【北海道コンサドーレ札幌】高嶺 朋樹選手ってどんな選手?特徴やミシャ式での役割などまとめ【選手紹介】

こんにちは、もちょです。

今回は、サッカー視聴歴11年の僕が、北海道コンサドーレ札幌の選手たちの特徴やミシャ式サッカーでの役割などをご紹介していきたいと思います!

第4弾は攻守両面でコンサドーレを支える高嶺 朋樹選手です!

前回の福森選手編はこちら。

約4年ぶりに開幕戦からコンサドーレの試合を見ていますが、中々複雑なサッカーをしていますよね。

試合を観戦する際に、なんだかフォーメーションがコロコロ変わるけど、どうなってんの?とか、選手のポジションがよく変わるし、何が起こってるか分からん!なんていう煩わしさは無いでしょうか?

「選手たちが“どんな特徴”だからミシャ式サッカーでは“こんな役割”を担っているのか」ということを理解することで、そんな煩わしさを解消できるかもしれません。

この記事を読んで、コンサドーレの試合がいつもより分かりやすかった!と感じていただければ幸いです。

※この記事の執筆時点ではJリーグ第25節までが終了しています。

ルヴァンカップを視聴できる環境でないことから、今季のJリーグの試合のみでの意見となることをご了承ください。

 

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高嶺 朋樹選手とは

公式HPより

北海道出身でU18までコンサドーレでプレー。

大学で武者修行し、大きく成長。

今ではコンサドーレの攻守共に支える存在に。

 

プロフィール

北海道コンサドーレ札幌の公式サイトに詳しいプロフィールが載っています。

特にQ&Aのコーナーが面白いので、必見です。

 

特徴

高嶺選手の特徴をザックリ言うと…

  • 相手の逆を突くのが上手い
  • 左足の精度と使い方
  • とにかく奪いきれる
  • 切り替えの速さがチーム随一
  • 遠くの味方を認識できる
  • 右足でのプレーが少し不安定

です!

それでは、詳しくご紹介していきます。

公式HPより

・相手の逆を突くのが上手い

高嶺選手の試合中よく見るプレーとして相手を1人、2人躱して持ち運ぶドリブルが思いつく方は多いんじゃないでしょうか。

このプレーを成功させるために高嶺選手は常に相手の逆を突くようなトラップやターンをします。

決して細かいタッチでドリブルするタイプではないのに、相手を躱して持ち運べるのは高嶺選手がしっかり相手を見ながら逆を突いてプレー出来ているからですね。

・左足の精度

左足の精度と言えば福森選手という印象がありますが、高嶺選手も非常に精度が高いですよね。

セットプレーなどの止まったボールを蹴る精度はさすがに福森選手には敵いませんが、ドリブルしながらのサイドチェンジやアーリークロスは福森選手より精度が高いんじゃないでしょうか。

・とにかく奪いきれる

現代フットボールでは守備時のよせの強度や速さ、攻守の切替の早さがかなり重要になってきています。

マンツーマン守備をするコンサドーレにとっては通常のチームよりもさらに重要です。

その中でも高嶺選手は強度や速さだけでなく、しっかり奪いきる守備をしてくれます。

当然、ボールを奪うために速く、強度高くよせるわけですが意外とそこで奪いきれる選手は多くありません。

高嶺選手はしっかり奪いきってくれるので、チームとして大助かりですね。

・切替の早さがチーム随一

コンサドーレは守備の特性上、攻守の切替を特に早くする必要があります。

そんなコンサドーレの中でも高嶺選手は特に攻から守への切替が早いです。

奪われた瞬間に高嶺選手がすぐに奪い返してくれるシーンを何度も見ましたね。

・遠くの味方を認識できる

ドリブルしながらしっかりと逆サイドまで見えていることが多いですね。

持ち運びながら一気のサイドチェンジでたくさんチャンスを作ってくれています。

さらに、カウンター時にも裏へ抜ける味方にロングボールを蹴るシーンが多いですよね。

・右足でのプレーが少し不安

余裕があれば必ずと言っていいほどボールを左足に持ち替えますよね。

仕方なく右足で上げるクロスなんかは精度が低いですし。

ゴール前で右足でのクリアが短くなったり、当たりそこなったりすることがあるので高嶺選手が右足でクリアするときは緊張しながら見ています。

 

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ミシャ式での役割

ここでは「サッカーを集約すると、この4つの局面で構成されている」とよく言われる“サッカーの4局面”にフォーカスしてお話していこうと思います。

サッカーの4局面とは

  • ボールを保持しての攻撃(ポゼッション)
  • ボール非保持での守備(押し込まれている)
  • ボールを奪った瞬間(カウンター)
  • ボールを失った瞬間(カウンターを食らう)

の4つの局面のこと

コンサドーレがミシャ式サッカーを行う上で、この4局面において高嶺選手がどのような役割を担っているかをご紹介したいと思います。

・ボールを保持しての攻撃

ボール保持時の高嶺選手の役割は局面の打開とバランス取りです。

まず1つ目は局面の打開です。

高嶺選手は相手の逆を突いたドリブルでプレスをハメられた局面を打開することが出来ます。

そこからさらに食いついてきた相手の逆を突いてサイドチェンジのボールを蹴ることで局面を打開出来ます。

高嶺選手の局面打開からたくさんチャンスが生まれていますよね。

そして、2つ目はバランス取りです。

高嶺選手は前線の選手たちのポジションによって自分の立ち位置を決めることが出来ます。

前線に人数が足りていれば、後方にポジションを取り逆サイドに展開するためのパスコースを提供しています。

逆に前線の人数が足りなければ積極的に飛び出してゴールを狙いに行きます。

的確なフォローの立ち位置に立ってくれている高嶺選手はコンサドーレがボールを回す上で重要ですね。

・ボール非保持での守備

ボール非保持での守備では、持ち前の奪いきる守備で動き回る相手をつかまえる役割を担っています。

相手の中盤の選手がDFラインからボールを受けようと下りて行ってもしっかりついていって潰すことが出来る高嶺選手は、ボールの出所を潰したいコンサドーレにとって重要です。

・ボールを奪った瞬間

ボールを奪った瞬間の高嶺選手の役割はパスの出し手です。

遠くの味方までボールを届けられる高精度の左足と、瞬時に裏に抜ける味方を認識できる視野の広さを持ち合わせているのでカウンター時のパスの出し手として最適ですね。

状況によっては前線に飛び出していくこともありますが、ほとんどのカウンターのシーンでパスの出し手になっています。

・ボールを失った瞬間

ボールを失った瞬間の守備では、相手のカウンターを止めるためのフィルターとしての役割を担っています。

攻から守への切替の早さはチーム随一、奪いきる守備も得意ということはボールを失った瞬間が高嶺選手の真骨頂と言っても過言では無いでしょう。

相手のカウンターの起点となる選手を高嶺選手が潰してくれたシーンを何度も見てきました。

ボールポゼッションをしたいコンサドーレにとって一番怖いカウンターを防いでくれる高嶺選手はかなり重要な選手だと思います。

 

まとめ

以上、高嶺選手の特徴とミシャ式サッカーでの役割をご紹介しました!

今回紹介した特徴や役割を意識して試合を観戦していただければ、高嶺選手のプレーをより深く楽しんでいただけると思います。

この記事で、より一層コンサドーレの応援、Jリーグの視聴を楽しんでもらえたら幸いです。

では、また!

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