【 北海道コンサドーレ札幌 】コンササポのざっくり試合まとめ・感想「第14節・VS.ジュビロ磐田」

こんにちは、もちょです。

今回は、 北海道コンサドーレ札幌 「VS.ジュビロ磐田(J1第14節)」の感想と分析です!

サッカー観戦初心者さんにもわかりやすいように試合内容をざっくりと、そしてコンササポなりの感想は熱く語っていこうと思います!

コンサドーレの応援に役立つ情報や、コンサドーレへの想いを共有できればと思います。

※前回の記事はこちら

それでは、コンサドーレの戦いを「分析・振り返り」していきましょう!

 

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第14節( 北海道コンサドーレ札幌 VS.ジュビロ磐田)

スターティングメンバー

駒井がトップで裏抜けが増えるかな?

岡村と宮澤が帰ってきました!

岡村は5試合ぶりの先発なんだとか。

 

ざっくり試合内容( 北海道コンサドーレ札幌 目線)

ここでは試合を戦略や戦術といった細かい部分で見ていきます。

コンサドーレを応援できれば楽しい!

サッカーの細かい戦術なんて気にしてたら酒を飲みながら観れないじゃない!

と言う方はここをすっ飛ばして“感想”を読んで頂ければと思います。

 

コンサドーレの戦い方

〇基本的には…

  • 足元で繋ぐことが多くなってきた
  • が、自陣深いところでプレスをかけられた時はシンプルに
  • ボランチが一枚下がって4バックを形成
  • 菅野さんも参加してのビルドアップ
  • サイドチェンジでスペースへ
  • 前線からマンツーマンで守備をする
  • 奪って、縦に速い攻撃

 

〇試合中のコンサドーレ

今節は終始安定していたんじゃないでしょうか。

特に守備は岡村と宮澤が戻ってきた影響か、相手のワントップにほとんど仕事をさせませんでした。

唯一怖かったのはサイドのところ。

ジュビロの31番古川が前を向いて仕掛けてくる展開ではチャンスを作られていました。

馬場も上手く遅らせる対応をしていましたが、近藤の戻りが若干遅いのが気になりましたね。

ジュビロのSBをマークする役割とはいえ、完全に1対1で馬場にお任せと言うわけにはいかないはずです。

前向かれてるんですから。

攻撃側が有利な状況なので。

序盤は何度か突破されましたが、徐々に宮澤さんがカバーを早くしたりして対応出来るようになっていきました。

攻撃面では相変わらず、足元で繋いでチャンスは作るものの中々ゴールを割れないというシーンが多かったですね。

やっぱり縦に速い攻撃が一番得点になるんだと、この試合でも痛感させられました。

得点のシーンもその他のビッグチャンスのシーンもほとんど中盤を省略した攻撃でしたからね。

 

得点シーンについて

 

決勝弾となった素晴らしいゴール!

まずは岡村がはじき返したところからでしたね。

この試合でほとんど相手の99番ペリショットに仕事をさせなかったのはお見事。

岡村のはじき返したハイボールを駒井が上手くヘッドでそらしたのもまた見事。

予測と視野の広さがなせる業ですね。

スパチョークの判断の早さも素晴らしかったです。

最近はどんどん球離れが早くなってきて、スムーズにプレーすることが多くなってきました。

フィットしてきた証拠ですね。

そして、フィニッシュの浅野。

これは質!

個の質ですね。

切り返しの深さはお見事。

自分の得意な形に持っていって冷静にフィニッシュ。

ゴールから少し遠かったので難しいシュートだと思いますが、キーパーが届かないところに決めていきました。

ジュビロのDFラインがズレまくりというのはいったん置いておいて(下の項目で詳しくお伝えします)相手のミスを見逃さずに裏に抜け、あのシュート決めてくれる辺りはさすがですね。

最後のインタビューで前回勝利時の宮澤さんをオマージュしていました。

「やっぱオレ(浅野)でしょ」と言うにふさわしいフィニッシュワークだったんじゃないでしょうか。

 

ジュビロ磐田の戦い方

〇基本的には…

  • GKからしっかり繋ぐ、繋ぎたい
  • トップ下が前に出る4-4-2の守備
  • サイド攻撃からのクロスが強力
  • 99番ペリショットがターゲット

 

〇試合中のジュビロ

しっかり守ってカウンターなのか、繋いで攻めていきたいなのか、いまいち分かりませんでした!

サイド攻撃が特徴的なのは確かです。

しかし、そのサイド攻撃を有効に使うための策があまり見られませんでした。

なんとなく今日は左サイドで31番が何度か馬場に勝っているから、そこから勝負してもらおう!という感じだったんじゃないでしょうか。

前述した通り、確かに何度かやられてはいましたが、そこまでチャンスになるようなクロスも入って来ておらず。

中央の99番が上手くキープ出来る展開なら、何かしら他の策があったのかもしれませんが…

実際に75分辺りから99番が岡村を嫌って宮澤さんと競り合うようになりましたし。

それでも、宮澤さんが上手く対応してくれたので、どちらにしても攻撃に脅威は感じられず。

唯一、球際の粘りから、どんどん人が出て来るカウンターが怖かったことぐらい。

ほとんど99番に仕事をさせなかった岡村と宮澤さんを褒めましょう。

守備も失点(コンサの得点)シーンで顕著だったようにDFラインがガタガタでしたね。

他にも、同じように浅野が裏に抜けるシーンが何度かありました。

DFラインがガタガタなこと以外にも、16番が前に出て来ることで出来るスペースが空きっぱなしという問題もありました。

4-4-2で守備をするジュビロですが、コンサのアンカーの役割の選手(荒野)に対して16番が消しに出てきます。

そのまま前線でプレッシャーをかけ切れればいいんですが、そうもいきません。

ファーストプレッシャーを回避された後、16番が出て行ったスペースを誰もケアしていないので、スパチョークがフリーでボールを運べるシーンが多くなりました。

 

失点(コンサは得点)シーンについて

※またまた貼ります!

ここで、ジュビロの守備が浅野にここまでキレイな裏抜けを許した理由を分析したいと思います。

原因として考えられるのは2つです。

まずは前述した通り、16番が出て行ったスペースを誰がケアするのか決めきれていないことです。

この失点シーンでは岡村にはじき返されたところからだったので少し分かりづらいかもしれません。

よく見ていただくと、16番はやはり前目のポジションを取り、7番がそのスペースを埋めて駒井と競り合いました。

ライン間のスペースを7番がほとんど一人で守らなければならない状況で、7番の駒井へのアプローチが若干遅れます。

そして競り負けるんですが、その裏にポジションを取っていたスパチョークがフリーなわけです。

ここで2つ目のDFラインガタガタ問題が浮上します。

スパチョークがフリーなので右のCB15番鈴木が潰しに出ていくという判断をしました。

当然、そのスペースを埋めるためにもう一人のCB36番グラッサはスライドします。

この時の36番の位置に注目です。

めちゃくちゃ1人で残ってません?

他の3人でDFライン作ってるみたいな。

36番だけ残って、後の3人がラインを上げているみたいな状況です。

そのギャップに走り込んだのが浅野というわけですね。

36番は4番が浅野をマークしているもんだと思っていたみたいです。

浅野に抜けられた時、「4番も上がってたんかい…」みたいなリアクションをしていたので。

これは36番が悪いというよりは、DF陣としての決まり事だったり、チームとしてどう戦うかという共通意識がちぐはぐだったことが要因なんじゃないかなと思います。

ラインを上げてセカンドボールを回収しに行くのか、相手の裏抜けを警戒してラインを下げるのか。

どちらが正解というわけではなく、こういう細かい部分をチーム全員で意思統一出来ているチームが強いということですね。

 

感想

勝った!

今季2勝目だ!

内容は良い、だけど結果が…という試合ばかりだったので、勝てて良かったです。

ジュビロの10番が交代する前までの10番対決がバチバチで面白かったですね。

お互いキャプテンシーを持ったベテラン同士。

球際の攻防が激しかったこの試合の中で、特に激しくやり合っていたんじゃないでしょうか。

後は、安定の岡村。

家泉は決して悪くないんですが、岡村の安心感には勝てません。

守備面では2選手とも良さがある反面、攻撃での安定感で岡村が一歩リードという感じ。

配給の正確さはもちろん、無理な場所に縦パスを付けないのが岡村の良さです。

さらに、岡村は自分で運べるというのも強みですね。

家泉には頑張って欲しいところ。

まあ、まだ序盤ですし。

成長していってもらいましょ。

終盤でも運動量が落ちない駒井と浅野はさすがでしたが、運動量と言えば荒野。

しかし、ここ数試合は途中交代が続いています。

連戦で疲れているのかもしれませんが、それは駒井や浅野も同じのはず。

怪我とかコンデション不良だとしたら、1試合くらい休んでしまうのも手かもしれません。

怪我と言えば浅野の負傷交代。

長引かなければいいんですがね。

本人はインタビューで「まあ、大丈夫です!」と言っていましたが果たして…

何はともあれ、勝てたことは良かったですし内容も悪くなかったので、この調子で勝ちを増やしていって欲しいですね!

 

 

 

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まとめ

以上、コンササポのざっくり試合まとめ・感想「第14節・VS.ジュビロ磐田」でした。

やっと今季2勝目です。

やはり宮澤さんが戻ってきたら勝ちました。

宮澤さんがピッチにいることで意思統一がはっきりするなどなど、プラスの要素が多いのかもしれませんね。

まあ、偶然かもしれませんけど。

それでは、また!

※前回の記事はこちら

 

(こちらのサイトでコンサドーレの全試合結果を確認いただけます)

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