こんにちは、もちょです。
今回は、サッカー視聴歴11年の僕が、北海道コンサドーレ札幌の選手たちの特徴やミシャ式サッカーでの役割などをご紹介していきたいと思います!
第7弾はクロスマシーンルーカス・フェルナンデス選手です!
前回の駒井選手編はこちら。
約4年ぶりに開幕戦からコンサドーレの試合を見ていますが、中々複雑なサッカーをしていますよね。
試合を観戦する際に、なんだかフォーメーションがコロコロ変わるけど、どうなってんの?とか、選手のポジションがよく変わるし、何が起こってるか分からん!なんていう煩わしさは無いでしょうか?
「選手たちが“どんな特徴”だからミシャ式サッカーでは“こんな役割”を担っているのか」ということを理解することで、そんな煩わしさを解消できるかもしれません。
この記事を読んで、コンサドーレの試合がいつもより分かりやすかった!と感じていただければ幸いです。
ルーカス・フェルナンデス選手とは
公式HPより
サイドをゴリゴリと突破していく。
クロスをいっぱい上げてくれる。
運動量が豊富で、なおかつスピードもある。
プロフィール
北海道コンサドーレ札幌の公式サイトに詳しいプロフィールが載っています。
特にQ&Aのコーナーが面白いので、必見です。
特徴
ルーカス選手の特徴をザックリ言うと…
- とにかくクロス
- 躱し切る前にクロスを上げられる
- シンプルに速くて運動量豊富
- 縦突破の技術
- 守備は不安
です!
それでは、詳しくご紹介していきます。
公式HPより
・とにかくクロス
ルーカス選手はとにかくクロスが特徴的な選手です。
とりあえずサイドで突破してクロスまでっていうのがお決まりですよね。
クロスの精度も高いので、たくさんチャンスを作ってくれます。
・躱し切る前にクロスを上げられる
先ほどもクロスには触れましたが、もう一つクロスのことを。
ルーカス選手は相手DFを躱しきる前にクロスを上げることが出来ます。
少しタイミングをずらしたり、緩急でクロスを上げられる時間を作ったりと様々な方法でクロスを上げ切ってくれます。
敵としてはマークについていてもクロスを上げられるので、厄介この上ないでしょう。
・シンプルに速くて運動量豊富
ルーカス選手はシンプルにスピードがあります。
それに加えて、運動量も試合終盤まで落ちません。
なので、ルーカス選手の上下動に相手SBがついていけなくなるシーンをよく見ますね。
・縦突破の技術
シンプルに速いということに加えて、縦に突破するための技術を持っています。
緩急をつけて相手を一気に抜き去ることも出来ますし、ボディフェイントで左右に揺さぶってから抜くことも出来ます。
まさに、縦横無尽に相手を揺さぶりながら縦に突破してクロスを上げ切ってくれますね。
・守備は不安
コンサドーレは3バックシステムなので押し込まれた際には5バックのような形で守ることもあります。
そんな時、WBを務めるルーカス選手はDFラインまで下がって守備をしなければならなくなります。
いわゆるSBの位置で守備をしなければならないんですね。
ルーカス選手はおそらくDFのような守備は苦手です。
身体能力自体は高いので、スピードで対抗出来る場面は問題ありません。
しかし、テクニックで躱してくる相手やパスワークで翻弄されてポジショニングが大事になってくる守備だと、スキが出来てしまいます。
ミシャ式での役割
ここでは「サッカーを集約すると、この4つの局面で構成されている」とよく言われる“サッカーの4局面”にフォーカスしてお話していこうと思います。
コンサドーレがミシャ式サッカーを行う上で、この4局面においてルーカス選手がどのような役割を担っているかをご紹介したいと思います。
・ボールを保持しての攻撃
ルーカス選手のボール保持時の役割はクロスを上げてチャンスを作ることとサイドに張って仕掛けて相手を広げさせることですね。
まず、クロスでチャンスを作ることは一番わかりやすい役割です。
特徴でもお伝えした通り、ルーカス選手はクロスを上げることが得意で、不利な状況でもクロスを上げ切ることが出来る選手です。
無理やりにでも上げ切ってくれるので、相手としてはタイミングがズレてボールを見失ったり、自分のマークを離してしまうことも多くなります。
そうやってゴールに直結するようなチャンスを作ることが一番の役割ですね。
そして、サイドに張って仕掛けて相手を広げさせることも役割です。
サイドチェンジによってフリーになっているWBが仕掛けるという展開はコンサドーレでよくある攻撃です。
縦突破が得意で敵によせられてもクロスを上げ切ることのできるルーカス選手はサイドに張らせておくのにピッタリというわけです。
さらに、相手チームとしてはルーカス選手にフリーでボールを持たれるのは嫌なので、どうしてもサイドが気になります。
そうやって広がった相手の中央をパスワークで崩すこともコンサドーレがやりたい攻撃の1つですね。
・ボール非保持での守備
DFラインまで下がって、いわゆるSBの位置で守備をする役割ですが…
特徴でもお伝えした通り、この守備が今のところ弱点になってしまっています。
田中選手の守備力と金子選手のプレスバックに助けられて、あまり目立っていませんでした。
しかし、最近では金子選手の怪我や田中選手がつり出された状況などに対応できなくなっていって、ルーカス選手側から突破されることが多くなってきてしまっています。
・ボールを奪った瞬間
サイドでボールを持ち運ぶ役割です。
とにかく走ってサイドを駆け上がったり、ボールを持ってそのまま相手ゴール前まで運んでくれます。
カウンター時には必ずと言っていいほど相手選手に走り勝ってくれるので、頼もしいですね。
・ボールを失った瞬間
持ち前のスピードで戻りながら守備をする役割です。
ですが、ここでも守備の問題が…
カウンターを食らっているということは人数が少ない状況で守備をしなければいけないので、1人躱されると大変なことになってしまいますが、ルーカス選手はチャレンジしすぎて簡単に躱されたり戻る位置を間違えて簡単に突破されると言ったシーンが多く見られます。
頑張って上下動はしてくれているので、この辺の課題を克服してくれると嬉しいですね!
まとめ
以上、ルーカス選手の特徴とミシャ式サッカーでの役割をご紹介しました!
今回紹介した特徴や役割を意識して試合を観戦していただければ、ルーカス選手のプレーをより深く楽しんでいただけると思います。
この記事で、より一層コンサドーレの応援、Jリーグの視聴を楽しんでもらえたら幸いです。
では、また!
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