【北海道コンサドーレ札幌】J1リーグ「第3節(VS.福岡)」をレビュー!【私見ですが…】

こんにちは、もちょです。

今回は、前回に引き続きサッカー視聴歴11年の僕が、北海道コンサドーレ札幌の試合をレビューしていきます。

前回(第2節)の記事はこちら。

もうJ1での今季3試合目なので、アウェイではありますが今節こそ初勝利が欲しいですね!

この試合は何が良かったのか、悪かったのか、誰が活躍したか、得点シーンについてや失点シーンについて、出来るだけわかりやすく書いていこうと思います。

この記事でコンサドーレサポーターはもちろん、Jリーグサポーターの方々もサッカーをより楽しむためのお手伝いが出来れば嬉しいです。

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北海道コンサドーレ札幌 J1リーグ第3節 アビスパ福岡戦レビュー

 

●スターティングメンバー

※前節までスタメンだったガブリエル・シャビエル選手がベンチにも入らず。

 

●今試合のコンサドーレのサッカー

〇攻撃時

ビルドアップの形自体は試合ごとに変えることは無いようですね。

開幕節の記事で詳しく説明していますので、そちらをご覧ください。

形は同じですが、ボールの運び方は毎試合違ってきます。

今試合では中盤の位置でボールを受ける、ビルドアップのキーマンである駒井選手を相手の17番に消されていました。

それだけでなく、相手は出来るだけ中を通されないように少し中を絞めるような形でプレスをかけてきていました。

そんな中、ボールを持つコンサドーレは必然的に外回りでボールを運ぶか、ロングボールで興梠選手に当てるかのどちらかしかない状況でした。

その状況で、同サイドに追い込まれる守備とセカンドボールの回収を徹底され、苦しい展開となってしまいました。

何度かサイドチェンジが上手くいくシーンもありましたが、そこから効果的に攻め込むことが出来ませんでしたね。

 

〇守備時

そして、守備時のお話です。

今回の試合では、セカンドボールを回収されてショートカウンターと言う場面が多かったので、ギリギリのところで防ぐシーンが多かったですね。

基本的に人を捕まえに行く守備を基本としていますが、ショートカウンターを食らうことが多かったので、宮澤選手が相手17番についている以外はかき回された印象ですね。

相変わらず攻守の切り替えが早く、強度の高い守備でしたが、相手の中盤の強度もすさまじく、ボールを奪っても奪い返されることが多かったです。

※ここから先はくどくなるので、~選手の“選手”を省略します。

 

●試合内容

〇序盤は戸惑っていましたね

この試合では、相手がミラーのフォーメーションに変えてきたこともあって、序盤は選手、監督共に戸惑っていた印象ですね。

コンサドーレにボールを持たせながら、ほぼマンツーマンでプレスをかけてくる相手に苦戦を強いられました。

〇中を消されて苦しい展開に

ビルドアップの抜け道である駒井のところを17番に消されているのが厄介でした。

それだけならまだしも、17番が宮澤にプレスをかけるのを合図に、全員で連動してハイプレスをかけて来られたところでロングボールを蹴らされて、セカンドボールを待ち構えられて回収されるという悪い流れになっていました。

17番はしっかり駒井へのパスコースを消しながら宮澤にプレスをかけていましたし、後ろから連動して6番が駒井を見るという徹底された形だったので、コンサドーレとしては苦しい展開でした。

中を消されているので、外回りで回そうとしても同サイドに追い込まれる守備を徹底されていたので、結局ロングボールを蹴ることになっていました。

それでも、興梠の素晴らしいポストや福森のサイドチェンジなどで何度かチャンスを作っていましたが、終始相手ペースでしたね。

〇PK献上!

そんな中、29分にPK献上!

相手3トップの連携にやられましたねー

17番がフリーになった所から、14番のキレイなワンタッチスルーパスで抜け出した11番をボックス内で田中が押したという判定でPKに。

14番の受ける位置が絶妙でしたね。

あと、やっぱりショートカウンターのごちゃごちゃした中で17番をフリーにしちゃって、やられましたね。

それにしても、あれ押したことになるんですね。

イエローカードも出ましたし。

少し厳しい気がした、今日この頃でした。

でも!

菅野さんが止めてくれた!

あぶねー

〇終始相手ペース

PKを止めても試合は相手ペースで進んでいきました。

35分にはクロスのこぼれ球が逆サイドまで抜けて行ってしまって、フリーでシュートを打たれますが間一髪のところで、菅のゴールカバー!

あぶねー

〇ついに決められたー?

ギリギリで防いでいたコンサドーレですが、40分にCKの流れから最後は17番に決められてしまいました。

11番のシュートのこぼれ球に17番が強烈なヘディングシュート!

相手の5番の手に当たったように見えましたが、そのままプレー継続で、唯一反応した17番が押し込みました。

17番がヘディングシュートした時に5番の手に当たったので、コンサドーレの選手たちはハンドだと思って一瞬プレーを止めちゃいましたね。

この試合、セットプレーが多かったので怖いなーと思ってたんですが、しっかり決められちゃいましたね。

ってガッカリしていたら…

VARからのオン・フィールド・レビューで5番のハンドと言う判定に!

結果、ノーゴール!

あぶねー

〇前半終了!

事無きを得たコンサドーレですが、特に流れは変わらず。

宮澤がよく怪我する日だなーと思って居いたら前半が終了しました。

前半はロングボールを蹴らされて、セカンドボール回収からのショートカウンターをもろにくらう、危ない展開でしたね。

中盤の強度で駒井が何度かセカンドボールを奪うシーンがありましたが、相手の中盤の強度もすさまじく、そのまま奪い返されることも多かったですし。

〇積極的に攻められるも…

後半に入って、福岡がさらにギアを上げてきましたね。

積極的に17番に当てる、裏に走らせる攻撃で何度も危ないシーンを作られましたが、菅野さんのナイス飛び出しでギリギリでクリアできていました。

それほど上がって来ていなかったWBも、かなり攻撃に参加してきていましたし。

〇交代が当たりましたねぇ

しかし、60分の交代で少しコンサドーレペースに。

駒井、興梠、宮澤を下げて、深井、青木、柳を投入しました。

これによって、トップの位置に小柏が移り、左のシャドーに青木が入りました。

後ろは真ん中に田中が移り、右に柳が、深井はそのまま駒井の位置に。

この配置変更が功を奏しましたね。

まずトップが小柏に変わったことで、今まで興梠に競り合ってもらうようなロングボールだったところから、裏へのスピードを使った抜け出しを狙うようなロングボールに変わりました。

さらに、小柏は相手の3バックの脇を狙って裏抜けしていたので、相手CBが対応しづらかったと思います。

競り合った後も、持ち前の機動力でセカンドボールを相手に優位な形で拾わせないような素早いプレッシャーをかけていました。

そこから徐々に、セカンドボールをコンサドーレ側が拾えるようになっていきました。

〇ビルドアップも変えた?

そして、最終ラインからのビルドアップも変わりましたね。
(正直、福森の個人判断だったのか、チームとして変えたのかわかりませんが)

今まではボランチの高嶺が下りて、両脇のCBが開くことでSBのような立ち位置になり、4バックとも言える形でビルドアップをしていました。

しかし60分の交代後は、高嶺が下りず、深井も下りず、福森がCBの位置でそのままボール回しに参加し、柳は高い位置で待つという形に変わっていました。

そこから、状況に応じて高嶺か深井が下りて3枚で、またはボランチの位置に2人いる状態でのボール回しを行いました。

これによって、ほぼマンツーマンで捕まえに来ていた相手の3トップを4枚でかわすことが出来るようになりました。

結果、4枚のうち一人はフリーになれるので、攻撃がスムーズになり、徐々にペースを握っていきました。

〇ゴールかな⁉

その流れのまま91分にゴール!かと思ったらオフサイドー

今日はこういうのが多いですね。

でも、柳の上がりからのチャンスでしたし、深井が体の向きで騙しながら、手前の柳ではなく一つ奥の金子に出した縦パスも素晴らしかったです。

交代選手がハマってますねー

〇チャンスに繋がったポジションチェンジ

柳が上がっていった時の流れとして、金子が外に張って荒野が下りて行ったので、その空いたスペースに柳が上がって行けましたね。

縦パスが入る時も、受けに下りて行った柳が空けたところに金子が入って行っていました。

ちゃんと、スペースを空ける→使うっていう所が徹底できているので、スムーズにパスが回せますね。

それにしても、柳のミドルは威力ありましたね。

小柏の詰めも速かったし。

青木はバースデーゴール逃しちゃいましたね。

惜しかった!

〇試合終了!

そのままスコアレスドローで試合終了!

3戦連続の引き分けとなってしまいましたね。

しかし、アウェイで、しかもかなり相手ペースの中、勝ち点1取れたことは良かったんじゃないでしょうか。

中島君も出場しましたしね。

頑張れ、どんぐり大嘉。

 

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●もちょ的、今試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)

ここで、もちょの独断と偏見で選んだ今試合のMOMを発表したいと思います!

今試合のMOMは…

福森 晃斗選手です!

ロングフィードの精度はもちろんのこと、楔のボールやグラウンダーのクロスなど、キックの精度が求められる試合だっただけに目立っていたと思います。

セットプレーも多かったですしね。

60分の交代後にビルドアップの形を変えたのが個人判断だったら、しびれますねー

さらに、守備でもカバーリングが的確でした。

PKを与えちゃったシーンでも、シュートブロックできてましたよね。

すごい!

 

●その他にも良い選手が

今日の試合では、交代で入ってきた選手たちですね。

先ほども書いた通り、流れを変えるきっかけになったと思います。

あとは、中島君を見れて良かったです。

デカいですね、彼。

 

●ちょっとばかし直してほしい選手

ここまで、コンサドーレをたっぷり贔屓して書いてきたので、少しだけ直してほしいプレーについて…

まだ3試合しか見ていない僕ですが、少し手段が目的になってしまっている部分があるのかなと感じました。

今日の試合で福森選手がビルドアップの形を変えていましたが、福森選手が最終ラインにいない時は元の形に戻ってしまっているようでした。

福森選手が変えた結果、上手くいっているのにも関わらず、です。

なので、勝つための手段としてミシャ式をやっているのではなく、ミシャ式をやることが目的になってしまっているのかな?と思ってしまいました。

今後は相手によって柔軟に変えていってほしいですね!

褒めてるだけのレビューだと嘘くさくなるので、僕が個人的に直してほしいところも書きました。

正直なレビューだよと言うことを証明するためなので、ファンの皆様怒んないでください、すいません。

 

●まとめ

以上、北海道コンサドーレ札幌 J1リーグ第3節 アビスパ福岡戦レビューでした!

この記事のまとめとしては…

・中を消されて苦しい展開に

・PK献上からの菅野さん神セーブ!

・ついに決められたか⁉

・VARからのハンドでノーゴール!

終始相手ペースで前半終了

・相手17番がきつかった

交代が上手くハマりましたね

・福森選手の独断かな?

・ゴールかと思ったらオフサイド!

・3戦連続引き分けだー

・手段が目的に…

ということでした。

3戦連続の引き分けは少し悔しい結果となりましたが、負けてないので良しとしましょう。

あと、どんぐり大嘉が見れて良かったです。

なぜどんぐりなのかは、やべっちの番組恒例のデジッち札幌編をぜひご視聴ください。

この記事で、より一層コンサドーレの応援、Jリーグの視聴を楽しんでもらえたら幸いです。

では、また!

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