【北海道コンサドーレ札幌】勝ちたい試合でしたね…【J1リーグ「第5節(VS.C大阪)」】【レビュー】

こんにちは、もちょです。

今回は、前回に引き続きサッカー視聴歴11年の僕が、北海道コンサドーレ札幌の試合をレビューしていきます。

前回(第4節)の記事はこちら。

3月15日のニュースで、トップチーム関係者にコロナ陽性者が複数出たということでしたが、大丈夫なんでしょうか。

無理せず頑張って欲しいですね!

この試合は何が良かったのか、悪かったのか、誰が活躍したか、得点シーンについてや失点シーンについて、出来るだけわかりやすく書いていこうと思います。

この記事でコンサドーレサポーターはもちろん、Jリーグサポーターの方々もサッカーをより楽しむためのお手伝いが出来れば嬉しいです。

 

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北海道コンサドーレ札幌 J1リーグ第5節 セレッソ大阪戦レビュー

 

●スターティングメンバー

※冒頭でも書きましたが、トップチーム関係者にコロナ陽性者が複数出てしまったということで、今季の中でも大幅なスタメン変更がありました。

 

●今試合のコンサドーレのサッカー

〇攻撃時

ビルドアップの形自体は試合ごとに変えることは無いようですね。

開幕節の記事で詳しく説明していますので、そちらをご覧ください。

形は同じですが、ボールの運び方は毎試合違ってきます。

今試合ではビルドアップを気持ち良く行えていましたね。

相手は2トップ+サイドハーフの4枚でコンサドーレのビルドアップ時のDFライン4枚を、高い位置からハメに来ていました。

ですが、コンサドーレ側がボール運びの抜け道をたくさん作れていましたね。

十八番である、中間ポジションで駒井選手がボールを受けられること。

いつもの福森選手の位置に入った高嶺選手が少し低い位置で中寄りのポジションを取り、左サイド気味のボランチのように振舞うことで、駒井選手の隣でボールを受けられること。

田中選手がサイドに張った高い位置でポジションを取ったことによって、プレスに来なければならない8番の後ろでロングボールを受けられたこと。

トゥチッチのポストプレーで収められたこと。

というように、色々な方法でボール運びをすることが出来、ボールポゼッションを高めるコンサドーレらしい試合となりました。

 

〇守備時

そして、守備時のお話です。

今回の試合ではマンツーマン守備がハマりましたね。

前節は個人技で剥がされまくって、空いたスペースを使われまくるという大惨事でした。

しかし今節は中盤の強度もコンサドーレ側が上でしたし、連携で空いたスペースを上手く使われる攻撃も上手く凌いでいました。

唯一怖かった相手の8番乾選手ですが、ここは田中選手が抑えてくれました。

※ここから先はくどくなるので、~選手の“選手”を省略します。

 

●試合内容

〇序盤からコンサドーレペース

序盤からかなりコンサドーレペースで試合を進められましたね。

スタメンがコロナの影響で大幅に変更されたことによって、いつも通りのサッカーが出来ないんじゃないかな?と心配していましたが、大丈夫でしたね。

いつもの福森の役割を高嶺、高嶺の役割を岡村、宮澤の役割を深井がやっていました。

深井は交代でよく出場しますし、高嶺はいつもスタメンなので大丈夫でしたが、岡村のところがビルドアップの時に少し不安定でしたね。

でも、駒井、深井がそれをうまくカバーしていました。

駒井がコロナの影響なく出場できたのは、ビルドアップの面から考えて助かった部分だと思います。

〇いつも通りの攻撃

いつも通りのサイドからサイドに振る形で、上手くWBを使ってサイドを押し込んでいました。

相手のSBはほとんど上がれませんでしたね。

特に右サイドの金子、ルーカス、田中は再三チャンスを作っていました。

〇先制された!

それでも25分!

大谷のパスミスから、最後は34番に決められちゃいましたね。

8番からのパスを一発で前向きにコントロールされたら、ついていた深井としてもどうしようもありませんでした。

34番の技ありコントロールからの、素晴らしいシュートでしたね。

最終的に大谷のパスミスではありますが、他にも要因はありました。

その前のシーンです。

岡村にプレスをかけていた相手34番が岡村を捨てて大谷にプレスをかけてきたところを逆サイドに逃げたのに、また大谷に戻してしまった深井。

さらに、自分を捨てて34番が大谷までプレスに出ているなら、大谷に安全なパスコースを提供するポジショニングを取らなければならないのに、それが遅かった岡村。

普段出場していない選手たちの不安定さが出てしまった失点でしたね。

〇すぐに同点弾!

しかし、すぐに同点弾を叩き込みました!

CKから岡村のヘディングシュート!

相手の視界の外から入ってくる、素晴らしい動きでしたね!

初スタメンでゴールは嬉しいでしょうねー-

CKを取るまでの流れも素晴らしかったですね。

前々節の福岡戦でも惜しいシーンを作った深井の“体の向きで相手をだますパス”が炸裂しましたね。

そこからパスを受けた荒野も、落ち着いたキープからヒールで高嶺に素晴らしい落とし。

中でここまでパスを回すことが出来たので、大外で待っている青木がフリーで仕掛けられました。

青木のクロスが相手に当たって、このCKを取れたわけです。

〇いつの間に荒野は…

ところで、荒野はいつの間にライン間でのプレーが得意になったんでしょうか。

前節はワンタッチでの素晴らしいパスを出していましたし、今節は一発で前を向いたところからヒールで落としたりとか。

僕が見ていたころは、運動量があって強度の高い守備は出来るけど、攻撃性能はいまいちみたいな、言い方は悪いですけど“ザ・昔のボランチ”って感じだったと思うんですが…

男子三日見なければ何とやらってのもありますし、成長したんですかね。

シャドーに使われたことで、全然変わったっていうのもあるかもしれないですね。

〇前半終了!

そんなこんなで、コンサドーレがペースを握ったまま前半終了!

唯一流れを変えられそうな相手の8番を田中が抑えられていることが大きいですね。

この流れを考えると、失点はもったいなかった!

それに、前半のアディショナルタイムには、コンサドーレから見て右サイドから中央あたりが主なプレーエリアだった8番が、逆サイドまで流れてきてゲームメイクをしていました。

なので、前節の記事で書いた“マンツーマン守備の痛いところ”をつかれる形で、8番のマークを田中が出来なくなる可能性があります。

そうなると、後半は厳しくなりそうですね。

〇後半開始!

なんてことを考えていたんですが…

相手は後半からも特に変えて来なかったですね(笑)

なので、前半と変わらずコンサドーレが試合の主導権を握っていました。

ボールを保持し、奪われても即時奪回でショートカウンターっていうのが徹底されていましたね。

ショートカウンターの流れから、かなりの数のコーナーキックも取れてましたし。

61分には、1点目の場面でも書いた荒野のライン間のプレーから、青木の折り返しを金子がシュート!という素晴らしい崩しも見られました。

〇追加点を奪われる

しかし、そんな流れとは裏腹に追加点はセレッソ側に!

岡村のクリアミスを11番にさらわれて、そのまま押し込まれちゃいましたね。

岡村は焦っちゃったんですかねー

蹴る寸前に軸足に当たって、ボールが遠くにずれちゃってましたね。

確かに11番が速かったのはわかりますが、それにしても結構時間あったような…

いや、11番が最後まで追ったことが、この得点に繋がりました。

そういうことにしときましょう。

岡村ドンマイ!

〇落ち込まない

シュンとなるような失点でしたが、それでもコンサドーレの勢いが落ちませんでした。

運動量が落ちていた青木とトゥチッチに替えて、中島とドウグラスを投入することで、さらに前線からのプレス強度を上げることが出来ました。

相手GKまで果敢にプレスをかける中島と、それに連動してCBを潰すドウグラス。

相手は終盤にこの二人が入って、かなり嫌だったと思います。

〇そして、同点に!

その勢いのまま76分に同点弾を叩き込みました!

金子の素晴らしいクロスから中島のヘディングシュート!

と思ったら、公式記録では中島の頭に当たっていないという判定だったらしく、金子のゴールに。

中島はヘディングに入るタイミング、位置が完璧だっただけに自分のゴールにしてほしかったでしょうね。

※中島のゴールに訂正されたようです。

この得点はショートカウンターからでしたが、ドウグラスのプレスが効いた結果ボールを奪えたシーンだったので、交代が当たった形になりましたね。

〇試合終了!

それからも、終始コンサドーレペースで試合が進んでいきました。

85分に大谷のミスがありましたが、それ以外は危ないシーンも作られず。

逆に追加点を奪って勝てそうでしたね。

しかし、そのまま試合終了!

2-2の同点で5戦連続の引き分けとなってしまいました。

今回の試合は、終盤に押し込まれる時間帯もありましたが、試合全体を通してはコンサドーレの試合だったと言っても良いでしょう。

それだけに、勝っておきたい試合でした。

次節に期待!

 

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●もちょ的、今試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)

ここで、もちょの独断と偏見で選んだ今試合のMOMを発表したいと思います!

今試合のMOMは…

田中 駿汰選手です!

今回も⁉

そう、前節に引き続き今回も田中選手です。

前節と同じようにビルドアップのポジショニングが素晴らしかったですね。

さらに、今試合では守備が光ってました。

対人で負けてなかったんじゃないですか、今回。

相手は、あの乾選手だったんですがね。

セレッソ側で唯一と言っていい、攻撃で違いを作れる選手を田中選手が抑えてくれたおかげで、大幅有利に試合を進められたと思います。

すごい!

 

●その他にも良い選手が

今日の試合では、中島選手と荒野選手が特に良かったと思います。

中島選手は得点を決めたことはもちろん、前線からの守備を全力で行っていたことが良かったですね。

中島選手のプレスによって、相手GKの余裕が無くなり、クリアに近いボールを蹴らせることが出来たので、コンサドーレがセカンドボールを拾いやすくなっていましたし。

荒野選手は試合内容の方でも書いた通り、ライン間でのプレーが素晴らしいですね。

さらに、中島、ドウグラス選手が入った後は、2トップ気味になることが多かったので、一つ下がった位置でうまくバランスを取っていました。

 

●ちょっとばかし直してほしい選手

ここまで、コンサドーレをたっぷり贔屓して書いてきたので、少しだけ直してほしいプレーについて…

今日の試合では、やはり岡村選手の名前が挙がってしまいますね。

2失点共に絡んでしまいましたし。

それに加えて、チームでおそらく決まり事になっているであろうパスを受けるためのポジショニングを取るのが、試合を通して遅いですね。

駒井選手や深井選手が上手くカバーしていましたが、前節の横浜のように強烈なプレスをかけてくるチームなんかが相手だと、もっと失点に絡んでしまう可能性が出てきてしまいます。

褒めてるだけのレビューだと嘘くさくなるので、僕が個人的に直してほしいところも書きました。

正直なレビューだよと言うことを証明するためなので、ファンの皆様怒んないでください、すいません。

 

●まとめ

以上、北海道コンサドーレ札幌 J1リーグ第5節 セレッソ大阪戦レビューでした!

この記事のまとめとしては…

・終始コンサドーレペース

2失点ともミスだなぁ

・岡村ドンマイ!

・試合を通してコンサドーレが主導権を握っていた。

・勝ちたい試合だった!

・5戦連続引き分けだー

ということでした。

試合内容的に勝っておきたい試合でしたね。

試合の中でのミスはしょうがないです。

1失点目は相手も上手かったし、2失点目は最後まで追いかけた相手11番を褒めましょう。

でも、岡村さん…

試合終了後に一番笑顔なのが岡村さんってのはどうなんでしょうね…

金子とか中島は泣きそうな顔してたってのに。

そんな時にミスで2失点した岡村が笑ってると、ヘラヘラしてるようにしか見えませんでしたね。

これ、おかむ、岡村だよね?この満面の笑みなの?えっ?

って、何回か確認しましたもんね(笑)

ちょっとイラっとしたもちょです。

次節は勝利でお願いします!

この記事で、より一層コンサドーレの応援、Jリーグの視聴を楽しんでもらえたら幸いです。

では、また!

コメント

  1. たつ より:

    大谷はフォローできても、さすがに岡村はフォローできませんよね!

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