【北海道コンサドーレ札幌】J1リーグ「第2節」をレビュー!【私見ですが…】

こんにちは、もちょです。

今回は、前回に引き続きサッカー視聴歴11年の僕が、北海道コンサドーレ札幌の試合をレビューしていきます。

前回(第1節)の記事はこちら。

第2節はホーム開幕戦と言うことで、選手たちも気合が入ってそうですね!

この試合は何が良かったのか、悪かったのか、誰が活躍したか、得点シーンについてや失点シーンについて、出来るだけわかりやすく書いていこうと思います。

この記事でコンサドーレサポーターはもちろん、Jリーグサポーターの方々にもサッカーをより楽しむためのお手伝いが出来れば嬉しいです。

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北海道コンサドーレ札幌 J1リーグ第2節レビュー

 

●スターティングメンバー

※前節と変更なし

 

●今試合のコンサドーレのサッカー

〇攻撃時

ビルドアップの形自体は前節と同じでした。

前節の記事で詳しく説明していますので、そちらをご覧ください。

ビルドアップの形は一緒でしたが、今試合は広島がハイプレスをかけてきたことから、徐々にボールの運び方を変えました。

宮澤、高嶺、菅野選手でボールを保持することで相手をおびき寄せ、相手DFラインが高くなったところの裏にロングフィードを送っていました。

そのこぼれたセカンドボールを回収して、素早く攻めるというやり方を徹底していました。

序盤こそ相手にセカンドボールを拾われることが多くありましたが、徐々に駒井、田中選手がセカンドボールを上手く回収できるようになって、ボールを保持するようになっていきました。

さらに、興梠、小柏、シャビエル選手が相手3バックと競り合う位置にいることで、大外の金子、ルーカス選手がフリーでロングボールを受けられるシーンが多くありました。

そこから、金子、ルーカス選手が1対1と言う場面が多くありましたね。

〇守備時

そして、守備時のお話です。

今回の試合では、お互いにカウンターの打ち合いという感じだったので、あまり自陣にセットして守る時間自体が少なかったですね。

押し込まれたときは前節と同じように人を捕まえながらボールにプレスに行くやり方をしていました。

相変わらず攻守の切り替えが早く、奪われてからの守備はかなり効いていましたね。

※ここから先はくどくなるので、~選手の“選手”を省略します。

 

●試合内容

〇相手のハイプレスに苦戦

この試合では、広島がかなり前からプレスをかけてきてコンサドーレが落ち着いてボールを持てる時間はあまりありませんでしたね。

序盤は後ろから丁寧にボールを繋ごうとしていましたが、広島のプレスで同サイドに追い込まれてロングボールで逃げるしかなくなっていました。

そのセカンドボールを広島に拾われてボールを失うということを繰り返していましたね。

〇逃げのロングボールから攻めのロングボールに

しかし、途中からやり方を変えて徐々にコンサドーレペースに。

相手のWBがコンサドーレのサイドに開いた選手について高い位置までプレスに来ていたので、その裏にロングボールを送って、上手くプレスを回避できるようになりました。

さらに、そのロングボールを同サイドと逆サイドに蹴り分けられる選手たちがDFラインに揃っていたのも大きいポイントですね。

特に福森はかなりの精度で金子、ルーカスにボールを届けていました。

〇カウンターから先制点!

そして、先制点が11分と早い時間に入りました!

見事なカウンターでしたね。

シャビエルの見事なヒールパスを興梠が見事なサイドチェンジ。

広島は度々、攻撃している側のCBが上がって攻撃に参加していたので、残っているCB2枚は中央に絞る、もしくはやや攻撃しているサイドに寄っています。

サイドを変えられたことで急いでスライドして対応しようとしますが、ルーカスが速くて間に合いません。

ようやくルーカスまで追いついた相手のDFですが、スライド対応の為に大きくポジションを崩されているので、DFとDFの間に福森がインナーラップでサポートするスペースが空いていました。

ここに素晴らしいタイミングで福森が上がってきてシュート!

こぼれ球を興梠が落ち着いて決めました。

嬉しい移籍後初ゴールがホーム開幕戦でとは、役者ですねー

ここからどんどん点を取ってくれることを期待したいです。

〇ハイプレスをやめた?

その後は、先制点の影響か、ロングボールから金子、ルーカスにフリーで受けられるのを嫌ってか、広島があまりハイプレスをかけてこなくなりました。

それでもコンサドーレはロングボールを蹴っていましたが、興梠、シャビエル、小柏の前線3枚が競り合いで簡単に負けなかったので、セカンドボールの回収から2次攻撃でチャンスを作っていました。

サイド狙いではなく中央狙いのロングボールに変えたことで、広島側のバイタルエリア(ボランチの裏、DFラインのすぐ前)でセカンドボールを回収することが多くなりましたね。

その影響で、広島が中央に密集したところからサイドに預けることで、結局金子、ルーカスが活躍していました。

そこからも同じような攻撃によって、コンサドーレペースで前半が終了しました。

〇ルーカス対相手の15番

後半開始直後からかなりの頻度で広島の15番対ルーカスの1対1が繰り広げられていましたね。

15番は足が速く、クロスを上げ切る力があったのでルーカスは苦戦していました。

これによってルーカスが攻めにくくなり、押し込まれる苦しい展開になっていきましたね。

〇同点弾!

そして、54分に同点弾を決められてしまいましたー。

カウンターのカウンターを見事に食らってしまいました。

カウンターで攻めているところからボール奪われて、奪い返して、その後すぐにまた奪い返されたところからの失点でしたね。

ボールが奪われたり奪い返したりで落ち着かない状況の中、コンサドーレのDFラインが上がり切れていなかったので、中盤とDFラインの間に広大なスペースが生まれてしまいました。

そのスペースに3番がスススッと上がってきて、素晴らしい縦パスを10番に入れ、完全に逆側にトラップされたところから完全に逆を突く素晴らしいシュートを決められてしまいました。

前節に引き続き相手の技術力を見せつけられた、すごいゴールでやられてしまいましたね。

〇勝ち越し弾は決められず…

その後は交代で入った菅が、左右逆ですが先制点と同じような形でこぼれ球をシュート!

キーパーも超え、あとはゴールライン!というところでDFにクリアされるなんていう惜しいチャンスもありました。

しかし、興梠からトゥチッチに交代したことで前線へのロングボールが上手く収まらず、中々攻撃できない時間が続きました。

それでも、カウンターから金子の個人技でどうにか!っていうシーンもありましたが、後が続かず…

終盤には押し込まれて疲れてきたのか、徐々にコンパクトさが失われてバイタルエリアのスペースが空いてきてしまっていました。

そして、同点弾の時と同じようにそのスペースに3番が上がってきて、サイドへの展開から素晴らしいクロスを上げられるシーンもありました。

〇試合終了!からの総括

それでも、なんとか耐えて同点で試合終了!

今節はコンサドーレお得意のポゼッションではなくカウンターの打ち合いになりましたね。

自分たちらしくボールを繋げなくても、精度の高いロングボールと前線3枚、WBの攻撃性能の高さを活かし互角に戦えたことはすごいことです。

しかし、こういう試合の時でも自分たちらしくボールを繋いでいくために、同サイドにプレスで追い込まれた時のGKを使った逆サイドへの逃げ方を決めたり、そもそもビルドアップの形自体を変えたりと、もっとコンサドーレペースにすることが出来たと思います。

カウンターにお付き合いしたことで、終盤はちょっと疲れちゃってましたし。

まだまだコンサドーレには強くなってほしいですね!

 

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●もちょ的、今試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)

ここで、もちょの独断と偏見で選んだ今試合のMOMを発表したいと思います!

今試合のMOMは…

興梠 慎三選手です!

先制点を決めたことはもちろんですが、今試合では随所で目立っていましたね。

いや、今試合だけじゃないんですけどね…

とにかく、今試合は興梠さん頼みまーす!みたいな割とクリアぎみのロングボールでもなんとか収めてくれるっていうシーンも多々ありましたし、ポストで収めてくれるだけでなく裏抜けも狙ってくれるので、DFラインを高く保ちたい広島からしたら厄介この上なかったと思います。

試合でのプレーを見る前のイメージは、点をいっぱい取るボックスストライカーっていうイメージだったんですが、足元めちゃめちゃ上手いですよね。

トラップする方向とか、「うわ、そっち置いた⁉」みたいなことが多々あって、そりゃポストプレーとかキープが上手いよなぁ、と思いました。

すごい!

 

●その他にも良い選手が

今試合ではロングボールを蹴る機会がたくさんあったので、やっぱり福森が良いボール蹴るなぁっていう印象でしたね。

ワンタッチで逆サイドへサイドチェンジのボールをキレイに通したシーンとかもありましたし。

さらに、興梠のゴールの前にシュートを打ったのも福森でした。

WBが外側にポジションを取ったら内側を、内側を取ったらオーバーラップっていうのが決まりになっているんでしょう。

カウンターの場面でも自然にそのポジションを取れていたことで先制点に繋がりました。

ミシャサッカーが浸透している証拠ですね。

あと、宮澤の守備が安定していましたね。

まだ若干準備不足のところはあるものの、相手ワントップにほぼ何もさせてませんでした。

そして、前節の記事でも書きましたがやはり小柏が良い選手ですねー。

DFラインからのビルドアップが詰まった時に前線から降りてきて顔を出したり、常に興梠の周りでサポートできる位置にいたりと素晴らしいパフォーマンスでした。

 

●ちょっとばかし直してほしい選手

ここまで、コンサドーレをたっぷり贔屓して書いてきたので、少しだけ直してほしいプレーについて…

今回はそこまで直してほしいところがあるわけではないんですが…

興梠がすごすぎたので、交代で入ったトゥチッチが物足りなく感じましたねー。

ポストプレーで収めるのか、裏抜けを狙うのかが曖昧で、ボールを出す側と上手く呼吸が合っていませんでした。

結果的にあまりチャンスシーンもありませんでしたし。

あとは、広島のハイプレスからのカウンターにお付き合いしちゃったことですね。

ミシャ監督にはこういう試合でも試合巧者になれるくらい、コンサドーレを強くしてほしいなと思いました。

褒めてるだけのレビューだと嘘くさくなるので、僕が個人的に直してほしいところも書きました。

正直なレビューだよと言うことを証明するためなので、ファンの皆様怒んないでください、すいません。

 

●まとめ

以上、北海道コンサドーレ札幌 J1リーグ「第2節」レビューでした!

この記事のまとめとしては…

・ビルドアップの形は一緒なんですね。

・広島ハイプレス!

・逃げのロングボール、からの攻めのロングボール

・興梠選手はすごいですねぇ、からのゴール!

ルーカス対広島15番

DFライン上げ切れなかったかー、からの失点!

・カウンターにお付き合いしちゃいまたね。

・福森選手のロングボールはさすが。

・宮澤選手が相手ワントップに何もさせませんでしたねぇ。

・コンサドーレにはもっと強くなってほしいですね。

ということでした。

今節はホーム開幕戦で、選手たちはもちろん、応援も気合が入っていたと思うので、勝ってほしいところではありましたが興梠選手の移籍後初ゴールもありましたし、良しとしましょう。

負けてませんしね。

この記事で、より一層コンサドーレの応援、Jリーグの視聴を楽しんでもらえたら幸いです。

では、また!

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