【 北海道コンサドーレ札幌 】やっとだ…コンササポの試合分析・感想「第7節・VS.ガンバ大阪」

こんにちは、もちょです。

今回は、「 北海道コンサドーレ札幌 VS.ガンバ大阪(J1第7節)」の感想と分析です!

サッカー観戦初心者さんにもわかりやすいように試合内容の分析は簡潔に、そしてコンササポなりの感想は熱く語っていこうと思います!

コンサドーレの応援に役立つ情報や、コンサドーレへの想いを共有できればと思います。

※前節の記事はこちら

それでは、コンサドーレの戦いを「分析・振り返り」していきましょう!

 

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第7節( 北海道コンサドーレ札幌 VS.ガンバ大阪)

スターティングメンバー

大森選手が初先発!

宮澤選手のスタメンも継続ですね。

近藤が左WBの攻撃的布陣です。

 

試合内容

ここでは試合を戦略や戦術といった細かい部分で見ていきます。

コンサドーレを応援できれば楽しい!

サッカーの細かい戦術なんて気にしてたら酒を飲みながら観れないじゃない!

と言う方はここをすっ飛ばして“感想”を読んで頂ければと思います。

 

コンサドーレの戦略・戦術

大まかな戦い方
  • 前節ほどはシンプルにプレーしない
  • GKを使ったビルドアップ
  • ボランチが一枚下がって4バックを形成
  • サイドチェンジで揺さぶる
  • 前線からマンツーマンで守備をする
  • セットプレーの工夫

 

細かい戦い方
前節は何だったのか…

前節はあれだけシンプルにプレーしていたのに、今節はまた足元中心に戻っていましたね。

たくさんカウンターを食らってました。

個人的には前節のようにシンプルにプレーする方がチャンスの確立を上げて、リスクを最小限に出来ると思います。

でも!ミシャのサッカーはこうでなくちゃ!という方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

その通り!と僕も言いたいです(笑)

僕は、ただロングボールを使って攻めようと言いたいわけではありません。

前節の戦いで分かった通り、ロングボールを使う時はどこに蹴るか、どのようにセカンドボールを回収するかなどをあらかじめチームとして共有しておくと、あれだけ圧倒したサッカーが出来るんです。

そして、押し込んでからはいつものミシャサッカー、繋いで繋いで相手を振り回すサッカーをしてもらいましょ、ということです。

先ほども触れましたが、今節は自陣で奪われることが多かったですよね。

失点こそしませんでしたが、カウンターでやられてきたからこそ、そこの部分は改善して欲しいなと思います。

 

選手によって?

前節のようにシンプルなロングボールも使ってよ!と先ほどの項で語りました。

しかし、使える選手によって変えざるを得なかっただけかもしれないというお話をしたいと思います。

今節は鈴木武蔵がベンチにも入りませんでした。

前節は見事なポストプレーを見せてくれていましたね。

あんなに収まるんかい、と。

その起点になる仕事を、大森はあまり出来ていませんでした。

それなら、裏に抜けるタイプのフォワードか、というとそうでもありません。

なので、裏抜けを使う選手も全然いませんでした。

前節は鈴木武蔵のポストプレーに合わせて駒井が裏に、菅と浅野がサイドで張ってスペースを常に狙っていました。

今節はと言うと…

左で先発した近藤は、菅のようにサイドを駆け上がって!というタイプではなく、一度足元でもらってドリブルしたいタイプですし。

今節のメンバーで唯一裏抜けを使えそうな駒井は、何でも出来るがゆえに前節で言う鈴木武蔵の役割をやっていました。

つまり、大森も上手く収められず、裏に抜ける選手も少ない中でロングボールを蹴ってもあまり効果的ではないとミシャ監督が判断した可能性が高いというわけです。

そして、裏を取られないぞ!と悟ったガンバ大阪は、これでもか!というぐらい前線から圧をかけれるわけですね。

裏抜けって大事。

・・・・・

こんなに語っていますが、ピッチ内のノリかもしれないので、皆さんは細かいこと考えずに観た方が良いかもしれません(笑)

 

得点シーンについて

やっと勝てた試合の唯一の得点!

と言うことで、何回もあのシーンを見返しちゃいました。

※Xで公式から得点シーンがポストされていたので、貼っておきます。


宮澤さんのヘディングシュートはもちろん素晴らしかったんですが、その他にもこの得点につながった良いプレーがたくさんありましたので、詳しくご紹介したいと思います。

まずは、青木のポジションチェンジ。

得点からかなり前のシーンになってしまいますが、青木がシャドーの位置から左サイドへ流れて、意図的にフリーになる動きがありました。

菅が結構サイドに開いていたので、普段なら中央でプレーする場面なんですが…

菅よりもさらに大外で待っていた青木。

そこでフリーになって時間を作ったところから始まった攻撃であの得点は生まれました。

お次は、長谷川さんと浅野コンビの崩し。

みなまで言うなと。

あの間を通すパスと

あの素晴らしいクロスでしょ、と。

その通りです!

特に言うことはありません!(笑)

あれは二人の「質」でした、ホント。

付け加えるなら、BOX内のポケット(長谷川さんがフリーになったあの位置)を長谷川さんが取れたことで、7割勝ちだなと。

浅野が相手DF2人を引き付けて空いたスペースを見事についた長谷川さんでした。

ちなみに、あそこがぽっかりと空いたのは左右揺さぶったからですね。

最後に、駒井の動きをご紹介できればなと。

ガンバの分析の方で詳しくご紹介しますが、駒井が2番を釣ってくれたのがデカかったです。

最終的に宮澤さんを背後に入れてしまったガンバの2番ですが、目の前に駒井がいたことで駒井にズレるしかなかったんですね。

長谷川さんのクロスの上げ位置も素晴らしかったので、2番対宮澤・駒井の2対1になっていたということです。

長々と書いてしまいました。

嬉しくて何回も見返したので、書くことが多い多い。

皆さんも見返しながら、読んで頂くと新しい発見があるかもしれません。

 

ガンバ大阪の戦略・戦術

大まかな戦い方
  • 守ってカウンター
  • 11番ジェバリ狙い
  • かなり前に出てくる守備
  • あまり後ろから繋がない

 

細かい戦い方
しっかり守るサイドアタッカー

ガンバの両サイドアタッカー、8番食野と10番倉田は自陣に攻め込まれたときにかなり戻って守備をしていました。

特にコンサドーレのWBに対してしっかり戻って、SBと2対1を作れていました。

その部分で近藤も苦労していましたよね。

 

11番ジェバリを狙う?

守ってから早い攻撃でいったん前線に当てる?と思いましたが、徹底して11番ジェバリを狙ってきているわけでもなく…

コンサドーレ陣でボールを奪われてカウンターを食らう時くらいしか怖さを感じませんでしたね。

11番のジェバリは岡村に競り勝ったりしていたので、ターゲットマンとして機能しそうでしたが、セカンドボールへの意識もそこまで高くなかったように見えました。

終盤のジェバリが交代した後は前線の当て先もなく、足元で繋ぐのかもあやふやで、選手が困っていましたね。

 

失点シーンについて

先ほどは得点した側の目線でご紹介しましたが、ここでは失点した目線から。

細かすぎて伝わらない分析になりそうなので、皆さんもたくさん見返しながら読んでください!

※またまた貼っておきます。


まずは、長谷川さんにポケットを取られたシーンから。

左右に揺さぶられた中で、SBがつり出されたことに加えて高尾の上りにSHを付けざるを得なくなって、ポッカリ空いちゃいました。

それまではSHがWBに、SBがポケットをケアしていたはずです。

しかし、交代で入ってきた高尾が攻撃参加を頻繁に行うので、状況が変わっていたんですね。

その一瞬で長谷川さんにポケットを取られたガンバDF陣。

20番CB中谷が急いでカバーをしに行きます。

ここからが肝です。

その中谷が守っていたスペースを5番CB三浦と23番ボランチのダワンが同時に埋めに行っちゃったんですね。

そこで三浦の裏に走り込んだのが、我らが駒井と言うわけです。

この先は先ほどの“得点シーンについて”を読んで頂ければわかると思います。

2番SB福岡が2対1の対応を迫られて、結果宮澤さんを捉えられず失点と。

三浦とダワンの両方が同じスペースを守りに行っちゃったので、ただでさえポケットを取られた時点でズレが生じているのに、そのズレを大きくしてしまったんですね。

そこまで見なくてもよくね?って言われそうですが、直前にダワンが三浦に対して駒井見とけよって指をさしているので、三浦が焦っちゃったのかなと。

何はともあれ、コンサドーレにとっては嬉しい得点でした。

 

感想

やっと勝ったぞーー!

・・・・・

いやー長かったですね。

まさかここまでとは。

田中駿汰と小柏が抜けたことで覚悟はしていましたが…

※ちなみに田中駿汰と小柏の移籍について書いた記事はこちら

思ったほど勝てなかったというよりも、負けまくったという印象ですね。

もう少し引き分けが多くなるんじゃないかなと踏んでいましたが…

まあ、今節勝てて良かったです(笑)

前節に比べて圧倒はしていなかったけど、勝てたという今節。

シンプルなボールを使わずに戦ったことで、自分たちの形でゴールを決められた反面、自陣で奪われてショートカウンターといういつものやられ方もしてしまいました。

宮澤さんのゴールも素晴らしかったですね。

試合後のインタビューも聞いたんですが、「やっぱ俺でしょ!って感じですね。」って言ってましたね。

悪い流れを断ち切るのは自分だと。

流石コンサドーレ一筋は違うぜ、と思いました。

実際、圧倒した前節から宮澤さんは復帰しているので、コンサのバンディエラがピッチ内の雰囲気も変えたのかもしれません。

何はともあれ、本当に勝てて良かったです。

次節はアウェーですが、連勝を願って応援しましょう!

 

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まとめ

以上、コンササポの試合分析・感想「第7節・VS.ガンバ大阪」でした。

やっと勝てました。

前節の方が内容は良かったかもしれませんが、とりあえず勝ったので良しとしましょう。

ところでこのブログ、選手を呼び捨てで書いたり、さん付けで書いたり統一されていないとは思いませんでしたか?

一応、その理由について触れておこうと思います。

なぜ、選手の敬称が安定しないのか。

その理由は!

もちょの印象です。

・・・・・

はい、もちょがさん付けで呼ばれてそうだなと思った選手にさん付けてます。

つまり、自由と言うことです。

は?

それでは、また!

※前節の記事はこちら

 

(こちらのサイトでコンサドーレの全試合結果を確認いただけます)

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