ハイボールも勝てるし、ドリブルで仕掛けることも出来る、まさに万能。

55番渡邉も積極的に裏に走ることでジャーメインにスペースを提供していました。

良い相乗効果をもたらす2トップでしたね。

これには我らが岡村リーダーも苦戦を強いられました。

渡邉の裏抜けに対して1対1になってしまうと、どうしても事故的に入れ替わられてしまった際に対応できません。

なので、マンツーマンでDFをしていたとしても、カバーの関係でDFラインの選手は下がらざるを得なくなります。

そのスペースでジャーメイン良がボールを受けるんですね。

裏抜けに付いて行かなければいけない性質上、ジャーメインに対しては遅れての対応になってしまいます。

その間に好き放題されてしまいました。

さらに厄介なのはジャーメインも裏抜けをしてくることです。

渡邉が裏、ジャーメインが残るという様に役割が固定されていれば、もう少し守りやすかったかもしれません。

ジャーメインも裏に抜けてくることで前向きに潰しに出て行きにくくなります。

自分で、よりフリーな状況を作り出していたということですね。

この2トップによってコンサドーレはいくつもチャンスを作られていました。

 

2つ目は、ハーフタイムに左サイドのアタッカーを代えて、そこを徹底的に狙ってきたことです。

左サイド裏のスペースにコンサドーレが帰陣する前に素早くロングボール出してくる攻撃を徹底してきましたね。

先ほどもお伝えした通り、今節はコンサのWBが高い位置をキープ。

特に近藤は点も獲りましたし、磐田に脅威を与え続けていました。

そこで、磐田は近藤の裏を狙ってきたわけです。

近藤が戻らざるを得なくなることと、スペースが空いているので攻めやすくなるという一石二鳥の攻撃です。

裏に抜け出る選手は色々な選手でしたが、そこでボールをキープされて左SBと代わった左SHが関わって、人数をかけてきました。

これに近藤は走らされて、61分の交代に繋がってしまいました。

しかし、コンサが4-4-2に変更して守備を修正してからは、コンサのペースに。

高さのある99番ペイショットなどを入れて何とか点を獲りに来ましたが個人のクロスやCKからのチャンスに留まりました。

中々得点を挙げられないうちにコンサに2点目を取られて勝負あり。

コンサの弱いところを突いてきた攻撃はいくつかありましたが、何とかコンサ側も対応出来ましたね。

 

感想

2-0勝利!初連勝!

今節で思ったんですが、コンデションの悪い選手と良い選手が顕著に表れていましたね。

休んだ菅、中村辺りはめちゃくちゃ調子良かった半面、出づっぱりの青木、近藤あたりは疲れてそうでした。

近藤は足攣っちゃいましたし。

 

そして、バカヨコに関してはすみません。

前節の記事で、なんもしてないと書きました。

※前節の記事

・・・・・

前節のは何していいか分かんなかっただけだったんですかね。

今節は明らかに走ってました。

周りに指示もしてました。

1シーン切り抜くと、バカヨコがCBにプレスをかけて、それに連動する形で武蔵がキーパーまでプレスをかけに行った場面で、磐田のボランチが空いているのに気づいて、急いでそこに戻ったなんていう場面もありましたし。

前向きのプレスは気持ちがノって無くても勢いでかけれたりするんですが、プレスバックは中々出来ないんですよね。

バカヨコがスプリントでプレスバックしたのを見た時は

あ、前節の記事、なんかごめん…

って思いました。

とにかく今節は守備でもしっかり走ってましたし、BOX内の動きも多かったですね。

今後どのようにチームにフィットしていくか楽しみになりました。

 

あと10試合!全部勝て!

 

 

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まとめ

以上、コンササポのざっくり試合まとめ・感想「28節・磐田戦」でした。

初連勝!

そして、内容も中々良かったんじゃないでしょうか。

新戦力が躍動していますね。

特に、大崎の加入が大き過ぎました。

ミンギュもまさかこんなに早くフィットするとは。

ここから、奇跡の残留に向けて1試合1試合勝ちを積み上げていって欲しいですね。

それでは、また!

※前節の記事はこちら

 

(こちらのサイトでコンサドーレの全試合結果を確認いただけます)

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