【北海道コンサドーレ札幌】小柏 剛選手ってどんな選手?特徴やミシャ式での役割などまとめ【選手紹介】

こんにちは、もちょです。

今回は、サッカー視聴歴11年の僕が、北海道コンサドーレ札幌の選手たちの特徴やミシャ式サッカーでの役割などをご紹介していきたいと思います!

第11弾は攻守のキーマン小柏 剛選手です!

前回の青木選手編はこちら。

約4年ぶりに開幕戦からコンサドーレの試合を見ていますが、中々複雑なサッカーをしていますよね。

試合を観戦する際に、なんだかフォーメーションがコロコロ変わるけど、どうなってんの?とか、選手のポジションがよく変わるし、何が起こってるか分からん!なんていう煩わしさは無いでしょうか?

「選手たちが“どんな特徴”だからミシャ式サッカーでは“こんな役割”を担っているのか」ということを理解することで、そんな煩わしさを解消できるかもしれません。

この記事を読んで、コンサドーレの試合がいつもより分かりやすかった!と感じていただければ幸いです。

※この記事の執筆時点ではJリーグ第30節までが終了しています。

ルヴァンカップを視聴できる環境でないことから、今季のJリーグの試合のみでの意見となることをご了承ください。

 

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小柏 剛選手とは

公式HPより

速さ、強さ、上手さが揃った選手。

チームにとって攻守共にキーマン。

 

プロフィール

北海道コンサドーレ札幌の公式サイトに詳しいプロフィールが載っています。

特にQ&Aのコーナーが面白いので、必見です。

 

特徴

小柏選手の特徴をザックリ言うと…

      • 速さと上手さの両立
      • 裏抜けのタイミングが絶妙
      • ポストプレーも出来る
      • 高い技術を持ちながら合理的
      • 守備時の読みが鋭い

です!

それでは、詳しくご紹介していきます。

公式HPより

・速さと上手さの両立

小柏選手はスピードがあるのはもちろん、そのスピードの中でも技術を発揮できる上手さを持ち合わせています。

実際に試合を観ていてもスピードに乗りながらのパスやシュート、トラップが正確で、速いことを効果的に使えている印象です。

・裏抜けのタイミングが絶妙

スピードがある小柏選手は裏に抜ける動きをする機会が多いです。

その裏抜けのタイミングや走る位置が絶妙で、相手DFの死角からしっかりと味方がパスを出せるタイミングで抜け出すことが出来ます。

特にカウンター時には威力を発揮してくれますね。

・ポストプレーも出来る

スピードで裏抜けする機会が多いと紹介しましたが、意外とポストプレーも安定しているのが小柏選手です。

自分にボールが来る直前に相手に体をぶつけて体勢を崩すことが出来るので、足元のボールはもちろん、ハイボールでも収められるシーンが多いです。

そこから、持ち前のスピードと技術でターンすることも出来きますし、相手の逆を突いて周りに展開してから自分はゴール前で勝負するということも出来ますね。

・高い技術を持ちながら合理的

小柏選手は試合中に細かいテクニックやいわゆる魅せプで相手を躱したりなど、「おお!」と思うような華麗な技を披露するタイプの選手ではありません。

しかし、小柏選手の足元の技術は相当高いです。

常に味方を意識しながらチームとして最適なプレーを選択する合理性を持ち合わせているからこそ、大味なプレーが少なくなるんだと思います。

実際に、近くの味方を使いながら、自分は裏に抜けたりスペースを突いたりしてチームの攻撃を活性化させるプレーの方が多いですね。

それでも、ポストプレー時に相手の逆を突くトラップや、シュート技術など上手さがにじみ出ているシーンはいくつもあります。

・守備時の読みが鋭い

前線の選手である小柏選手は主に相手CBに向かっていく守備をします。

そして、ボールを奪われた局面でもボールの近くにいることが多いです。

小柏選手はどちらの場面でも、味方のプレスのかけ方や相手ボールホルダーの体の向きでパスコースを読むことが出来ます。

そこから、持ち前のスピードで一気にプレスをかけ何度もパスカットを決めてくれます。

さらに、味方WBの動きを見ながら自分がどこで守備をするべきか判断することも出来ます。

WBが裏を取られそうになっていたら戻ったり、逆にWBが前に出て来れていなかった場合相手SBにプレスにいくなどなど、守備でもチームを助けてくれていますね。

 

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ミシャ式での役割

ここでは「サッカーを集約すると、この4つの局面で構成されている」とよく言われる“サッカーの4局面”にフォーカスしてお話していこうと思います。

サッカーの4局面とは

  • ボールを保持しての攻撃(ポゼッション)
  • ボール非保持での守備(押し込まれている)
  • ボールを奪った瞬間(カウンター)
  • ボールを失った瞬間(カウンターを食らう)

の4つの局面のこと

コンサドーレがミシャ式サッカーを行う上で、この4局面において小柏選手がどのような役割を担っているかをご紹介したいと思います。

・ボールを保持しての攻撃

小柏選手のボール保持時の役割は相手DFラインを下げさせることと、攻撃の活性化です。

まず、相手のDFラインを下げさせる役割は試合中にもよく見られる裏を狙う動きで相手DFと駆け引きをすることですね。

常に裏を狙う動きをすることで、相手DFラインを混乱させることが出来ます。

小柏選手のスピードと技術があれば、裏抜けが成功すれば1点ものですからね。

次に攻撃の活性化ですが、これは小柏選手の特徴が存分に発揮される役割です。

常に周りを意識しながら効果的に技術を発揮できる小柏選手がいることで、コンサドーレのビルドアップや個人の仕掛けなど、様々な面で攻撃が活性化されます。

ライン間でポストプレーをすることで相手を中央に引き付け、サイドに展開することも出来ます。

興梠選手がいない時は特にこの役目を担うことが多いですね。

さらに、周りの選手が空けたスペースを小柏選手が効果的に使うことで、パス回しがスムーズになります。

これは逆に、興梠選手との連携でよく見られますね。

そして、一番活性化させているのは金子選手、田中選手と組むことが多い右サイドでの攻撃だと思います。

コンサドーレの最大の武器と言ってもいいのが金子選手の仕掛けですが、さすがの金子選手でも1対2の状況でドリブルを成功させるのは難しいですよね。

そんな時に必ず金子選手をフォローする動きをするのが小柏選手です。

金子選手が1対1を仕掛ける時は金子選手に付いていかなければいけない相手のSBとCBの間に空いたスペースをしっかり狙います。

逆に相手CBのスライドが早く、そのスペースが埋められている時は金子選手に逃げるためのパスコースを提供することで、金子選手が仕掛けやすくする動きをしてくれます。

そこに、常に少し下がり目の位置でフォローしてくれる田中選手が加わり、キレイな三角形を作って攻撃することが出来ます。

・ボール非保持での守備

守備時の小柏選手の役割はCBへのプレスとそこからボールを奪いきる守備、状況を考えての臨機応変な守備です。

まずはCBへのプレスについてです。

これは、前線の選手たちにはもれなく求められていることだと思いますが、小柏選手の場合はスピードがあるので奪いきってカウンターまで出来ると、チームとしては大助かりですね。

次に、臨機応変な守備についてです。

特徴でもお伝えした通り、小柏選手はWBのカバーに戻ったり、相手SBまでプレスに出たりと様々な守備を考えながら行うことが出来ます。

なので、前線の選手ではありますが状況によってしっかり戻っての守備や、サイドに出る守備をこなすように求められていると思います。

しかし、走り過ぎて怪我がちになってしまったので最近は守備時にそこまで戻らなくていいように言われていると思いますね。

特にシーズン序盤は、押し込まれた展開でも相手SBについて最終ラインまで戻って守備をしていました。

その後、ボールを奪ってカウンター攻撃に出る時も最終ラインから先頭を切って走っていましたし。

そりゃ、負担がかかって怪我がちになっちゃうのも頷けますね。

・ボールを奪った瞬間

ボールを奪った瞬間のカウンター攻撃時に一番反応が速いのが小柏選手です。

一番先頭を走ることで相手DFラインを混乱させることも出来ますし、裏抜けでゴール前まで迫ることもポストプレーで一度ボールを収めることも出来ます。

さらに、ライン間で前を向いてドリブルでボールを運ぶことも出来ます。

スピードに乗ったドリブルを仕掛ける状況でも安定した技術を発揮できるので、そこから味方に決定的なパスを送ったり、自分でフィニッシュまでいけたりと、攻撃の起点になってくれます。

実際に試合を観ていても小柏選手がカウンター攻撃時にドリブルで運ぶことでチャンスに繋がるシーンが多いです。

いずれにせよ、奪った瞬間には前線に残っていて欲しい選手ですね。

・ボールを失った瞬間

奪われた瞬間も一番反応が速いのが小柏選手です。

持ち前のスピードと読みで、カウンターを止めるプレスをかけることが求められています。

あわよくば、また奪い返してカウンター返しのような形で攻撃に繋げることも狙っていますね。

 

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まとめ

以上、小柏選手の特徴とミシャ式サッカーでの役割をご紹介しました!

今回紹介した特徴や役割を意識して試合を観戦していただければ、小柏選手のプレーをより深く楽しんでいただけると思います。

この記事で、より一層コンサドーレの応援、Jリーグの視聴を楽しんでもらえたら幸いです。

では、また!

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