【北海道コンサドーレ札幌】今治戦は痛恨ドロー!新戦力の光と終盤の失点|試合レビュー【J2第19節】

こんにちは、もちょです。

今シーズンも、昨シーズン同様に北海道コンサドーレ札幌の試合をレビューしていきます!

今回レビューするのは…

北海道コンサドーレ札幌VS.「FC今治(J2第19節)」

2025年6月15日、大和ハウスプレミストドームで行われたJ2第19節。北海道コンサドーレ札幌は今治FCをホームに迎え、2-2の引き分けという悔しい結果に終わりました。

終盤までリードを保ちながらも、土壇場での痛恨の失点──悔しさが残る試合となったのは間違いありません。

しかし、この試合には確かな収穫もありました。

新加入のセンターバック2人が即スタメンで起用され、いきなり戦力として十分なパフォーマンスを発揮。

さらに、本職のボランチに戻った高嶺が中盤で抜群の存在感を見せ、攻守にわたってチームを牽引しました。

この記事では、そんな今治戦の試合展開や戦術的なポイントを、コンサドーレファン・サッカー初心者の方にも分かりやすく、かつ深く解説していきます。

読み終える頃には、「なるほど、だからこうだったのか」と納得できるような内容をお届けします。悔しいドローの裏側にあった希望と課題を一緒に振り返っていきましょう。

※前節の記事はこちら

 

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試合情報とスコアの振り返り

日時・会場

2025年6月15日(日)@大和ハウスプレミストドーム

試合結果

北海道コンサドーレ札幌 2 – 2 FC今治

スタメン

19戦目のスタメンはこちら!

いきなり新加入のDF2枚を起用してきました。

CBが2人とも新加入で、怪我明けのミンギュが左SBと、かなりDFラインの連携面に心配が残ります…

 

お互いの基本フォーメーション

コンサドーレ

 

FC今治

 

試合の流れ|コンサドーレ札幌 vs 今治の全体像

新加入CB2人の同時起用がもたらした安定感

この試合では、今月新加入のセンターバック2人がいきなりスタメンに名を連ねました。怪我から復帰したミンギュが左SBに入り、いつものメンバーは右SBの高尾のみ。

最終ラインは急造の4人で構成されました。

不安もあった布陣でしたが、試合を通じて大きく崩れることはなく、特に左CBの宮は正確なロングボールやインターセプトで存在感を発揮。

守備面で大きな破綻なく戦えたことはポジティブな材料です。

 

中盤の配置変化とその影響

新加入組がいきなりCBでスタメン。

これによって、久々に高嶺を本職のボランチで起用できたことも注目ポイントでした。中盤でのターンや推進力あるドリブルで、いつもより強引にボールを前進させることが出来ました。

ただ、青木をボランチで使えなかったことで、トップ下的なポジションでの攻撃参加が減少。高嶺&宮澤のボランチコンビは堅実ながら、攻撃のバリエーションにやや物足りなさも残りました。

 

前半の失点と後半の逆転劇

前半36分、中央から崩されて今治に先制を許すも、後半に反撃開始。57分、左サイドの密集から右に展開、近藤の突破からPKを獲得。高嶺が押し込み同点に。

さらに69分、CKのこぼれ球を拾い続け、高嶺のミドルが炸裂し逆転に成功しました。

その後は試合をコントロールし、逃げ切り態勢に入りますが、91分にパスミスからカウンターを浴び、痛恨の失点。

悔しさの残るドロー決着となりました。

 

※僕の戦術分析の“土台”となった本です。

 

試合を動かした戦術とキーポイント

守備のプレス強度と変更点

前節までは、前線から常にプレスを仕掛けるスタイルで、外された際にピンチを招くケースが目立っていました。

今節は、相手のパスがサイドに出た瞬間に一気に圧をかけ、中央を締める形で整理されていました。これにより、無理なプレスで剥がされるリスクは軽減されました。

 

サイドチェンジとロングボールの活用

高嶺や宮が持つロングボール精度の高さが際立ちました。中央から崩せない分、ワイドに展開してサイドのスペースを突く形が多く見られ、実際にここからチャンスにつながる場面も。

後半は白井の投入で、左SHからインサイドに入る動きと、ミンギュの大外での高い位置取りによってバランス良く攻撃が構築されました。

 

※僕の戦術分析の“土台”となった本です。

 

※この本の紹介記事はこちら。

 

得点シーン

今治1点目

 

コンサ1点目

 

コンサ2点目

 

今治2点目

 

サポーターとしての感想

2-2のドローでしたが、内容を見れば「勝てた試合」。

逆転したあと、試合をコントロールしていただけに、ラストの失点は本当に悔しい。

ただし、今節での収穫もありました。

  • 新加入のCBコンビが即戦力として十分期待できる
  • 高嶺のボランチ起用がチームに推進力を与える
  • サイドの可変と攻撃パターンがさらに増えた

そして何よりも高嶺のプレーが素晴らしかった。

次節は累積警告で出場停止なのが残念ですが、彼の重要性を再認識する試合にもなったと思います。

 

 

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まとめ

以上、コンササポのざっくり試合まとめ・感想「第19節・FC今治戦」でした。

逆転に成功しながらも、終盤の失点で勝ち点3を逃す悔しい結果となりました。ただし、試合内容からはポジティブな材料も多く、今後に向けて前進できる内容だったのは間違いありません。

以下、試合で特に印象的だったポイントを整理します。

 

試合のポイントまとめ

  • 新加入のCBコンビが即スタメン起用で好パフォーマンス
    特に左CBの宮はロングフィードや対人守備で存在感を発揮

  • 高嶺を本職のボランチで起用し、中盤の推進力が大幅に向上
    前向きにボールを受けるプレーやミドルシュートで攻撃に厚み

  • 前線のプレスを整理し、無理な追い方を避けて安定感を確保
    相手をサイドに追い込み、中央のスペースを消す形が徹底されていた

  • 後半の修正で左サイドからの攻撃にバリエーションが増加
    白井とミンギュの組み合わせにより、インサイドと大外の使い分けが明確に

  • 2得点はいずれも高嶺のプレーから生まれた
    PKの押し込みと、見事なミドルシュートによる逆転弾

  • 終盤のパスミスから失点し、試合を締め切れずドロー決着
    内容的には「勝てた試合」だっただけに痛恨の一撃となった

 

内容に悔しさが残る一方で、新戦力の手応えや高嶺の存在感など、ポジティブな要素も多い一戦となりました。

次節以降、チームとしてこの悔しさをどう活かすかが試されます。

 

※前節の記事はこちら。

 

(こちらのサイトでコンサドーレの全試合結果を確認いただけます)

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