【北海道コンサドーレ札幌】試合結果を分析!近年稀に見る激闘【J1リーグ第31節(VS.川崎フロンターレ)】

こんにちは、もちょです。

今回は「北海道コンサドーレ札幌VS.川崎フロンターレ(J1第31節)」の分析です!

近年稀に見る激闘でしたね。

ドラマが起こる厚別競技場での試合ということで少し期待はしていましたが、本当にドラマが起こるとは…

この記事ではサッカー観戦の初心者さんでもわかりやすいようにコンサドーレがどんな戦略を立て、どんな戦術を駆使して戦ったのかをご紹介します!

さらに、今節では何が起こっていたのか?などをトピックにして、具体的にそれが起こったシーンを例に解説しようと思います。

最後には私見として、個人的MOMやちょっとばかし改善して欲しい選手についての紹介もしていますので、ぜひ読んでいってください!

コンサドーレの試合をより深く楽しむためのお手伝いが出来たらと思います。

前回(第30節)の記事はこちら。

 

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初めに

皆さんはサッカーを観戦する際に、どんなことを楽しみに観戦するでしょうか?

自分の応援するチームの勝利や自分の好きな選手の活躍はもちろん、スタジアムの雰囲気が好きでサッカーはそこまでだけどホームスタジアムには足を運ぶ、という方も多いと思います。

しかし、近年はチームとしての戦略や戦術をしっかり用意して試合に臨むチーム、監督が増えてきています。

そんなチームとしての戦略や、実際に選手たちが行っている戦術を少し知っておくだけで、試合内容をより楽しめると思います。

さらに、それが自分の応援しているチームのことだと、ワクワクしませんか?

そこでサッカー視聴歴11年の僕が、自分の地元チームでもある「北海道コンサドーレ札幌」のJリーグの試合結果を毎節、分析していこうと思います。

コンサドーレの戦略と戦術を知っていれば、試合観戦の際により深く、楽しく応援することが出来ると思います。

前回(第30節)の記事はこちら。

コンサドーレサポーターはもちろん、Jリーグサポーターの方々もサッカーをより楽しむためのお手伝いが出来れば嬉しいです。

 

初心者さんに向けて

※サッカーにある程度精通してるよ!という方は飛ばしてください。

10節の記事でサッカー視聴、観戦の初心者さん向けに、ここから出てくるサッカー用語をザックリと説明していますので、参考にしてください。

 

戦略と戦術について

これから、戦略と戦術という側面から話を進めていくにあたって、意味の整理と僕なりに戦略と戦術の意味をサッカーに置き換えたものを10節の記事で紹介しています。

こういう考えで語っているよ、ということが分かると思いますので、こちらも参考にしてみて下さい。

 

VS.川崎フロンターレ

スターティングメンバー

前節上手くいった両WBは継続です。

荒野選手が久しぶりに先発ですね!

 

今節の戦略と戦術

戦略

第10節の記事でも説明していますが、戦略とは勝利のために試合前から練っておく相手への対策や攻撃の仕方、守備の仕方などなどです。

なので、当然試合中に変えることもありますし、相手によっては戦略がハマってそのまま押し切れちゃうなんてこともあると思います。

皆さんも知っての通り、コンサドーレはポゼッションを高め、相手に攻撃の機会を与えないことで守備の時間を少なくする“攻撃は最大の防御”を基本的な考え方としています。

相手によって多少変えることはあるんでしょうが、コンサドーレの戦略のベースは毎試合これですね。

今節はいつも通りのミシャ式ビルドアップで、荒野選手がCBまで下りる形でした。

前節で上手くいった攻撃的な両WBも存分に機能していました。

もしかしたら、ミシャ監督は本来、この逆足で攻撃性能の高い両WBを置く布陣を理想としていたのかもしれないと感じさせるような出来でしたね。

守備に関してもいつも通りのマンツーマン気味の守備でしたね。

 

戦術

戦術についても第10節の記事で説明しています。

ザックリ言うと、勝つために試合中実際に行うプレーや、監督の指示などです。

相手がこちらの戦略に対して対抗策を打ってきたり、シンプルに個人技の面で上回られたりなどなど、勝つためには試合中に変えなければいけないことが多々出てきます。

今節は、お互いにボールを保持したいチーム同士の戦いだったということもあって、ショートカウンターの打ち合いのような試合になりましたね。

コンサドーレは相手のハイプレスにはめられてボールを繋ぎながら前に運ぶのが困難でした。

川崎フロンターレ側もロングボールを蹴ることが少ないので、厳しくいくコンサドーレのマンツーマン守備をかいくぐるのが難しい状況でした。

お互いボールを回しながらの膠着状態が続く中で、チャンスに繋がるのはショートカウンターでしたね。

特に前半はボールを奪ってからの速い攻撃で何度もビッグチャンスを迎えていました。

コンサドーレは荒野選手が早い時間帯に負傷交代してしまいましたが、代わりに投入された興梠選手が結果的にショートカウンターをする上で良い仕事をしてくれましたね。

前線が興梠、シャビエル、小柏選手になったことで、収めることと裏に走ることを両方ともクオリティ高くこなせる3人になりました。

さらに、ゴールに素早く向かうということを共有しながらポジショニングなども考えられる選手たちになったことも大きいですね。

この3選手のコンビネーションでショートカウンターを打つコンサドーレは、23番を起点にショートカウンターを打つ川崎フロンターレに対して互角に渡り合うことが出来ました。

後半は少し落ち着いて、お互いにボールを繋ぎながらゴール前まで迫るシーンも増えてきました。

プレスをハメられていたコンサドーレは、サイドを使って上手く逃げながらボールを前進させていましたね。

川崎フロンターレのプレスによって、菅野選手までボールを下げさせられてしまうコンサドーレ。

序盤はそこからサイドに開いている田中選手、高嶺選手をめがけてロングボールを蹴っていましたが、中々上手くいきませんでした。

そこで、途中から相手のSBが出てきづらいポジションまでWBを下げました。

そうすることで、相手の3MFの脇、WGとSBが共にマークに行けない図のような曖昧な位置を取ることが出来ていました。

そこに菅野選手がロングフィードを蹴ることで、両WBがフリーで受け、攻撃を展開していきました。

もし、相手SBがWBに付いて来たらその裏を小柏選手とシャビエル選手がしっかり狙っていましたし。

さらに、相手WGが下がって対応するようなら田中選手、高嶺選手が空いてきますしね。

その他にも細かい戦術が見られたのでご紹介しようと思います。

荒野選手の負傷交代後、左シャドーに小柏選手が回ったことで右の金子選手側よりも左のルーカス選手側での攻撃が多くなったことです。

相手のDFラインを押し下げるランニングによってルーカス選手を大外でフリーにしてあげることも出来ますし、ルーカス選手の1対1を助ける形でインナーラップを仕掛けるタイミングも絶妙です。

なので、あまりボールに関わっていないように見えても、実際にはルーカス選手に良いボールが入る回数も増えましたし、仕掛けやすさも変わったと思います。

これは、特に狙ったわけではないと思いますが、明らかに変化していたのでご紹介しました。

そして、交代策も見事にハマったのでお話しようと思います。

今節で一番当たった交代は間違いなくキム・ゴンヒ選手の投入でしょう。

ただ投入しただけでなく、金子選手を下げてルーカス選手を右サイドにしたことも効果的でした。

ルーカス選手は右サイドで仕掛ければ必ずと言っていいほどクロスを上げ切ってくれます。

中央にはヘディングが強いキム・ゴンヒ選手が入っているので、このポジション変更はうってつけだったわけです。

結果的にこの交代とポジション変更で終盤の2得点と相手のレッドカードに繋がっていますから、この試合を決めた交代策と言っても過言ではありませんね。

※ここから先はくどくなるので、~選手の“選手”を省略します。

 

今節のトピック

ここでは、今節に起こったことをいくつかピックアップして具体的なシーンを例にご紹介していこうと思います!

 

相手のプレスに苦しむ

ボールを保持する上では仕方がないことですが、相手のクオリティが上がれな上がるほどプレスに苦しみますね。

7分にはハイプレスで完全にハメられて、どうしようもなくなってしまい菅野さんがサイドに大きく蹴りますがミスキックで相手ボールになってしまいました。

19分のシーンもプレスにハマっているところを高嶺が無理やり持ち運んでなんとか密集を抜けましたが、パスが合わずカウンターを受けました。

もし高嶺のドリブルのところでボールを取られていると、大ピンチのシーンでしたね。

逆に、相手のハイプレスをかいくぐれればチャンスになることも分かったシーンでした。

96分、1人少なくなってもハイプレスに来る川崎フロンターレに対してタッチが乱れ、奪われてしまいました。

あわやというシュートまでいかれてしまったので、今後も気を付けていきたいところですね。

素早いカウンターの応酬

今節の特に前半はお互いにショートカウンターの打ち合いのような試合になりました。

まずは11分のピンチのシーン。

23番の速さは脅威ですね。

コーナーキックのカウンターから2対2の局面で、41番にシュートまでいかれましたね。

これはバーを叩いて事なきを得ました。

今度は逆にコンサドーレのチャンスシーンです。

12分、荒野がパスカットからワンツーで抜け出して中央の小柏がシュートまでいきました。

そして、28分にはショートカウンターから失点してしまいます。

また相手の23番の突破から縦パスを入れられてしましましたね。

中央でこぼれたところに8番が突っ込んできて岡村が倒してPKを取られてしまいました。

これを41番が冷静に決めて先制されてしましました。

ですが、コンサドーレもショートカウンターから追いつきましたね。

33分、金子のパスカットから相手の逆を突いたドリブルで2人躱して逆サイドのルーカスへ展開。

そこから、一度サイドへ開いた興梠へ。

クロスからのこぼれをルーカスが押し込みました。

金子の奪った瞬間の判断力と興梠の素晴らしいポジショニングで奪った得点でした。

さらに、40分には逆転します。

まず、岡村が賢かったですね。

コンサドーレボールのゴールキックになるボールだったので、触らずにゴールラインを割らせるふりをしたところから一気に前線にフィードしました。

準備が出来ていなかった相手はシャビエル、興梠に上手く詰めることが出来ませんでした。

シャビエルと興梠で収めたところから、小柏へ落としてもう一度シャビエルへ。

シャビエルが裏に走るルーカスへ絶妙なスルーパスを通しました。

スルーパスが絶妙過ぎて、ルーカスについていたDFはファウルで止めるしかありませんでしたね。

結果的に、ペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。

これを興梠が決めて、J1得点数歴代単独2位に!

岡村の相手を騙すような頭脳プレーに、小柏の相手の逆を突いて前を向く技術、シャビエルのスルーパスとルーカスの走力、それぞれの選手が持ち味を出し合って生まれた素晴らしいゴールだったと思います。

今節も効いた両WB

前節に引き続き起用した、攻撃的な両WBが今節も効きましたね。

37分、WBからWBの展開で相手を広げて、中央でシャビエルの素晴らしいミドルシュートでゴール!

かと思ったらオフサイド!

得点にはなりませんでしたが、両WBの特徴とシャビエルの横からのボールに合わせる技術力が出たシーンでしたね。

82分には、金子が下がってルーカスが右に回っていましたが、ルーカスの良さが出たシーンがありました。

ルーカスが利き足側のサイドに入って、キムゴンヒも投入されているのでクロスがチャンスになりやすい状況でしたね。

83分の得点は、まさに攻撃的なWBを活かした攻撃での得点でしたね。

この時は右がルーカスで左青木のWBでしたが、攻撃的なのは変わりませんね。

“戦術”でお伝えしたWBが曖昧な位置を取って攻撃の起点になる形から、青木の素晴らしい仕掛けとキープで逆サイドへ。

ルーカスが一度トラップをミスしてしまいますがクロスを上げ切りました。

そこに、シャビエルが戻りながらのヘディングシュートでゴール!

シャビエルはクロスに合わせるのがホントに上手い選手ですね。

交代で流れを変えた

78分に金子が交代して、キムゴンヒが投入されました。

その際にポジションが青木の左WB、ルーカスの右WB、キムゴンヒ、興梠の2トップに変わりました。

これによって前線に分かりやすいターゲットが出来たことと、キムゴンヒのシンプルに周りを使いながらプレー出来るという特徴によって、コンサドーレにとってショートカウンターをしやすい状況になっていきました。

そして、84分に素晴らしいショートカウンターが決まります。

キムゴンヒのフリックからシャビエルが裏へ抜け出し、決定的なチャンスを迎えました。

これを相手DFが後ろから押して止めたとして、レッドカードが提示されました。

初めはペナルティエリア内で倒されたとしてPKを獲得したかと思われましたが、判定は外でしたね。

速い攻撃の中でシンプルにプレーすることが出来るキムゴンヒが効いたシーンでした。

小柏!!!

今節は全体を通して小柏の出来が素晴らしかったと思います。

54分、興梠のワンタッチから小柏が裏に抜け、切り返してシュートまで持っていきましたが、相手の戻りとカバーでクリアされてしまいました。

再三小柏の裏抜けからチャンスを作れていましたね。

57分にも菅野さんがサイドにロングボールを出し、金子が落として田中がいいスルーパスを小柏に送りました。

相手DFと並走するような形でしたが、小柏が走り勝ってシュートまで持っていきましたね。

“戦術”でもお伝えしましたが、小柏のいる側の攻撃が活性化されることからも分かる通り、今節は終始大活躍でした。

そして、最後の最後には大仕事をやってのけてくれましたね。

 

得点・失点シーン

今節は双方合わせて得点が7点も入った見応えのある試合でした。

全ゴールシーンをご紹介したいところですが、ものすごく長くなってしまいそうなので得点、失点共に1シーンずつピックアップしてご紹介しようと思います!

その他の得点、失点シーンについては“今節のトピック”でザックリと紹介しています!

 

得点シーン

今回ピックアップしてご紹介する得点シーンは、102分の逆転ゴールです!

まさかあんな終盤に逆転ゴールを決めてくれるとは…

このゴールは、プレーに関わった全員が難しいプレーを成功させたことによって生まれたゴールだと思います。

まず、田中が単にクリアボールを蹴るのではなく、素晴らしいロングフィードにしたプレーから始まりましたね。

この時間帯で引き分けだったのでシンプルにクリアしたくなる場面だと思いますが、しっかりと遠くを見てスペースで浮いているキムゴンヒを使いました。

次にキムゴンヒが冷静に周りの上りを待ちながら仕掛けて、相手のDFラインをズルズルと下げさせたことです。

無理にチャレンジせず、周りを使うという選択肢を残しながら仕掛けたので、相手のCBも飛び込みづらかったと思います。

そして、キムゴンヒの仕掛けの間に斜めに小柏が入って来て、外を中村が駆け上がっていきました。

裏にそのまま抜けて行ける中村を使うかな?と思いましたが、キムゴンヒの選択は中央の密集に入って行った小柏でしたね。

これもパスを通すのが難しい中央の小柏を選択していますね。

そして、最後に一番難しいことをやってのけたのが、ゴールを決めた小柏です。

正直、キムゴンヒが小柏に出した時は、小柏の体の向きとキムゴンヒの動きによって完全にキムゴンヒに落としてシュート一択というイメージでした。

まだ中村に出した方が、ニアに小柏、ファーにキムゴンヒが入って行って決まる確率が高いんじゃ?と思いました。

ですが、小柏は想像を上回ってきましたね。

まさかトラップで相手の逆を突いて前を向くとは!

そのまま狙いすましたシュートで逆転ゴール!

別の記事で小柏の特徴を解説していますが、その記事でも触れている“高い技術を持ちながら合理的”という特徴がまさに出たシーンでした。

無理に足元に収めて躱すのではなく、トラップ一発で相手の逆を突く合理的なプレーとボールをシュートの打ちやすい場所に正確にトラップする高い技術が見られましたね。

小柏選手を紹介した記事はこちら。

 

失点シーン

失点シーンでご紹介するのは小林悠選手に見事にやられてしまったシーンです。

69分にカウンターから23番のドリブルによってラインを下げさせられたことによって、中央にポッカリとスペースが空いてしまいました。

そのスペースを使われて、フリーの小林悠選手にミドルシュートを決められてしまいました。

完璧なミドルでしたねー。

菅野さんも完全に逆を突かれて動けませんでした。

ボールを奪われた際にハンドっぽかったので、コンサドーレ側の何人かの選手がプレーを止めてしまったのが痛かったですね。

 

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私見

もちょ的、今試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)

ここで、もちょの独断と偏見で選んだ今試合のMOMを発表したいと思います!

今試合のMOMは…

小柏 剛選手です!

今節は文句なしで小柏選手でしょう!

大逆転ゴールを決めたことはもちろんですが、これまで書いてきた通り試合を通して素晴らしかったです!

すごい!

小柏選手を紹介した記事はこちら。

 

その他にも良い選手が

今節では、キムゴンヒ選手ですね。

まだ、途中出場での出番しか無いキムゴンヒ選手ですが、出場するたびに周りとの連携が良くなっていきますね。

ポストプレーの安定感は言うまでもないですが、ポストをした後の味方を使うプレーやワンタッチで裏に出すプレーなど、シンプルかつ効果的なプレーが多いですね。

今後は攻撃をスムーズに行う上で重要な選手になっていくんじゃないかなと感じます。

 

ちょっとばかし直してほしい選手

今節は特に目立って直してほしい選手はいませんでした!

劇的勝利もしましたし、皆頑張りましたね!

ここまで、コンサドーレをたっぷり贔屓して書いてきたので、少しだけ直してほしいプレーについて書きました。

褒めてるだけのレビューだと嘘くさくなるので、正直なレビューだよと言うことを証明するためです。

ファンの皆様怒んないでください、すみません。

 

まとめ

以上、北海道コンサドーレ札幌 J1リーグ第31節 川崎フロンターレ戦を分析してみた!でした。

それにしても、良い試合でしたね。

点もたくさん入りましたし、逆転に次ぐ逆転で常に興奮しっぱなしでした。

Jリーグも佳境に入って、より一層面白くなってきましたね!

ちなみに、89分辺りに川崎GKが足を痛めた時、登里選手がコンサドーレサポーターに謝ってるのと、駒井が落ち着けーってやってるのが地味なシーンだけど良いシーンでした。

ああいう、ピッチ内ではバチバチだけどピッチ外ではサッカー仲間感が感じられるシーンって良いですよね。

・・・それだけです。

この記事で、より一層コンサドーレの応援、Jリーグの視聴を楽しんでもらえたら幸いです。

では、また!

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