こんにちは、もちょです。
今回から3回にわたって海外サッカー視聴歴11年の僕がおすすめする、初心者さん向け海外サッカーで視聴すべきチームを紹介していこうと思います!
今から海外サッカーを観てみよう!という初心者さんに向けて
・イングランドプレミアリーグ
・スペイン、ラ・リーガ
・イタリアセリエA
の3つのリーグからそれぞれおすすめチームをピックアップ!
第1弾はイングランドプレミアリーグです!
昨シーズンはサボってしまったこのシリーズ。
プレミアがDAZNで観られなくなってしまったから…
という言い訳をしていたとかしていなかったとか。
(じゃ、ラリーガとセリエAはやれただろ!というツッコミは無しで)
しかし!!!
ふたを開けてみれば、ABEMAで無料放送がいくつかあったり、SPOTVで全試合放送されたりとなんだかんだで観られる方法がありました。
というわけでこのシリーズが復活です!
※2シーズン前の記事はこちら。
今から海外サッカー見てみよう!と思っても、どのチームの試合を見ればいいんだろう?と迷う方が多いと思います。
海外サッカー初心者さんでも、視聴していて楽しめるようなチームを紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
この記事を読んで、海外サッカーを思う存分楽しみましょー!
昨今の海外サッカー視聴環境について
初心者さん向けの記事ということで、ここでは海外サッカーを視聴するにあたって、どのプラットフォームで観ればいいのかなどを軽く説明します。
まず、僕の視聴方法は
- プレミアリーグをABEMAで無料放送
- セリエAとラリーガをDAZN
- (コンサドーレ札幌をDAZN)
冒頭でも触れていますが、前まではDAZNで観れていたプレミアリーグが観られなくなり、U-NEXT(SPOTV)での独占配信となりました。
DAZNに加えてU-NEXTにも加入となると金額が金額なのでABEMAの無料放送に甘えております。
ABEMAプレミアムが月額960円と安いんですが、全試合観られるわけではないので無料で良いかなと。
ちなみに、プレミアムでしか見られない試合があるのはもちろん、見逃しても後から観られるのはプレミアム会員だけです。
※試合によっては無料で“再放送”してくれます。ABEMAさん太っ腹!!
僕はこんな感じで海外サッカーを観ていますが、最近は海外サッカーを観られるプラットフォームがあちこちに散らばって、人によって様々な利用方法になってくると思います。
コンサドーレ札幌を観ている僕はDAZNを利用せざるを得ませんが、今シーズンからU-NEXTでラリーガの放送も始まるそうなので、海外サッカーだけ見るという人はそちらの方が良いかもしれないですね。
でも、DAZNではリーグ1やポルトガルリーグ、ベルギーリーグなど、日本人選手がいるけどマイナーなリーグを放送してくれたりもします。
日本人選手を重視するのであれば、DAZNも良いかもしれません。
イングランドプレミアリーグおすすめチーム
イングランドプレミアリーグについて(おさらい)
まず、おすすめのチームを紹介する前にイングランドプレミアリーグについてざっくりと話しておこうと思います。
イングランドプレミアリーグは20のチームが、ホーム&アウェイの全38試合を戦って優勝を争います。
プレミアリーグの特徴はフィジカルに長けた選手が多く、迫力のある体のぶつかり合いや、スピーディーなカウンター(※1)を得意とするチームが多いことです。
しかし、現在リーグ3連覇中のマンチェスター・シティはポゼッション(※2)を主な攻め方とするチームであるように、多種多様なチームが在籍するリーグでもあります。
さらに、欧州の中でも資金力のあるチームが揃っており、有名選手や監督が多数在籍しています。
中でも、ビッグ6と言われる
・チェルシー
・トッテナム・ホットスパーズ
・マンチェスター・シティ
・マンチェスター・ユナイテッド
・リバプール
には超有名選手や各国で実績を残した監督が在籍しています。
このビッグ6同士の試合なんかは正直何も考えないで見ても面白いです(笑)
そして、ビッグ6同士はライバル意識もひと際強く、選手自身のモチベーションが高いので、よりレベルの高い試合になります。
なので、ビッグ6がぶつかり合う試合はチームに関係なくおすすめです。
プレミアリーグには今季から日本人が3選手も所属することになりましたが、そのうち2選手はBIG6のチームに所属しております。
世界最高峰と言われるプレミアリーグの中でも上位のクラブに日本人選手が所属しているとなると、もう観るしかありませんよね?
それでは、いよいよおすすめチームの紹介に行きましょう!
現在の2強
おすすめ1:マンチェスター・シティ
強さ:★★★★★
(★5をMaxとして評価)
監督:ペップ・グアルディオラ
注目選手:アーリング・ハーランド
本拠地:エティハド・スタジアム
昨シーズン、ついにCL(チャンピオンズ・リーグ)を獲ってしまった、今のところ世界で一番強いチーム。
CLだけでは物足りず、リーグとカップ戦も獲ってイングランド史上2チーム目の1シーズン3冠を達成しました。
ちなみにもう1チームは同じ街のライバルであるマンチェスター・ユナイテッドで、ユナイテッドは3冠を2回達成しているらしく、現地のサポーターたちはまだ負けていないと意地を張っているらしい。
チームの特徴としては、ポンポンと小気味よくパスをつなぐサッカーで、とにかく攻撃が魅力です。
パスをつなぐことで相手にボールを渡さず、守備の時間を減らしてしまおうというグアルディオラ監督の思想の下、ボールポゼッション(ボールを持っている時間)が常にプレミアリーグ上位という見ていて非常に面白いチームです。
相手にボールが渡ってしまった場合でもすぐさまボールを取り返す「ハイプレス」が強力で、ずっとシティボールなんていうこともざらにあります。
注目選手でも挙げている「ハーランド」が昨シーズン加入したことで、細かくつなぐだけでなく、ロングボールも効果的に使える攻撃の型を手に入れて鬼に金棒状態に。
さらに、シティの監督「ペップ・グアルディオラ」はいつも新しい戦術を開発します。
今まで開発してきた代表的なもので言えば、「偽9番」や「偽SB」があります。
「偽」という文字からも分かる通り、そのポジションに最初はいるけど試合中にはポジションを変えてチームの機能性を上げるという戦術です。
昨シーズンはついに、CBを試合中にMFにしてしまう「偽CB」を開発してしまいました。
それをこなしてしまう選手も選手ですけどね…
パスをつなぐサッカーが好きという方や、とにかく強いチームが良い!という方にはぜひ見ていただきたいチームです。
おすすめ2:アーセナル
強さ:★★★★☆
(★5をMaxとして評価)
監督:ミケル・アルテタ
注目選手:冨安健洋
本拠地:エミレーツ・スタジアム
日本で最もファンが多いのがアーセナルらしいです。
冨安選手関係なく。
昨シーズンは惜しくも2位に終わったアーセナル。
優勝できなかったチームが1位でいた最長期間記録を更新しました。
248日も1位を継続していたんだとか。
リーグ期間が8月初週~5月末で大体10か月(約300日)のうち、代表ウィークで中断もあるのでほとんどの期間1位だったってことですね。
誰もがアーセナルの首位奪還を疑いませんでしたが終盤に失速してしまい、シティに優勝をかっさらわれました。
しかし、ここ近年のアーセナルを観てきた方ならこう言うでしょう。
「優勝できなかったのは残念だけど、2位ってすごくね?」と。
それだけ、今までのアーセナルが不甲斐なかったんですね。
それを変えたのが、現在監督を務めるミケル・アルテタ監督です。
このアルテタ監督、シティで指揮を執るペップ監督の弟子なんですね。
昨シーズンは最後の最後までアーセナルとシティが優勝を争ったわけですが、終盤のシティの完璧さから「弟子にはまだまだ負けんよ。」という声が聞こえてきそうでした。
と、小話はこの辺にして…
チームの特徴としては、高い位置でのプレスから始まるしっかりデザインされた守備をベースに、ペップ監督直伝のポジショニングで優位を取る“ポジショナルプレー”を組み込んで、繋ぐサッカーを展開します。
特に、片方のSBを絞らせてMFのように扱う「偽SB」が特徴的です。
シティと比べると戦術面での柔軟性に欠けますが、一度ハマった時の爆発力は王者を凌ぐほどです。
現に昨シーズンはほとんどの期間、シティを順位で上回っていたわけですし。
数シーズン前はかなり若いチームという印象があったアーセナルですが、満を持して大成するシーズンになりそうな今季。
アーセナルの問題点としてよく言われる、選手層の薄さも今シーズンは大物選手の獲得で解消されました。
昨シーズンは逆に「この戦力でずっと首位はすごいな、アルテタ監督」という見方もあったとか。
しかし、新たに加入したハヴァーツ選手やライス選手、ティンバー選手はアーセナルのサッカーに慣れるのにかなり苦戦している印象ですね。
まだ、4試合ですけど…
さらに、せっかく獲得したティンバー選手が大怪我で長期離脱という不運も。
そこで、期待されるのが冨安選手です。
同じポジションのティンバー選手が負傷したことで冨安選手の出場機会が大幅に増えることになりましたね。
我々日本人からしたら、冨安選手をたくさん観られるのは非常に楽しみです。
日本人選手にフォーカスして観たい方にはもちろんおすすめですし、シティとの優勝争いも観ていて楽しいと思いますので、絶対的な王者を打ち破るチームを応援するのが好きなんだ!という方もぜひ、アーセナルを追いかけてみてください。
ABEMAで無料放送されやすいのもおすすめポイントです。
キタキタキター!日本人3人目のプレミア選手ー!!!
おすすめ3:リバプール
強さ:★★★★☆
(★5をMaxとして評価)
監督:ユルゲン・クロップ
注目選手:遠藤航
本拠地:アンフィールド
昨シーズンはあまり振るわず、CLの出場権を逃してしまったリバプール。
チームの特徴としては、前線からどんどんプレス、ボールを奪われたら即プレス、中盤でも圧力圧力の超攻撃的な守備をします。
その超攻撃的な守備で奪ったボールをダイナミックかつスピーディーに展開し、相手がついてこれないスピードで点を取ってしまいます。
昨シーズン終盤に、ずっと守備時の弱点だと言われてきたSBのアーノルド選手を「偽SB」として中盤にスライドさせる形を試してから上手くいき始めました。
(12試合負けなし!)
このシステムを発見したのが終盤だったので追い上げ叶わず、EL(ヨーロッパ・リーグ)出場権を獲得するに留まりました。
・・・・・
ここまでリバプールのことを書きましたが、こんなのは建前ですよ、建前。
何を隠そう、記事の構成を練っている時はリバプールをおすすめチームにする予定はありませんでしたからね。
?
じゃ、なぜ今回おすすめチームに加えたかというと…
この記事を書いている最中に我らが日本代表のキャプテン、「遠藤航」選手の移籍が発表されたからです!!!
まさかのー!
いきなり出てきたこのお話。
全く予想されていなかったので、サッカーをよく観る人でも驚きのニュースだったんじゃないでしょうか。
それにしても、嬉しい。
リバプールは推しクラブの一つなので、素直に嬉しいです。
という感情のお話はここまでにして、遠藤選手が上手くいくのか、リバプールを遠藤選手目当てで観るべきなのかと。
結論から言うと、上手くいくし、観るべきだと思います!
執筆時点ではチームが1人退場者を出してしまって10人なった状況での出場しかしていないので、プレーぶりを判断することはまだできません。
しかし、チームの特徴でもお伝えした通り、攻撃的な守備から素早く攻めることを得意とするリバプールにこれでもかとマッチします。
さらに、アーノルド選手の「偽SB」を遠藤選手もこなせるんです!
アーノルド選手ほどのキック精度は無いにしろ、守備強度は圧倒的に上ですしSBもやったことがあります。
本職もMFですから、もってこいなんですね。
やれるポジションが複数あるということからも、遠藤選手は出場機会が結構あるんじゃないかと思います。
ABEMAでの無料放送が優先的にされないという点が少し気がかりですが、リバプールを追うのは非常におすすめです!
最後はお馴染みのミトマーチ
おすすめ4:ブライトン
強さ:★★★☆☆
(★5をMaxとして評価)
監督:ロベルト・デゼルビ
注目選手:三笘・マーチ
本拠地:アメリカン・エキスプレススタジアム
(アメックス・スタジアム)
最近は日本でよく聞くチームになりましたね。
中堅であまり有名じゃないクラブなんですが、何を隠そう三笘選手が所属しております。
昨シーズンは、新監督にデゼルビ監督を呼んできて、クラブ史上初のヨーロッパカップ戦出場権(リーグ6位)を獲っちゃいました。
三笘選手が大ブレークしたシーズンでしたね。
左の三笘と右のマーチでミトマーチなんて言われ方もするとかしないとか…
チームの特徴としては、またもや繋ぐサッカーをするチーム、なんですが…
先ほど紹介した、シティやアーセナルとは一線画すサッカーをします。
これは、攻撃に限った話です。
シティやアーセナルは立ち位置で優位を取って、合理的にボールを前進させようという考えの元、色々な戦術を用いてボールを繋ぎます。
一方、ブライトンはというと…
デゼルビ監督のやりたい攻撃!
これがやりたいんだ!という攻撃です。
つまり、ロマンを追い求めた攻撃をするということです。
ロマン?どういうこと?と思った方もいるでしょう。
具体的に説明していきます。
まず、ボールを繋ぐ際にブライトンはCB2枚+片方のSBが内側に絞る+ボランチの片方(SBの両方、もしくはボランチの両方の時もある)4人で四角形を作ります。
これはもう、相手がどうであれ状況がどうであれ基本的にこの形です。
次に、ブライトンのボール回しはCBの2人から始まります。
ゆっくりCBで回しながら、中央を狙います。
ずーっと中央です。
先ほど説明した4人の残り2人、もしくは一つ奥のFWが下りてきてもかまいません。
とにかく中央に縦パスを刺そうとします。
どんなにプレスをかけられていようが、どれだけスペースがなかろうが、どれだけサイドが空いていようが、中央への縦パスを第一とします。
ここまで説明すれば、大体つかめて来るんじゃないでしょうか?
ロマンを追い求めている感じが。
相手に寄せられていても上手さで躱せばチャンスになるし、どんなにスペースが無くてもワンタッチでいなせればチャンスになります。
中央は一番ゴールに近いですし、相手も潰そうと前に出てきますから。
マイナス面のように説明してしまいましたが、こんな風にロマンを求める攻撃をするからこそ、ブライトンは観ていて面白いんです。
ハラハラするボール回しですが、ワンツーで敵を剥がして一気にスピードアップしたり、縦パスがスパンッと入ってFWが前を向いたときのチャンスだ!ってぞわぞわする感じとか、たまらない人は多いんじゃないでしょうか。
かなり癖が強いサッカーをしますが、その分一度ハマると抜け出せない、味があるチームですので、一度観てみることをおすすめします。
難しいことを考えずに、三笘のドリブルを観るだけでも楽しいですしね。
三笘の影響か、ABEMAでの無料放送がブライトン中心なのでその面からもかなりおすすめです!
まとめ
以上、イングランドプレミアリーグのおすすめチームでした!
この記事のまとめとしては…
・マンチェスター・シティ→ポゼッションが好きな人におすすめ!
・アーセナル→今シーズンこそは優勝なるか⁉
・リバプール→ダイナミックな攻めが好きな人におすすめ!
・ブライトン→三笘!とロマン!
ということでした。
現在、世界で最もレベルの高いリーグと言われているプレミアリーグ。
お金がいっぱいあるから、優秀な選手や監督が集まるんですって。
そんなリーグなので、いいチームがいっぱいあって絞るのに苦労しました。
今回は4つのチームをピックアップしましたが、ほかにも魅力的なチームはたくさんあります。
もしかしたら今回紹介したチームと対戦したチームのことを好きになるかもしれませんし、ファンになった選手が移籍した先のチームを好きになるかもしれません。
この記事で、皆さんが好きになるチームを見つける手助けが出来たら嬉しいです。
では、また!
他にも、スペインのラ・リーガとイタリアセリエAからおすすめチームをピックアップしています。
※スペインのラ・リーガ編はこちら
※イタリアセリエA編はこちら
[後日アップ!]
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