【北海道コンサドーレ札幌】愛媛に3-0完勝。深井一希が示した「解答」|試合レビュー【J2第38節】

こんにちは、もちょです。

今シーズンも、昨シーズン同様に北海道コンサドーレ札幌の試合をレビューしていきます!

今回レビューするのは…

北海道コンサドーレ札幌VS.「愛媛FC(J2第38節)」

2025年11月29日、大和ハウスプレミストドーム。

J2リーグ最終節、北海道コンサドーレ札幌はホームで愛媛FCと対戦し、3-0の完勝でシーズンを締めくくりました。

順位が決まった消化試合。

しかし、スタジアムにはいつもとは違う、特別な熱気と、ほんの少しの寂しさが漂っていました。

それは、この試合が、我らがレジェンド・深井一希のラストマッチだったからです。

深井の8番、ユニフォームを表す

3発快勝の裏にあった、チームの狙い。

そして、新参サポの僕が見た、深井一希という男の“最後の輝き”。

この記事では、スタッツだけでは見えてこないこの試合の本質と、現地で感じたシーズンの終わりの空気感を、ありのままにお伝えします。

 

※前節の記事はこちら

※岩政監督解任についての記事はこちら

 

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試合情報とスコアの振り返り

日時・会場

2025年11月29日(土)@大和ハウスプレミストドーム

試合結果

北海道コンサドーレ札幌 3 – 0 愛媛FC

スタメン

スタメンのポイント

  • 注目はもちろん、スタメンに名を連ねた深井
  • 高嶺も戻り、盤石の布陣
  • 白井がトップで、荒野がシャドーに

 

基本フォーメーション

 

試合の流れ

試合は序盤から、コンサドーレが主導権を握ります。

愛媛の4バックビルドアップに対し、スパチョークを一列下げて4-4-2の形でプレスをかける工夫が機能。

前線からの強度で上回り、何度も相手陣内でボールを引っ掛けることに成功します。

そして25分、待望の先制点が生まれます。大外の近藤へのサイドチェンジ。

相手のスライドが間に合わない隙を突いた、まさにミシャ期からの伝統とも言える形から、近藤がそのままゴールネットを揺らしました。

後半に入っても勢いは止まりません。48分、CKからフリーになった家泉がヘディングで追加点。

さらに78分には、高い位置での奪取からマリオが難しい体勢でファーサイドにねじ込み、3点目。

守備でも、危なげない対応でクリーンシート。

3-0という最高の形で、最終戦を勝利で飾りました。

 

※僕の戦術分析の“土台”となった本です。

 

戦術ポイント:深井一希という“解”

3得点の快勝でしたが、僕がこの試合で最も心を奪われたのは、やはり深井一希のプレーでした。

本人は試合後「出来は全然だった」と語っていましたが、ピッチ上の深井は、圧巻だったと個人的には思います。

特に、ビルドアップの局面で見せたポジショニングの妙は、鳥肌ものでした。

前節、僕が課題として挙げていた「パスコースが繋がらない問題」。深井は、これをたった一人で解決して見せました。

CBの間に下りて数的優位を作るのか、それとも相手のプレスの裏で受けるのか。

その判断が常に的確で、深井が動くことで面白いようにパスコースが生まれ、プレス回避ができる。

覚えているだけでも、決定的な回避シーンが2回ありました。

「ああ、まだまだやれるじゃないか」

そう思ってしまうほどの、圧倒的なクオリティ。だからこそ、怪我の痛みで引退せざるを得ないという現実が、余計に胸に刺さりました。

後ろで作って、前進できればバイタルエリアまで上がってシュートも狙う。

攻守のバランスを取る高嶺とのコンビも含め、まさに「良いボランチの典型」を見せつけられた58分間でした。

 

※僕の戦術分析の“土台”となった本です。

 

※この本の紹介記事はこちら。

 

MOM(マン・オブ・ザ・マッチ):深井 一希

この試合のMOMは、文句なしで深井一希です。

引退試合という花道を差し引いても、ピッチ上で最も輝き、最もチームを機能させていたのは間違いなく深井でした。

58分のスタンディングオベーション

そして迎えた58分。

交代を告げられた深井がピッチを退く時、プレミストドームは割れんばかりの大歓声に包まれました。

コンサドーレの選手だけでなく、愛媛の選手たちまでもが花道を作って深井を送り出す光景。

背番号8にかけて、前半8分に起きた拍手。

その全てが温かく、そして少し寂しい、忘れられない瞬間でした。

引退セレモニー:未来への約束

試合後のセレモニー。

怪我に苦しんだ現役生活を振り返り、サポーターへの感謝を語る深井選手の言葉一つ一つが、胸に沁みました。

しかし、僕が一番興奮したのは、深井が言い放ったこの言葉です。

「このチームに、監督になって戻ってきたい」

指導者の道へ進むという決意。そして、いつかまたコンサドーレへ。

その言葉を聞いた瞬間、寂しさは「未来への期待」へと変わりました。

挨拶回りの最後、コールリーダーが叫んだ言葉も最高でしたね。

「深井への最後のチャント!…いや、監督として戻ってきた時にも歌うから、選手としては最後!」

そう、これは永遠の別れじゃない。

新しい物語の始まりなんだと、誰もが信じられた瞬間でした。

 

得点シーン

コンサ1点目

 

コンサ2点目

 

コンサ3点目

 

サポーターとしての感想

3-0、完勝!

最後はしっかりと点を取って、気持ちよく勝って終わることができて、本当に良かったです。

試合終了の笛が鳴った瞬間、シーズンが終わる寂しさが込み上げてきました。

でも、それと同時に、もう頭の中には「来シーズンへのワクワク」が襲ってきている自分もいました。

「まだ早いよ」と自分でも思いますが(笑)

この勝利と、深井選手の言葉が、そう思わせてくれたのかもしれません。

終わりは、始まり。

不思議と、清々しい気持ちでスタジアムを後にすることができました。

 

 

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まとめ

色々あった2025年シーズン。

最後は3-0の快勝で、笑顔で終わることができて本当に良かったです。

サポ歴の浅い僕にとっても、深井選手の引退は感慨深いものがありました。

深井選手のプレーを、その魂を、最後にこの目で見られて本当に良かった。

社長の挨拶では来季の具体的な話はありませんでしたが、今は焦らず、選手たちの去就や新体制の発表を見守っていきましょう。

また来年も、このスタジアムで、皆さんと一緒に熱くなれることを楽しみにしています。

一年間、お疲れ様でした!

試合のポイントまとめ

  • 最終戦は3-0の快勝。愛媛のスタイルに合わせた守備の工夫が機能。
  • 引退する深井一希が先発出場。圧倒的なポジショニングセンスで攻撃を牽引。
  • 「監督として戻ってくる」という深井の言葉が、サポーターに未来への希望を与えた。
  • 激動のシーズンだったが、最後は笑顔と希望で締めくくられた。

 

※前節の記事はこちら。

 

※noteではコンサドーレについて、もう少し踏み込んだ内容を執筆しています

 

(こちらのサイトでコンサドーレの全試合結果を確認いただけます)

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