【北海道コンサドーレ札幌】興梠 慎三選手ってどんな選手?特徴やミシャ式での役割などまとめ【選手紹介】

こんにちは、もちょです。

今回は、サッカー視聴歴11年の僕が、北海道コンサドーレ札幌の選手たちの特徴やミシャ式サッカーでの役割などをご紹介していきたいと思います!

第12弾は百戦錬磨の点取り屋興梠 慎三選手です!

前回の小柏選手編はこちら。

約4年ぶりに開幕戦からコンサドーレの試合を見ていますが、中々複雑なサッカーをしていますよね。

試合を観戦する際に、なんだかフォーメーションがコロコロ変わるけど、どうなってんの?とか、選手のポジションがよく変わるし、何が起こってるか分からん!なんていう煩わしさは無いでしょうか?

「選手たちが“どんな特徴”だからミシャ式サッカーでは“こんな役割”を担っているのか」ということを理解することで、そんな煩わしさを解消できるかもしれません。

この記事を読んで、コンサドーレの試合がいつもより分かりやすかった!と感じていただければ幸いです。

※この記事の執筆時点ではJリーグ第32節までが終了しています。

ルヴァンカップを視聴できる環境でないことから、今季のJリーグの試合のみでの意見となることをご了承ください。

 

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興梠 慎三選手とは

公式HPより

頼れる兄さん。

安定感が違いますね。

特にポストプレーはチームの武器になっています。

 

プロフィール

北海道コンサドーレ札幌の公式サイトに詳しいプロフィールが載っています。

特にQ&Aのコーナーが面白いので、必見です。

 

特徴

興梠選手の特徴をザックリ言うと…

      • ポストプレーの安定感
      • 収め方の上手さ
      • 味方にスペースを提供する
      • ゴール前では流石の経験値
      • 守備時にもしっかり走ってくれる

です!

それでは、詳しくご紹介していきます。

公式HPより

・ポストプレーの安定感

興梠選手は足元が柔らかく、ボールを置く位置も素晴らしいので多少無理なボールでもキープしてくれます。

トラップ自体が非常に洗練されていて、体のどこでトラップしてもキープできるのが特徴的ですね。

さらに、自分の足元に収めるだけでなく、状況に応じて味方にワンタッチでパスを送ることも出来ます。

味方が前向きで受けられる状況や、カウンターで素早い展開が求められる際も、興梠選手のポストプレーはチームを助けてくれます。

トラップの上手さと、しっかり収められる体の強さを持ち合わせているので、相手を躱しながらしっかりと味方を見て、的確に次のプレーを選択してくれる興梠選手はトップの選手として非常にありがたいですね。

・収め方の上手さ

先ほどもお伝えしたポストプレーの安定感にもつながりますが、興梠選手はボールの収め方が非常に上手い選手です。

体の強さは言わずもがなですが、使い方も巧みですね。

トラップを毎回必ずと言っていいほど相手の逆側に止め、相手とボールの間に体を入れる技術が素晴らしいです。

さらに、ボールが来る直前に相手に体をぶつけて有利な状況にしておく、準備力が高い選手ですね。

・味方にスペースを提供する

興梠選手と言えばポストプレーのイメージがありますが、下りて来る動きをする中で相手DFを引き付けてくれます。

そこで、空いたスペースにシャドーの選手や、時にはWBの選手が斜めに入って行くことでチャンスに繋がります。

さらに、ポストをする振りをして自分が裏に走ることで、相手DFラインを下げることが出来、コンサドーレのボール回しをスムーズに行う上で効果的なスペースを提供することが出来ます。

・ゴール前では流石の経験値

もうベテランと言っても良い興梠選手。

やはり、クロスに走り込むタイミングやポジショニングが絶妙で、常にこぼれ球を狙っていますね。

相手の死角から相手の前を取る動きを徹底していますし、動き直しの頻度も流石ですね。

ワンタッチでゴールに流し込む技術も持っていて、たくさん点を取れるのも頷けます。

・守備時にもしっかり走ってくれる

攻撃の選手である興梠選手ですが、守備時のハードワークもしっかり行ってくれます。

相手CBを牽制しながらプレスをかけ、抑えてくれますし、あわよくば周りとの連携で、高い位置でのボール奪取を目指します。

いわゆるファーストディフェンダーってやつですね。

興梠選手をスイッチに前線の選手たちがハイプレスをかけ始めるのは、よく見る光景ですね。

 

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ミシャ式での役割

ここでは「サッカーを集約すると、この4つの局面で構成されている」とよく言われる“サッカーの4局面”にフォーカスしてお話していこうと思います。

サッカーの4局面とは

  • ボールを保持しての攻撃(ポゼッション)
  • ボール非保持での守備(押し込まれている)
  • ボールを奪った瞬間(カウンター)
  • ボールを失った瞬間(カウンターを食らう)

の4つの局面のこと

コンサドーレがミシャ式サッカーを行う上で、この4局面において興梠選手がどのような役割を担っているかをご紹介したいと思います。

・ボールを保持しての攻撃

興梠選手のボール保持時での役割は、ポストプレーで攻撃の起点になりながらゴール前でフィニッシュすることと、ボール回しのためのスペースを味方に提供することです。

まず、ポストプレーに関してです。

特徴でもお伝えした通り、興梠選手はポストプレーの安定感が非常に高いです。

そのポストプレーを使いながら、チームのボール回しを助け、自分はフィニッシュの局面でゴール前まで入って、得点を取ることを目指します。

興梠選手の落としから前向きの選手を作って展開することや、ワンツーでどんどんフリーの選手を作ることも出来ます。

さらに、後方のビルドアップの際に相手のプレスにはめられてしまった場合の逃げ道としても機能してくれます。

序盤の数試合では、興梠選手のポストプレー頼みな試合も何試合かありましたからね。

次に、味方へのスペース提供についてです。

興梠選手は常に相手DFと駆け引きする動きをしてくれます。

この動きで相手のDFラインが下がってくれれば、コンサドーレにとってボール回しをしやすいスペースが生まれます。

逆に興梠選手に相手DFが付いてくるようなら、一気に裏を突くことも出来ます。

いずれにせよ、興梠選手によってチームとしての攻撃の幅がかなり広くなりますね。

・ボール非保持での守備

興梠選手は、守備時にはマンツーマン気味に守ることが多いコンサドーレの中で、相手CBのけん制を任されています。

前線の選手たちへ指示を出しながら、ファーストディフェンダーの役割をこなします。

相手のDFラインでのビルドアップをスムーズに行わせないことと、前線の味方の選手への指示出しで追い込むことで後方の選手たちが守りやすくします。

・ボールを奪った瞬間

興梠選手は、カウンター攻撃時に一番最初のターゲットとなることが多いですね。

クリアに近いボールを収めてくれる安定感と、素早く攻める局面かキープして味方の上りを待つ局面かを的確に判断することが出来る判断力で、カウンター攻撃の起点になってくれます。

さらに、フィニッシュの局面に顔を出すことは常に求められていると思います。

状況によってはかなり低い位置でポストプレーせざるを得ない場合もありますが、最終的にゴール前には必ず入って来るように決まっていますね。

・ボールを失った瞬間

ボールを失った瞬間の守備に関しては、チームとして徹底されている、近くにいれば即時奪回の為に即プレスという決まり事をしっかり行ってくれます。

ベテランの選手ですが、こういう部分をサボらないことが信頼に繋がりますね。

 

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まとめ

以上、興梠選手の特徴とミシャ式サッカーでの役割をご紹介しました!

今回紹介した特徴や役割を意識して試合を観戦していただければ、興梠選手のプレーをより深く楽しんでいただけると思います。

この記事で、より一層コンサドーレの応援、Jリーグの視聴を楽しんでもらえたら幸いです。

では、また!

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