【北海道コンサドーレ札幌】強度で負けた… 試合を観たコンササポとしての感想と分析【第3節VS.浦和レッズ】

こんにちは、もちょです。

今回は「北海道コンサドーレ札幌VS.浦和レッズ(J1第3節)」の感想と分析です!

今シーズンから記事の内容を一新しようと思います。
どのように変わるかは“初めに”を読んでみて下さい。

ついに開幕したJリーグ。

今シーズンも試合の内容について記事にしていきたいと思います。

初心者さんにも分かりやすく、コンササポの皆さんには共感していただけるような読み物になると幸いです。

最後には私見として、個人的MOMやちょっとばかし改善して欲しい選手についての紹介もしていますので、ぜひ読んでいってください!

コンサドーレの試合をより深く楽しむためのお手伝いが出来たらと思います。

前回(2024第2節)の記事はこちら。

 

スポンサーリンク

 

初めに

昨シーズンまで試合分析をシリーズ化してやっていましたが、書きたいことが多すぎて毎記事7000~9000文字にもなってしまっていました。

・・・・・

読むのしんどくないですか?

もっとサクッと読めた方が良いですよね。

ということで、今シーズンからはコンササポとしての感想をベースに書いていこうと思います。

戦術とか試合の展開とか小難しいところは出来るだけわかりやすいように、簡潔にしていきたいなと。

試合の詳細は伝えつつ、コンササポの方々が感じるであろうことを中心に自分の感想を書いていこうと思います。

 

初心者さんに向けて

※サッカーにある程度精通してるよ!という方は飛ばしてください。

2022シーズン第10節の記事でサッカー視聴、観戦の初心者さん向けに、ここから出てくるサッカー用語をザックリと説明していますので、参考にしてください。

 

VS.浦和レッズ

スターティングメンバー

 

 

分析

試合全体の流れ

前節から4バックの継続はありませんでした。

1人少なかったとはいえ、4点も取られていますからね。

コンサドーレはいつも通りの3-4-3可変に戻してきました。

それに伴ってオールコートマンツーマンも封印。

前線ではマンツーマン、一つラインを超えられたらミドルブロックを組んで守る、という戦術でした。

前線から捕まえて一気にショートカウンターで攻撃したいコンサドーレに対して、浦和はロングボールで裏を狙ってきました。

そこで光ったのが興梠です。

一作シーズン、コンサドーレにレンタルで加入していた興梠の巧みさは皆さんもご存じでしょう。

ちなみに興梠の特徴をまとめた記事はこちら

どんだけ収めんねん!って思わずツッコんじゃいましたよ。

何はともあれ興梠が収めてくれる、セカンドボールへの意識が高いという2点で浦和が主導権を握る展開に。

何とか奪っても浦和の切替がものすごく早く、球際の強度もビックリするぐらい激しいのでコンサドーレは前進しようにも上手くいきませんでした。

しかし、コンサドーレもやられっぱなしではありません。

今節は武蔵がスタートからトップのポジションを取っています。

その武蔵の裏抜けを起点に何度かチャンスを作りましたね。

10分辺りの浅野と武蔵のワンツーも、武蔵が見事にポケット(ペナルティエリア内ゴール正面を除いた左右のエリア)を取った所からスパチョークの大チャンスまでつながりました。

武蔵はこのシーンからも分かる通り、裏に抜ける動きをする方が得意な気がしますが、回数があまり多くありません。

コンサドーレのサッカーの特性上か、武蔵がまだまだフィットしきれていないのかはわかりませんが、ここが改善されるともっとチャンスを作れると思います。

浦和ペースなのは変わらずとも、コンサドーレが何回かゴール前まで迫るという一進一退の攻防を繰り広げていましたが、31分に失点してしまいました。

ショートコーナーで見事に決められましたね。

グスタフソンのクロスが正確でしたし、酒井宏樹のヘディングも見事でした。

このCKの前にもセットプレーでフリーを作られているので、浦和のサインプレーにまんまとやられたということです。

失点した後、前半終了までは浦和がブロックを作って守りに入りました。

8番の小泉が前に出て興梠と2トップのような形、逆に3番の伊藤は一列下がってダブルボランチの位置に。

このブロックが堅いのなんのって。

コンサドーレのCBに2トップでしっかり圧をかけてきて、サイドに逃げたら逆サイドに行かせないように全員が連動していましたね。

引っかけた際のカウンターも迫力抜群で、特に左SBの渡邊がどんどん上がってくるもんだから浅野が守備に走らされていました。

本職SBじゃないらしいですね。

素晴らしい攻撃性能でした。

後半、点を獲らなければいけないコンサドーレは攻勢に出ます。

序盤から浅野と青木が躍動していましたね。

攻撃的なWBを上手く使えていました。

中央から崩すのが難しいのでサイドの攻撃に重点を置いたんでしょうか。

1対1の仕掛けやクロスから相手ゴールに迫るシーンが多くなりました。

そして、コンサドーレは71分に思い切って3枚替え。

浅野、青木、小林がoutで、長谷川、田中克幸、原が入って来ました。

相変わらずこの新加入選手たちが入って来てからが本番みたいなとこがあります。

田中克幸はトップ下。

一列前でどんなプレーを見せてくれるか。

長谷川さんは右のWBに。

左右どこでもやれるのかな?

ドリブルで仕掛けるタイプではないように見えたけど、どうなんでしょう。

原は前節と同じく左のWB。

酒井宏樹とのマッチアップ楽しみー

とか思っていたら、直後の77分に荒野と交代で田中宏武が初出場!

田中克幸がいつもどおりボランチに、長谷川さんがシャドー、田中宏武が右WBに変わりましたね。

この時間帯からは浦和の疲労もあって、コンサドーレが押し込み、前述した4-4-2ブロックで浦和が受けるという展開に。

ちなみに、田中克幸投入後にコンサドーレが押し込み始めるという現象が3節連続で起こっているので、田中克幸がすごい説はもう立証ってことで良いですか?

・・・・・

実際、スタメンから出てみないとわかりませんよね、すみませんでした…ハハッ。

と、余談をはさんだところで、田中宏武が良かったというお話をしましょう。

今シーズンの初出場となった田中宏武ですが、機動力があってかなり良い選手だなという印象でした。

後半のこの時間帯の出場は浦和として相当嫌だったんじゃないかなと。

実際に何度も右サイドでチャンスを作っていました。

縦に仕掛けるだけでなく、周りもちゃんと使えてましたね。

馬場もよくあそこまで上がってフォローしていたと思います。

そして終盤のお話なんですが…

押し込んでる!点獲ってくれ!って、もう1サポーターとして息をのんで見守っちゃいました。

考えながらじゃなくて、純粋に応援しちゃったわけです。

メモの手も止まるわけですよ。

・・・・・

というわけで分析は終了です(笑)

 

トピック

興梠の収め

まず一つ目のトピックとして挙げたいのは、興梠の収める力です。

なんですかあれ。

受けるポジショニングとか顔を出すタイミングが巧みなのは言うまでもありません。

さらに、足元で奪われないあの技術!

あれは全FWが見習うんじゃないですかね。

ボールの置き所とか、体の入れ方とか。

全部巧かったですね。

それだけ収めれる興梠がいるんだからそこ目がけて蹴っちゃいますよね、そりゃ。

序盤からコンサドーレの前プレがハマらず、浦和に主導権を握られた要因ですね。

 

浦和の強度

2つ目は浦和の強度についてです。

もちょ的には、完全にこれにやられたと思っています。

セカンドボール回収の意識しかり、奪われた瞬間の切替しかり。

浦和の方が球際の強度で勝っていましたね。

コンサドーレは奪っても奪っても浦和の強度にやられて、全く前進できない展開が続きました。

それでも最終局面でなんとか防いでいましたがサインプレーで失点。

そこから、浦和はまた別の強度を発揮してきましたね。

4-4-2で中央を固く守る、強度あるブロック守備です。

中央が崩せないならサイドから!ということでサイド攻撃を中心に押し込んだコンサドーレですが、結局ゴールを奪うのは中央なので。

試合終了まで浦和のゴールを割ることは出来ませんでした。

 

サインプレー

最後は失点をしてしまった浦和のサインプレーについてです。

浦和が用意してきた作戦にまんまとやられてしまいました。

11番のグスタフソンが絶対にCKを蹴ると思い込んでいましたよね。

僕も完全に思い込んでいました。

結局クロスを上げたのはグスタフソンだったんですが、ショートコーナーで突然始まったので準備が出来ていませんでしたね。

そこにあの酒井宏樹が突っ込んでくるんですから、止められません。

コンサドーレが悪かった失点ではなく、浦和の作戦と機転、個の質が素晴らしかったという失点だと思います。

 

感想

ここでは、小難しいサッカー戦術なんかじゃなく、気軽に読めるようなコンササポの感想を書いていきます。

コンササポの皆さんと共感し合えれば嬉しいですね。

 

コンサ目線でどんな試合か

まずは、ホーム開幕戦!

勝って勢いを付けたい!っていう試合だったんですが、物事そんなに上手くいきませんよ、と。

圧倒されたわけではありませんでしたが、浦和ペースの時間帯がほとんどでした。

この記事でさんざん出て来ていますが、浦和の強度にやられましたね。

球際の激しさに迫力がありました。

奪った瞬間に、ワッと後ろの選手たちがスピーディーに出て来るのも怖かったですね。

後はシンプルに興梠が巧すぎました。

「浦和で試合に出れてないからコンサドーレにレンタルしてたんじゃなかったんかね、あなた」と文句を言いたくなりましたね。

結局スタメンなのかよ、と(笑)

監督の交代もあったので、それを機会にというのもあるかもしれませんがスタメンにふさわしいパフォーマンスだったんじゃないでしょうか。

あとは、コンサドーレのルーキーたちがやはり期待できるということと、初出場の田中宏武がインパクトを残せたというお話ですね。

やはり田中克幸、原が入って来てからワクワク感が違いませんか?

特に原は前節、ドリブルで魅せたということもありますし、酒井宏樹が相手というのもワクワクポイントでした。

酒井宏樹には敵わなかったものの、臆することなく挑戦し続けた結果、世界レベルの守備を体験できたのは良かったと思います。

田中克幸は相変わらず安定していましたし、プレスキッカーも担っていました。

惜しいFKもあったので、今後はどんどん出場時間を増やしていって欲しいところです。

そして、個人的に一番びっくりしたのが田中宏武ですね。

縦に仕掛けてクロスを上げるシーンも多くありましたし、終盤かつ初出場という自分が活躍したいという場にも関わらず、周りを上手く使えていました。

守備のシーンがあまりなかったので、守備がしっかりできるかどうかは確認できませんでした。

守備がしっかりできれば、スタメンでもいいんじゃないかなと思います。

ところで、コンサドーレの田中は良い選手ばかりという説が浮上してきましたね。

昨シーズンの駿汰、今シーズンの克幸、宏武。

次に田中が出てきた際には注目して観ていきましょう。

何はともあれ、ホーム開幕戦だったので勝って欲しい一戦でした。

第3節にして未だに無得点なのも気になります。

次節は得点に期待しながら観戦するとします。

今強いと話題の町田ゼルビアが相手なので、コンサドーレがどこまでやれるか楽しみです。

 

私見

もちょ的、今試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)

ここで、もちょの独断と偏見で選んだ今試合のMOMを発表したいと思います!

今試合のMOMは…

田中 宏武選手です!

“感想”で詳しく書いているのでザックリと。

縦突破が速い。

周りも使える。

何度も右サイドでチャンスを作った。

“田中”である。

 

その他にも良い選手が

MOM以外にも良い選手がいました。

今節は武蔵が頑張っていたなと。

前線でポストプレーや、裏に抜ける動きで起点になってくれていました。

少し下がり気味でボールを受けようとすることが多く、周りとのコンビネーションで上手く攻撃を活性化していました。

もう少し裏抜けを多くしてくれるともっと活躍できそうですね。

 

ちょっとばかし直してほしい選手

今節のちょっとばかし直してほしい選手は…

スパチョーク選手ですね。

大チャンスを決められなかったという点はもちろんありますが、それは一旦置いておいて。

武蔵との関わり方が物足りないという点で、もう少し頑張って欲しいなと。

ハーフタイムに選手の平均ポジションみたいなのが出るんですが、武蔵が下がり気味、スパチョークが前線に残っているという結果でした。

しかし、今節は武蔵がポストでボールを受けた際に孤立してしまうシーンが多く見られました。

スパチョークはもう少し後ろに下がって、武蔵との連携を取れるポジショニングをして欲しかったなと。

次の試合では二人の距離感をもう少し近づけて、より効果的な攻撃ができるようにしてほしいですね。

 

ここまで、コンサドーレをたっぷり贔屓して書いてきたので、少しだけ直してほしいプレーについて書きました。

褒めてるだけのレビューだと嘘くさくなるので、正直なレビューだよと言うことを証明するためです。

ファンの皆様怒んないでください、すみません。

 

スポンサーリンク

 

まとめ

以上、北海道コンサドーレ札幌 J1リーグ2024第3節 浦和レッズ戦の分析と感想でした。

ホーム開幕戦で負けてしまいました。

0-1とスコアも最小。

コンサドーレの無得点も継続。

ということで、パッとしない試合だったかと言うとそういうわけではありませんでしたね。

武蔵はやっぱりFWとしていい選手だし、ルーキーがワクワクさせてくれるのは相変わらず。

田中宏武の期待値も上がった良い試合でした。

圧倒的に負けたわけでもないですしね。

次節に期待。

この記事で、より一層コンサドーレの応援、Jリーグの視聴を楽しんでいきましょう!

では、また!

 

(こちらのサイトでコンサドーレの全試合結果を確認いただけます)

コメント

タイトルとURLをコピーしました