猫が水を飲まないと危険?特に冬は要注意!寒い冬に試したい水分補給のコツ【猫の豆知識】

たぬまるblogへようこそ!

突然ですが皆さん、「うちの猫、冬になるとあまり水を飲まない…」と心配になったことはありませんか?

寒くなると猫ちゃんは、あまり水を飲みたがりません。

それを放っておくと脱水症状や尿路結石などの病気のリスクが高まってしまいます。特に北海道のような寒冷地では、水を飲みたくなる環境を猫ちゃんの為に作ってあげることが重要なんです。

今回は、北海道で猫を12年飼っているたぬまる家が「猫が冬でもしっかり水分補給できる方法」を詳しく解説していきます!

「うちの猫、冬になると水を飲まなくなる…」と感じたら、ぜひ最後まで読んで試してみてください!

※寒冷地猫の暮らしについて、まとめた記事はこちら

 

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猫が冬に水を飲まないのは危険?その理由とは

冬になると猫の飲水量が減るのはなぜでしょうか?


水飲まないのは危険だよ!

冬に猫の飲水量が減る3つの原因

  • 気温が低く、水を飲む意欲が減る

寒さのせいで活動量が落ちると、喉が渇かないみたいです。

自分が快適に過ごせる居場所(ホットカーペットの上)から動きたくないという、堅い意志を感じる時もあります。

  • 水が冷たすぎて敬遠する

猫は適度に温かい水を好む傾向があり、冷たい水は飲みにくいと感じることがあります。

部屋の温度によって、結構冷たくなってしまうので、こまめに水を入れ替えることを意識しています。清潔に保つことも出来ますしね。

  • 食事と水のバランスが崩れることで飲水量が減ることも

冬は寒さで活動量が減り、食事のペースも変わることがあります。

実際に、食いしん坊なゆきまるでも、ご飯を出してもご飯処に来ない、なんてことが寒い日に極々稀ですが、あります。

気づいていないだけかもしれませんが…

特にドライフード中心の食生活では、食事と一緒に水を飲む機会が減ることで、飲水量が少なくなることがあります。そのため、水を飲む習慣を意識的に作ることが大切です。

 

水を飲まないと猫にどんな影響があるのか?

水分が不足すると、以下のような健康リスクがあります。

  • 尿路結石・膀胱炎のリスク増(特にオス猫に多い)
  • 便秘になりやすい(水分不足で便が硬くなる)
  • 脱水症状を引き起こす(皮膚がつまめるほど弾力を失う)

引用:日本ペットフード(猫が水を飲まない)

 

脱水症状のサインを見逃さないためにチェックすべきこと

  • 皮膚をつまんで戻るのが遅い(脱水の可能性大)
  • 口の中が乾いている
  • ぐったりして元気がない
  • トイレの回数や尿の色が変化している
  • 目がくぼんでいる

1つでも当てはまるなら、水分補給の工夫が必要です!

 

猫が冬でもしっかり水を飲むための対策


対策すべし

猫が好む水の温度や飲みやすい環境を整える

  • 常温~ぬるま湯(30~35℃)にする

たぬまる家の猫「ゆきまる」も、寒い日は冷たい水より少し温めた水の方がよく飲みます。

蛇口から出るお湯(約40℃)をそのまま置いておくと、ちょうどいい温度になってくれます。

なんてったって、寒冷地ですからね。ゆきまるが飲むころには30~35℃になっているっていう寸法です。

  • 水の置き場所を工夫する

自分が快適に過ごす場所(ストーブ前やホットカーペットなど)からなるべく近くに置いてあげると効果的ですね。

ゆきまるの場合、思い出したように突然水を飲みまくる瞬間があるので、その瞬間を逃さないようにしています。

 

水を飲む習慣をつけるための工夫(器の置き方・種類)

  • 水のターン!

ゆきまるは、ご飯を約1時間ごとに小まめにあげないとすぐに吐いてしまう、猫界きっての吐き手です。

さらに、乾燥フード(通称カリカリ)を食べた直後に水を飲むと、これまたすぐに吐いちゃいます。

そんなめんどくさ…いや、飼い甲斐のあるゆきまるのごはん時間を逆手に取り、1時間ごとのご飯タイムに「水のターン」を含めました。

そうすると、あら不思議。

水を飲む回数が増えました。

なんだか、ゆきまるの中でも習慣化してきているようです。

皆さんも一度試してみて下さい。

めんどうですけどね…(結局言っちゃった)

  • 猫が好む器を使う

深さがある器より、広くて浅い器の方がひげが当たらず飲みやすいようです。

  • 水を清潔に保つ

猫はキレイな水しか飲まないことが多く、ゆきまるも水が汚れていると飲みません。

水のターンごとに新しい水に変えるのは、いささかめんど…いや、お時間いただくことになるので、フィルター付きの給水器を導入するか検討中です。

 

ウェットフードやスープを活用して水分補給を増やす

  • スープタイプのおやつを活用する

現在は、水分を含んだおやつがたくさん販売されています。このおやつを活用することで、猫ちゃんの水分補給をスムーズに進められるかも。

この方法はかなり有効なようなので、一度試してみて下さい。

たぬまる家は使えないんですけどね。

ゆきまるは重度の歯周病により、上の歯を全抜歯済みです。そんなゆきまるはウェットフードを日常的に食べるのがNGな猫です。

歯周病自体はほとんど治っていますが、歯に残りやすいウェットフードを日常的に食べてしまうと、また口内環境に影響が出る可能性があるためです。

誕生日や、病院を頑張った時など、極々稀にチュールはもらえます。

  • フードに少量の水を足す

ドライフードに数滴の水を混ぜることで、自然と水分補給できます。

水を含ませすぎると、崩れちゃったり猫ちゃんが食べなくなっちゃったりするので、たくさん飲んで欲しいとはいえ、混ぜ過ぎにはご注意を。

 

寒冷地ならではの飲水対策|北海道の猫飼い実践例


寒い時も、水

冬の寒さが水の摂取量にどう影響するのか?

  • 寒冷地では部屋の温度が低く、猫が動かない

ストーブやホットカーペットで暖かい環境を作ることが重要です。普段、快適に過ごす環境が整っていれば、猫ちゃんもいつも通り水を飲んでくれるはず!

「寒冷地猫のための住環境づくり」はこちら

  • 部屋が寒いと水が冷たくなりがち

どのくらい水の温度が下がるか予測して、少し温かめで水を置いておく工夫をしています。

先ほども書いた通り、蛇口から出るお湯(約40℃)をそのまま置いておくと、ゆきまるが飲むころには30~35℃の適温に仕上がります。

 

北海道で猫を12年飼うたぬまる家が試した効果的な飲水対策

  • 水を飲むタイミングを作る(水のターン)

ゆきまる特有かもしれませんし、北海道もあまり関係ありませんが、たぬまる家のベスト水分補給策はこれです。

先ほども書いたように、ご飯とご飯の合間に水のターンを作ってあげるだけで、ゆきまるはゴクゴクと水を飲むようになりました。

今では習慣化されており、水のターンが少ない日は、ご飯ではなく水をせがむこともあります。

  • 水の温度を常温~ぬるま湯に調整

これも先ほど書いた通り。

北海道や寒冷地ならではの工夫です。

少し温かめに置いておくと、猫ちゃんも飲みやすくなるなるみたいなので、皆さんも試してみて下さい。

  • 水をきれいに保ち、循環式給水器の導入を検討

これはまだ、たぬまる家では導入していないんですが、水をキレイに保てると、飲んでくれるだけでなく健康にも良さそうですよね。

特にお留守番の時とか。

しかし、水の温度問題が浮上。

部屋が寒いので、給水機でずっと循環する水は冷たくなっていく一方です。

少し温めながら循環してくれる給水機とか、あるかなぁ…

 

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まとめ|猫が冬でもしっかり水分補給できる環境を作ろう


まとめだよ

猫が冬に水を飲まないのは危険です!適切な対策をして健康を守りましょう。

❄️ 重要ポイントまとめ

  • 冬は水を飲む機会が減るため、意識的に水分補給を促すことが大切
  • ぬるま湯や温かい環境で水を飲みやすくする
  • ご飯の時間に水を飲ませるターンを作ると飲水量アップ
  • 自動給水器や清潔な水皿で飲みやすい環境を整える

猫の健康を守るために、今日からできる工夫を試してみてください!

それでは、また!

 

※寒冷地猫に関する記事はこちら。

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